テラーノベル
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この塩レモンかなり頭がお花畑です。たまにはこう言うのもいいよね。佐野さん毎回こんな立ち位置にしてごめんね。君を塩レに挟むのが好きすぎるんだ。
ぶっちゃけこの塩レ付き合っても佐野さん巻き込むのは変わらないしなんなら蜜月でもバンバン家に呼んで逆に佐野さんが「ほんとにやめて!」って叫んでそう。塩レは勇人もいないとじゃない?…で三人同棲の計画立てそう。(そのうち書くかも)
「なあ、勇人今いい…?」
小声で俺に話しかけるのは不安な顔をした仁人。俺は読んでいた台本を置きすぐに明るい声で返事をする。
「うん、大丈夫。どしたんなんかあった?」
「台本読んでる時にほんとごめん。そんな大事なことじゃ無いんだけど……」
「良いって!これもまだ先のやつだし。ほらほら話してみなさいな〜」
「ありがと……その、太智のことなんだけど…」
その言葉に俺は内心またか〜〜!!!と叫んでいた。
仁人は太智のことが好きで、事あるごとに俺に相談…もとい惚気をかましてくるのだ。
俺はそれに相槌を打ったり、時にはアドバイスしたりと恋のキューピットをしているわけで……
「おーおー今度はなにがあったんだよ。前みたいに太智がカッコ良すぎて死にそう!で1時間も話さんでな」
「うっ、あん時は悪かったよ…今回はマジで悩んでて…その……」
「その?」
「この間、雑誌の取材で太智の好きなタイプを聞く時があって……その時に話してた内容が全然俺と真逆で…!!これって俺がどれだけアピールしても脈ないって事だよなぁ…!!!」
自分で言ってて改めて悲しくなったんだろう。目のふちに涙を溜めながら話す仁人。
それに俺はティッシュを差し出しながら優しく伝える。
「大丈夫だって!仁人と太智と性格真逆なの今更じゃん。なんでそんな落ち込んでるんさ」
「……不安になって…」
「不安?」
「俺の性格は自分でもめんどくさいなって思う時はもちろんあるよ。でも太智は優しいから受け入れてくれるのも知ってる。でもいつか愛想尽かされるんじゃないかって……そうなったら俺生きてけない…」
「仁人……お前の好きになった太智はそんな簡単に愛想つかすような奴なの?」
「……ううん、そんなことない…」
「だろ!?なら仁人が不安になることは一切ないだろ!」
「勇斗、ほんといつもありがとう。俺、頑張るわ!」
「おう!俺としてはもう告白していいんじゃねえの?って思うけどね!」
「それは…!もうちょっと先かなぁ……?」
「ねえ、佐野さん今いい?」
太智から声をかけられた時、先ほどの出来事が蘇る。そうだよなー!仁人がきたら太智もくるよなー!!
そう、俺は仁人と太智どちらからも恋愛相談を受けているのだ。(勿論お互いに知らない)
最初はなんで俺?なんて思ってたけど二人が幸せになって欲しいのは本心なのでこれまでたくさんの相談に乗ってきたけど…もうさっさと付き合ってくんねぇかなー!!が今の気持ち。
二人とももう両思いなのにあと一歩が踏み出せなくてモダモダしている状況なのだ。これもう俺が強制的に告白させるような感じにした方がいい???
「おーー仁人で何かあった?」
「えっ、なんでわかるん。まあ話早くていいや。この間雑誌の取材で仁人が答えた好きなタイプ俺と真逆すぎて!!!」
「うんデジャブ!」
「は?なに言ってんの」
「いい、気にしないで。それで?」
「仁人がインドアで人が多いとことか苦手なのは知ってたけど改めて聞くとダメージでかい。もし付き合えても仁人を楽しませる自信無くなってきてん……」
「そんなことないって。仁人は太智の行動とか全てツボだし、タイプと好きになる人は別だろ」
「そうかなぁ……」
「第一仁人が太智を見る顔めっちゃ優しいの知ってる??嫌いだったらあんな表情しないよ」
「ほんまに…?」
「ほんまに!メンバーの事一番愛してる自信のある俺の事信頼できない?」
「ううん、佐野さんのことはめっちゃ信頼してる。……そうやんな…ありがと勇斗…」
「笑え笑え!太智は笑顔が一番似合うんだからさ!」
俺は太智の背中を叩きながら、ほんと似たもの同士だなぁ…なんて思う。優しすぎるがゆえに踏み込めない二人の背中を押してやるのも最年長の役目ってね。
「ねえ!!!太智がギター始めたの知らなかったんだけど!?俺教えるのに!!なんで!?!?」
「仁人が俺じゃない人とディ⚪︎ニー言ってたんだけど!?!?誰!?なんで俺じゃないの!?!?」
「お前らさっさと付き合えバカ!!!!」
コメント
4件
こういうのめっちゃ好きです、 最高です…
今回もめちゃめちゃ好みどストライクです💕すっごい良かったです!