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krnt.rcykym
変なところで終わります
小鳥の囀り…はもう聞こえない昼、重たい瞼をなんとか押し上げ目を開ける。昨日は散々ヤったせいで体が重いし腰も痛い、ここ最近会えない日が続いたからかかなり盛り上がったし、俺も普段しないことを頑張ってしてみたからかかなり遅くまで続いた。
「んぅ…いまなんじ…?てか背中にやわらかいのあたってる…?………え?」
あるはずのものがなくて、ないはずのものがあった。自分でも『いや、そんなテンプレみたいなセリフw』とか思ったけど、そう言わざるをえなかった。
「え、なにこれ、え…え?ちょ、りいちょくん、ねえ、おきてよ!」
勢いよく布団をひっぺがすと、りいちょくんの胸元にも大きな…いや、俺ほど大きくはないが確実にたわわが実っていた。
「うわっ、なに…?俺もっと寝たいんだけど…朝からきゃめさん元気すぎ…てか声高くない?」
確かに俺の声も高いがお前も高い。ちがう、今言うべきはそうじゃない、いやそうでもあるんだけどそうじゃない!
「ちょ、目あけてよ、ねえ、おい!おきろって!」
寝に入る姿勢をとったので瞼を無理やり指で押し上げてやる、痛いかもしれないが流石に寝過ぎだ。
「いっっっった!!!なにす、ん…の……え?だれ?」
「俺だよ俺!キャメロン!」
「は、はあ?いや、キャメさんにおっぱいなんてないし…え、これもしかしてドッキリ?」
「んなわけあるか!……自分の体も見てみなよ」
YouTuber魂もここまでくると少し呆れるが、まあ仕事熱心と言うことだろう。俺がりいちょくんの体を見ることを促すと、素直に従って自身の胸元を見下ろした。
「え、なにこれ」
「おっぱい 」
「いやそんなことは分かってるんだけど、なんでこうなったの?」
「俺も知らない」
「えぇ…」
ようやく状況を理解したりいちょくんに少し安堵する、何も進展はないものの共感者がいるのは少し心強い。
「それにしてもキャメさんのおっぱいでかくない?」
「そ、そうかな?」
「なんで照れてんのw…昨日もあんなにシたのにね?」
耳元でねっとりとした言い方をされ、頬が赤くなる感覚がした。これ以上何かを言われる前にと少し体をのけ反らせる。胸がめっちゃ揺れた。
「いっ…」
「え、キャメさん大丈夫?」
「だいじょぶ…なんか、おっぱいが揺れるとちょっと痛くて…」
「キャメさんおっきいもんね…これいつ治るかわかんないし、一応ブラとか買ったほうがいいのかな?」
「なんか恥ずくない?」
「それはまあ、否めない…置き配にしとくか」
女の子って大変なんだな…とぼんやりと考えながらスマホを操作するりいちょくんを見つめる。体も小さくなったらしく、服が肩からずり落ちそうになっていて可愛らしいが、この男(女?)に昨日何度もイカされたことを思うと末恐ろしい。
「………えっ、ねえキャメさんちょっとこっち」
びっくりしたような表情でりいちょくんが俺を呼ぶ、どうしたんだろ。
「『朝起きたらこうなってたんだけど理由しらない?』って…なんか女の子の体にキルにとの面影を感じる顔がついてる…?」
「ねえこれって… 」
「やっぱそうだよね…?」
ほぼ確実に俺たちと同じ状況に陥っているであろうキルにとの姿がそこにあった。LINE自体はにとくんから来ているが、にとくんの絶望しきった写真を見る限りキルくんが送ったのだろう。
「ていうかさ…」
「キャメさん、俺もたぶん俺も同じこと思ってる。野暮ってやつだからやめよ」
写真に映るにとくんの体にはこれでもかというほどに赤く小さな印があった、あちらも昨夜は相当お盛んだったのだろう。
「にとくんご愁傷様…」