最近ナチ日帝書いてませんでしたね
…はい、書きます
あと、もうすぐバレンタインですねぇ。
私はきっと誰からも貰えないでしょうね。
あー、甘いものが食べたい!
あ、とりあえず、どうぞ〜
注意
ナチ日帝
NL
短いです
「どこだ…?」
汚れひとつ無い綺麗な廊下を歩きながら、ナチス・ドイツはある人物を探していた。
その人物とは、ナチスの片思い相手である大日本帝国だった。
今日はバレンタイン。友人や恋人などにチョコレートを渡す日である。
ナチスはこの日、日帝にチョコレートを渡すことを決めていた。
ほんのりとコーヒーの匂いが漂っている廊下。
ナチスは日帝の行く所に心当たりがあった。
行った場所は休憩室。予想通りそこに日帝はいた。
日帝は椅子に座り、よく分からなかったが、何かを飲んでいた。
ナチスを見て、日帝は微笑んだ。
『おや、先輩も休憩に?』
ナチスは偶然会ったかのように振舞った。
「嗚呼、そうだ。」
そう言って、ナチスは空いた隣の席に座った。
少し間を置いて、ナチスは話題を振った。
「日帝、今日はバレンタインと言うやつなのは知ってるか?」
『ばれんたいん…?あぁ、友人や恋人に甘いものを渡すとかいう。』
「そうだ、だから大切な仲間の日帝にも渡しておこうと思ってな。」
ナチスは懐から手の平程の大きさの箱を渡した。
『これを私に?』
「貰ってくれると嬉しいんだが。」
日帝は笑って言った。
『いいのですか?ありがとうございます。』
「嗚呼、俺はそろそろ仕事に戻る。」
『わかりました。』
休憩室を出てから、ナチスは心臓が破裂しそうだった。
頭の中はあの 日帝の笑顔で埋め尽くされる。
日帝はほとんどの人に笑いかけたりしないが、ナチスにだけは、いつも笑いかけてくれる。
なんだか日帝の笑顔を独り占めできているようで、とても気分がいい。
ナチスはその日一日中、日帝の笑顔が頭から離れず、仕事に手が付けられなかった。