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ルウ「言うこともないから注意事項をやるよ」
この小説はぽんこつチャンネル様のゲームと同じでやっていきたいと思います
・アンチやネタバレはお辞め下さい
・鬱先生がウツ・ラインヴァイス。コネさんがコネシマ・ノインテーター。瑠海がルウ。
・関西弁は無くさせて頂きます。すいません
・表情やを言葉などで表しますが気にしないで楽しんでください
ウツ「着きました
これが私の家です(ドヤ」
コネシマ「なかなかの屋敷だな」
ウツ「まず裏の庭から
コネシマ様を家に招くんですよね?」
コネシマ「うむ、吸血鬼は家の者に許可を得ないと
その敷地に入れないからな」
コネシマ「裏から入る理由は⋯⋯」
ウツ「人目につかず、こっそり侵入して
お父様の部屋を調べるためですよね?」
コネシマ「その通りだ
あまり、人間に姿をさらしたくない」
コネシマ「お前の希望だから
父親が生きている前提で行動するが⋯⋯」
コネシマ「死んでても知らんぞ?」
ウツ「だ、大丈夫です⋯⋯
きっと!」
コネシマ「まず屋敷に戻ったら
しっかり中野人間をひきつけるんだな」
コネシマ「俺は、なるべく楽に行動したい」
コネシマ「⋯⋯お嬢様のお前に、できるのか?」
ウツ「で、できる限り、頑張ります」
ウツ「そういえばもうすっかりお昼ですが
吸血鬼なのに出歩けるんですね(ビックリ」
コネシマ「本当にいまさらだな⋯⋯」
コネシマ「まあ、お前の言いたいこともわかる」
コネシマ「吸血鬼が日の光に弱いのは事実だ」
コネシマ「だが、力な九分の一になったことで
皮肉にも、日光の影響も九分の一になったんだ」
ウツ「少し影響あるじゃないですか!」
コネシマ「さすがに長時間は無理だ」
コネシマ「今だって少し、肌が痛い」
ウツ「日焼けをしやすい人みたいですね⋯⋯」
コネシマ「そんなのと同じにするな」
ウツ「着きました」
コネシマ「ではウツ・ラインヴァイス
中に入って俺を招き入れろ」
ウツ「あ、でもこの扉
普段は鍵がかかっていて⋯⋯」
コネシマ「そんなもの無意味だ
そこをどけ」
コネシマ「開いたぞ(ドヤ」
ウツ「なにをしたんですか?(✨」
コネシマ「鍵穴に俺の血を流し込んで
合鍵を作ったんだ」
ウツ「凄いです!
本当に吸血鬼だったんですね!」
コネシマ「どういう意味だ?」
ウツ「い、いえ、ずっと信じてましたよ?(💦」
コネシマ「目を見ろ、目を(ギロッ」
コネシマ「はあ⋯⋯まあいい
さっさと俺を招き入れろ」
ウツ「はい!」
ウツ「えっと⋯⋯
どうぞ、お入りください?」
コネシマ「うむ」
???「あー!
ウツお嬢様じゃないですか!」
ウツ「か、カイさん!」
カイ「どこへ行ってたんですか!
一晩中、皆で探したんですよ!」
カイ
動物が大好きな庭師
技術☆☆☆☆
動物☆☆☆☆
高所☆☆☆☆☆
ウツ「あ、あの!」
コネシマ「怪しまれないうちに行け」
ウツ「は、はい!」
カイ「いくら番犬が、俺とお嬢様とお旦那様だけには
吠えないとはいえ⋯⋯」
カイ「ダメですよ、こっそり入ろうだなんて(💧」
ウツ「すみません⋯⋯
心配おかけしました(ショボン」
カイ「前もよく、門限を破った時は
ここから侵入しようとしてまきたよね(笑」
カイ「なんだか懐かしいですよ」
カイ「さあさあ、屋敷の皆に
元気な姿を見せてあげてください!」
ウツ「はい⋯⋯」
コネシマ「使用人のあの様子じゃ
父親は生きてそうだな」
コネシマ「なんだ、つまらん」
コネシマ「まあ良い⋯⋯
俺も行くとするか」
番犬「ガウガウっ!ガウガウっ!」
コネシマ「ふふん⋯⋯
しつけが出来た犬じゃないか」
コネシマ「確かにこれなら、特定の人間以外は
吠えて追い返しそうだ」
コネシマ「だが⋯⋯」
コネシマ「(ギロリッ」
コネシマ「失せよ」
番犬「!」
タタタタッ(どこかへ行く
コネシマ「犬ごときに吸血鬼が
追い返せるやけなかろう(ドヤ」
コネシマ「⋯⋯中から人間の声が聞こえるな
ここから入るのはやめておくか」
コネシマ「ルウ!」
ルウ「はーい」
コネシマ「この部屋に鏡があれば
そこから人間がいるか見てこい」
ルウ「おっけー」
ルウ「ダメだね、人がいるよ」
コネシマ「そうか
ではここから入るのはやめておくか」
コネシマ「やはり、上だな」
コネシマ「ルウ、確認してこい」
ルウ「もう確認済みだよー」
ルウ「えっとね、二階の客間みたいなところには
誰もいないみたいだよ」
コネシマ「うむ、テラスという足場もあることだし
そこから入るか」
ルウ「あんなところまで行けるのー?」
コネシマ「なにを言ってるんだ」
コネシマ「俺がコウモリに変身できることを
忘れたのか?」
ルウ「だって変化って、けっこう力を消費するでしょ?」
コネシマ「ウツ・ラインヴァイスの血液を
小分けにして携帯しているから問題ない(ドヤ」
ルウ「それなら大丈夫そうだね」
コネシマ「うむ、それでは⋯⋯」
コネシマ「ほう⋯⋯なかなか美味じゃないか」
コネシマ「やはりお嬢様というだけあって
いい食事をしている味だ」
ルウ「血を飲んだら大きくなるって
なんか、乾燥ワカメみたいだね」
コネシマ「そんなものと同じにするな!(💧」
コネシマ「それじゃあ⋯⋯行くか」
ルウ「れっつごー!」
ガチャッ
コネシマ「うむ、問題なく侵入成功だ」
コネシマ「ウツ・ラインヴァイスの話では
父親の部屋は三階の中央だったな」
コネシマ「あいつが父親をきちんと呼び出していたら
問題なく侵入できるはずだ」
コネシマ「おい、ルウ
人間がいたぞ」
ルウ「だってこの部屋の外に
鏡なんてないもん」
ルウ「様子なんてわかんないよ」
コネシマ「なんであの人間は
こんなところにいるんだ⋯⋯」
コネシマ「しかたない⋯⋯
また変化してやり過ごすか」
ルウ「お、今度はなんになるの?」
コネシマ「霧だよ、霧(ニヤッ」
コネシマ「体を分散して極限まで薄くすれば
あの人間も気付けないだろ」
ルウ「でも確か、今のコネシマじゃ
そんなに長い時間は霧になれないよね?」
コネシマ「⋯⋯五秒だな」
ルウ「うわー、みじかいねー」
コネシマ「しかたないだろ⋯⋯」
コネシマ「移動する速度も
下がってしまうが⋯⋯」
コネシマ「あの人間を避ける程度なら、じゅうぶんだ」
コネシマ「本来なら、どんな場所でも通過できるが
壁やトビラの中で、元の姿に戻りたくない」
コネシマ「普通に目の前を
堂々と通り抜いてやろう(ドヤ」
???「だ、誰だ!」
コネシマ「しまった!」
ウツ「はっ!
今、夢の中でコネシマ様が!」
ゴードン「私のお説教中に居眠りとは⋯⋯
どういうつもりですか!」
ウツ「す、すみません!」
ウツ(コネシマ様、うまくいくといいのですが⋯⋯)
コネシマ「さて、行くか!」
エリーゼ「ご、ご主人様!
ウツお嬢様が、帰ってきたでございます!(💦」
エリーゼ「お会いしたひょ
したいしょうでございます!(💦」
コネシマ「ふむ⋯⋯戻ってやり過ごすか⋯⋯」
コネシマ「⋯⋯⋯⋯?
階段を上る足音か⋯⋯」
コネシマ「しかたない⋯⋯
また霧でやりすごすか」
コネシマ「あいつらがじゅうぶん離れてから
父親の部屋へ入らないとな」
コネシマ「行ったか⋯⋯」
コネシマ「やっぱり父親は生きているんだな」
コネシマ「⋯⋯つまらん」
コネシマ「ん?
鍵がかかっているか」
コネシマ「意味などまったく、ないけどな」
ガチャッ
コネシマ「これでよし」
コネシマ「それにしても⋯⋯」
コネシマ「ウツ・ラインヴァイスは
まったく仕事をしていないじゃないか」
コネシマ「人間をしっかり集めておけと
あれほど言ったのに⋯⋯」
ルウ「ただ単にコネシマの侵入が
早かっただけな気もするよ」
ルウ「ほとんど待ってないじゃん」
コネシマ「なぜ俺が待たないといけないんだ」
ルウ「僕、コネシマのそういうところ
けっこう好きだよ(笑」
コネシマ「⋯⋯⋯⋯⋯⋯?」
コネシマ「それにしても、ずいぶんと殺風景だな」
コネシマ「この屋敷の主の部屋とは思えないぞ」
コネシマ「まあ、どうでもいいか」
コネシマ「父親が戻ってくる前に
この部屋を調べ⋯⋯」
ルウ「ん?どうしたの?」
コネシマ「一瞬、心臓が引っ張られるような
感覚がした⋯⋯」
ルウ「え、なにこれ、怖い」
コネシマ「久々に人間の血を飲んだから
心臓に活力が戻ったのかもな(ニヤ」
ルウ「あ、心臓のことは
それで終わらせちゃうんだね(苦笑」
コネシマ「考えたところで
分かりそうにもないしな」
コネシマ「それよりも今は
やるべきことがあるじゃないか」
ルウ「そだね、パパっと終わらせちゃおう」
コネシマ「通気口だな」
ルウ「小さいコネシマだと
とおれそうだよね」
コネシマ「ふふ⋯⋯残念ながら今の俺では
とおれそうにないな⋯」
ルウ「ぜーんぜん残念そうじゃないね」
コネシマ「あたりまえだ
誰が好き好んで、こんなところに入るんだよ」
黒魔術に関する資料
コネシマ「なにやら面白そうなものがあるな(ニヤ」
ルウ「黒魔術って⋯⋯こんなところで
見られるような、気軽なものだっけ?」
コネシマ「いや、そんなわけないだろ」
コネシマ「それこそヴァンパイアハンターには
黒魔術を使用するものもいたが⋯⋯」
コネシマ「単なる貴族が
趣味で持つとは思えん」
ルウ「じゃあ、なんでだろうね」
コネシマ「どうしても、黒魔術で
やりたいことがあったんだろうが⋯⋯」
コネシマ「いったいなにを⋯⋯?」
腕、脚、胸、胴
コネシマ「ん?
これは何のメモだ?」
愛しき妻:ローゼ
コネシマ「ふむ⋯⋯
こいつがウツ・ラインヴァイスの母親⋯⋯」
コネシマ「あいつが持っていたペンダントは
こいつからもらったんだよな⋯⋯」
ルウ「あのペンダントがどうかしたの?」
コネシマ「同じものを持っているやつに
昔あったことがあってな⋯⋯」
ルウ「でも、その反応からすると
別人みたいだね」
ルウ「それに、実はそんな珍しいものじゃなくて
量産品かもよ?」
コネシマ「そうなんだが⋯⋯
うーむ⋯⋯」
コネシマ「まあ、仮に俺の知り合いから
もらったものだとして⋯⋯」
コネシマ「もう死んだ人間には
確認のしょうがないしな」
コネシマ「考えたところでしかたない⋯⋯か」
ルウ「しかたない、ね⋯⋯
ふふ⋯⋯」
コネシマ「なんだ、そのふくみ笑いは⋯⋯」
ルウ「べっつにー
さあ、この部屋を調べようよ」
コネシマ「うむ、そうするか」
コネシマ「ふむ⋯⋯
なにか怪しい気配はするものの⋯⋯」
ルウ「特に収穫なし?」
コネシマ「そうだな」
コネシマ「だがおそらく、父親が夜に出かけたのは
偶然ではなさそうだな」
コネシマ「吸血鬼の嗅覚がそう言っている(ニヤ」
ルウ「ふーん」
ルウ「で、どうするの?」
コネシマ「父親が再び、夜に出歩いたところを
抑えるのが一番手っ取り早いな」
コネシマ「それにこの案ならば
父親ひ動きがあるまで、城で待つだけでいい」
ルウ「その間の監視って⋯⋯」
コネシマ「お前に決まってるだろ?」
ルウ「あ、やっぱり⋯⋯」
ルウ「でもコネシマがいないうちに
ウツちゃんがまた襲われたら?」
コネシマ「そんなこと知るか
護衛など頼まれていない」
ルウ「うわー、雑な仕事だー」
コネシマ「とりあえずウツ・ラインヴァイスに
このことを報告に行くか」
コネシマ「ルウ、この屋敷の
鏡の位置は把握したか?」
ルウ「オッケーだよ」
ルウ「でもウツちゃんは
まだ部屋に戻ってないみたい」
コネシマ「そうか⋯⋯
少し外で時間を潰すとするか」
コネシマ「ドアから出たら、人間に会うかもしれん
窓から出るぞ」
コネシマ「都合よく、窓の鍵は開いているな」
バサバサッ
ゴードン「夜遊びがしてみたかった?」
ウツ「⋯⋯⋯⋯」
ゴードン「なんとなげかわしい⋯⋯」
ゴードン「ただでさえ今、世間には
危険人物が現れているというのに⋯⋯」
ゴードン「昨夜も一人の男性が、殺されていることが
発覚したんです」
ゴードン「ラインヴァイス家の
次期当主である自覚を持ってください」
ゴードン「もう何度も言っていますよね?」
ウツ「すみません⋯⋯」
ベルント「本当、かんべんしてくださいよ⋯⋯
なぜか自分が、ゴードンさんに怒られたんですから⋯⋯」
ベルント
見た目は真面目な警備員
警備 ☆☆
やる気☆☆
恋 ☆☆☆☆☆
ウツ「ベルントさんも⋯⋯
ご迷惑おかけしました⋯⋯」
ウツ「あの⋯⋯それよりもお父様は⋯⋯」
ゴードン「今エリーゼが、呼びに行ってます
それよりですね⋯⋯」
ベルント「あ、これ長くなりそうなんで
自分は警備に戻りますね(ニコッ」
ゴードン「だいたい、お嬢様は⋯⋯」
ゴードン「!」
ウツ「!」
ウツ「お父様⋯⋯
よかった⋯⋯無事で⋯⋯(涙目」
エリーゼ「い、今イスをお持ちしますでございます!」
クラウス「いや、すぐに部屋に戻る
必要ない」
エリーゼ「は、はいでございます!」
ウツ「あ、あの⋯⋯お父様⋯⋯」
クラウス「お前は、なにをしているんだ⋯⋯(ギロッ」
ウツ「すみません⋯⋯(ショボン」
クラウス「ローゼが⋯⋯
お前を心配して泣いていた」
ウツ「⋯」
ウツ「お父様⋯⋯お母様はもう⋯⋯」
クラウス「黙れ!」
クラウス「我が最愛の妻を⋯⋯
悲しませるようなことは娘でも許さん⋯⋯」
ウツ「お父様?」
クラウス「ゴホッゴホッ!」
ウツ「お父様!」
エリーゼ「だ、旦那様!
あ、あまり興奮なさるなでござります!」
クラウス「⋯⋯⋯⋯」
クラウス「ウツ、もうすぐだ
もうすぐお前もローゼに会える」
ウツ「え⋯⋯?」
クラウス「また三人で暮らせるようになるぞ
待たせたなぁ⋯⋯」
ウツ「お父様、それはいったいどういう⋯⋯」
クラウス「またあの頃の様に⋯⋯
幸せなあの頃の様に⋯⋯」
ゴードン「旦那様、そろそろ自室へとお戻りになられたほうが⋯⋯」
ゴードン「お嬢様も、もう旦那様とのお話は
よろしいですね」
ウツ「⋯⋯⋯⋯はい」
クラウス「ああ⋯⋯ローゼ⋯⋯ローゼ⋯⋯」
エリーゼ「みっ!!」
ディアナ「今ので、エリーゼの転倒回数が
昨日の記録を超えました」
ディアナ「あの子は、どこまで記録を伸ばせるんでしょうか(ニコッ」
ウツ「わ、私も⋯⋯
部屋に戻っていいですか?(作り笑い」
ウツ「ちょっと疲れちゃいました⋯⋯」
ゴードン「私からの話はまだ終わって⋯⋯」
ゴードン「そうですね⋯⋯
今日のところはお部屋にお戻りください」
ゴードン「しかし、とうぶんの間、外出は禁止ですからね」
ウツ「はい、わかってます」
ゴードン「⋯⋯ディアナ
先程の注意で、『じじい』が近づいたでしょうか⋯⋯?」
ディアナ「もう呼んでるかもしれませんよ?(ニコッ」
ゴードン「なんとっ!!」
ディアナ「でも、そういうことを
行ってくれる人が、まだウツお嬢様には必要です」
ディアナ「今、必死に頑張っているお嬢様には
必要な存在だと思いますよ」
ゴードン「そうですね⋯⋯」
ベルント「あ、もうお説教、終わったんですね
二人でなんの話ですか?」
ディアナ「ゴードンさんが、ウツお嬢様に嫌われていないか
心配しているんですよ」
ベルント「なんだ、そんな心配ですかー
大丈夫ですよ、ゴードンさん」
ゴードン「ベルント⋯⋯本当でしょうか?」
ベルント「もうすでに嫌われていると思いますよー
自分なら絶対、裏で『じじい』とか言ってますよー」
ベルント「ただでさえ、旦那様のことで
お嬢様だけでなく、屋敷全体の雰囲気がよくないのに⋯⋯」
ベルント「そのうえゴードンさんから
説教までされたらねー⋯⋯(苦笑」
ベルント「もう『じじい』じゃなくて
『くそじじい』ですよね」
ゴードン「ベルント⋯⋯(💢💢」
ベルント「あ、やばっ⋯⋯」
ベルント「い、いい意味で、ですよ
いい意味で!」
ベルント「それじゃあ、自分は
警備の仕事がありますので!」
ゴードン「待ちなさい!ベルントッ!」