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#創作
むノー
1,504
いちいち
2,016
@澄華_☁️🫧
173
🩵 ぐりげん
💙 みるとん
🤎 こうch
💜 リオラ
💛 キルハ
🤍 クリックス
きゃあぁぁぁぁー!!!
朝の8時、朝っぱらから頭が痛くなるほどの高音で叫ぶ女子達の目線の先にいるのは、5人の男。
「なんか僕たち人気者!?」と1人で騒いでいるのは、いつも言い訳ばっかで5人の中で1番アホと言われる”キルハ”
その横で「おはよう」とみんなに挨拶を交わしているのは、みんなからはこうちゃんと言われ、大人っぽい “こうch”
そんな2人の間で眩しい笑顔でひらひらと手を振りながら歩くのは、マイペースで、メロい男と言ったらこの男。 “みるとん”
その前で「朝からうるせぇな」と、文句を呟く、この学校のイケメンと言ったら必ず名が出る、言動厳しめだが本当は仲間想いな”リオラ”
その隣では眠そうな目を擦る、女子からは可愛い男子No.1とされる、怒ったらめんどくさいタイプだが、優しい一面も持つ”クリックス”
この5人組を、みんなは「リオラ軍団」と呼ぶ。
リオラがリーダーの軍団だから、リオラ軍団。
女子 「あー本当目の保養、、」
女子 「もうリオラさん好きすぎる〜、!」
女子 「こうちゃん今日もお父さん感半端な〜、、」
女子 「キルハくんかわい〜、!」
女子 「みるとんさんと目合っちゃった!やばすぎ〜!!」
女子 「クリちゃん眠そうでかわいいなぁ、」
女子達のそんな声を聞いて、「わかる」と静かに共感しているのは、この俺、”ぐりげん”
リオラ軍団のファンはこの学校に大勢いる。
、、、実は、リオラ軍団に所属しているキルハは、俺のお兄ちゃんなんだ。
だから、キルハと比べられるのが嫌で、ずっと隠してる。
でも、やっぱリオラ軍団、みんなイケメンで、何より、優しいんだよね。
だからリオラ軍団はやめらんない。
でも、あっちは俺のことなんて知らないし、、
なんてこと考えてたら教室に先生が入ってきた
先生の登場によってさっきまでの騒ぎは消えていた。
チャイムがなり、4限目が終了した。
教室にいたみんなは一気に教室を飛び出し、どこかへ向かっていた。
みんながどこに向かっているかって?
決まってる。リオラ軍団を少しでも眺めてようと、リオラ軍団がいる教室に駆け込んでいるんだ。
でも俺は、キルハといると馴れ馴れしく話しかけてくるもんで、女子達に恨まれちゃうから1人で食堂に行く。
お昼の時間だから、本当は激混みなはずなのにリオラ軍団のおかげで食堂には誰もいない。
はずだったのに、、
💛 「おっ!ぐりげんじゃ〜ん!また1人でいんの〜?笑」
げ、っ、、なんでここにいんのっ、、
🤎 「え?知り合い?」
💛 「僕の弟だよ〜」
💜 「へぇ、こいつが弟、、。」
🤍 「あー、キルハが言ってた子か!」
ごめん、待って?これ、リオラ軍団と話してる、??
近くで見ると、、やっぱイケメンだなぁ、、
🤎 「何その顔、笑」
💜 「お前もあの女子達と同じか?」
女子達と同じって、、
あー、やっぱきゃーきゃー騒がれるの迷惑だよなー、、
経験したことないけど、
ここで「そうです。」なんか言っちゃったらやばいよね、、
🩵 「え、あ、いや、、」
と、言葉に詰まっていたら、
💛 「ぐりげんは全然俺らのこと興味ないからさ〜笑」
と、キルハが口を開いた。
興味しかありませんけど?嘘つくのやめて?
🤍 「へぇ、!そうなんだ!じゃあ話しやすいね!」
みんながワイワイ話してる間、明らかに口数が少なかった人が、黙って俺に近づいてきた、
🩵 「え、、?」
俺はその人の大きな手で頬を掴まれた。
そしてそのまま鼻と鼻がくっつきそうなぐらいまで顔を近づけられて、
💙 「全然似てないな。」
そう言われた。
キルハは、俺より顔が良くて、俺より勉強ができて、俺よりモテるから、、
なんでぐりげんはできないの。
キルハはできるのに。
キルハは、 ぐりげんは、
そうやって、ずっと比べられてきた。
だから、似てない。って言葉が、1番嫌い。
それを、リオラ軍団の、みるとんに言われてしまった。
大好きな、みるとんに、、
🩵 「、、すみません、」
俺は逃げるようにその場から離れた。
女子 「ぐりげんってキルハくんの弟なんだ、、」
女子 「大違いだね笑 」
女子 「うちの方が釣り合ってる説ない?笑」
女子 「悔し〜、、」
そんな声ばかりが飛び舞う中、俺は必死に、音楽室へ向かっていた。
音楽室に着いて落ち着いた俺は、ピアノの椅子に腰を下ろした。
ピアノ。
俺が、唯一キルハに勝てるであろうもの。
小学校からの友達に教えてもらって、ピアノを弾くようになったんだ。
だからいつも、、ここにきてピアノを弾いてる。
誰にも邪魔されない空間と時間。
だから俺は音楽室が大好き。
でも今日はいろいろあって、すぐにチャイムがなってしまった。
休み時間って、、なんでこんな早く感じるんだろう。
つーか昼食ってないし、、
授業中お腹なったらどーしよー、、
とか、しょーもないことを考えながら教室に向かった。
チャイムがなり、やっと長い長い1日が終わった。
部活に向かう人、玄関に向かう人、教室でずっと話している人、いろんな人がいるんだけど、俺はみんなと違う。
帰る前に一度だけ、音楽室に行ってピアノを弾く。
♪〜♩〜♪〜
、、ピアノの音。誰だこんな時間に、、
💛 「みーるとーん!みんなもう帰っちゃうよ〜? 」
💜 「はよこんと置いてくぞ! 」
🤎 「何してんだよみるとんーー!」
🤍 「僕達先帰るからね〜」
2階の教室の窓から下を見下ろすと、リオラ、こうちゃん、キルハ、クリックスが俺に向かって叫んでいた。
💙 「もう外出てんのかよ、笑」
そう呟きながら、俺は廊下に出た。
♪〜♪〜♪〜♪〜
、、、、誰が弾いてんだろ、
廊下に鳴り響くピアノの音に連れられて、俺は音楽室の前まで来ていた。
ふと、リオラの顔が浮かんだ。
『あいつ何してんねん!はよ来いや!ふざけてんとちゃうぞ!!』
やっべ、行かなきゃ、!
そして俺は音楽室を後にした。
💜 「お前どこ行ってたん?めっちゃ待ったんやけど、ふざけてんとちゃうぞ?」
、、、予想通り。
💙 「ごめんなさーい、、」
🤍 「遅れるならLINEとかしてくれれば良かったやん、なんでそれをしなかったん?
別に言ってくれてたら先帰ってるわとか言えるけど心配したんだよ?なんかあったんかなとかそれなのになんでお前は……」
💛 「はいはいそこまで〜」
💜 「はっは笑 あっはっはっはっ笑 」
ネチネチしたクリックスを宥めるキルハと、
ネチネチしたクリックスに喜ぶリオラ、
この場面を見るだけでリオラの性格の悪さがわかるよな、、
🤎 「なんでもいいから早く帰ろー」
一刻も早く帰りたそうなこうちゃんが先陣を切る。
「はいはーい」と皆口を揃えて歩き出す。
その時に、俺の耳にはピアノの音がはっきり届いていた。
今日は、学校に行きたくない。
その理由は、、多分、いや絶対、全校のみんなに俺はキルハの弟ってバレたから。
ほんとに最悪だ、
気分は最悪なまま家を出る。
校門の前まできた俺は、思わず足を止めてしまった。
目に映ったのは、明らかにオーラが違う、5人の男。
誰かを待っている?
まぁ、俺な訳ないからいっか、と素通りした途端。
💛 「あ!待って待って!ぐりげん!」
え?名前呼ばれたよね?、、、キルハに。
いや、気のせいか、、
💛 「ちょ、聞こえてるでしょ!?」
と、肩を掴まれた。
振り向くと、綺麗なサラサラとしたオレンジ髪が目に入る。
💛 「おはよ!ぐりげん!」
🩵 「あ、あぁ、、」
笑顔が爽やかすぎて曖昧な返事をしてしまった。
小さい頃から見てるはずなのに、こんなに近くで見るとやっぱ、、かっこいい。
💜 「キルハがお前を待つから、つって待ってたんだけど、迷惑だよな?」
迷惑、ほんとにその通り、、さすがリオラ、わかってる。
🩵 「まぁ、迷惑っちゃあ、迷惑ですね、」
💛 「え?そうなの、?」
🤎 「ほーら言った、ぐりげんが可哀想だって、」
名前呼ばれちゃった、、てかもう名前覚えたの!?嬉し、、
🤍 「本当キルハアホやな、 」
💛 「え〜、、まじかぁ、、」
女子 「なにあれ、なんでぐりげんが話しかけられてんの、、」
女子 「キルハくんの弟だからだよ、」
女子 「あんなん弟って呼ばないっしょ、だって全然似てないじゃん、 」
女子 「ガチそれなぁ」
外からの視線が痛い。
🩵 「す、すみません、それじゃあ、、」
また俺は逃げるように教室に駆け込んだ。
先生 「はいじゃあー明日も元気に登校してください、さよならー」
先生がそう言い、教室を出るとみんな一斉に喋り出した。
女子 「今日雨降ってんの最悪〜、」
女子 「それなぁ〜、」
今日は昼からずっと雨が降っている。
だから昼から女子達からの文句が止まらない、、
俺は傘を持ってきていないから、雨が少しおさまってから帰ろうと思う。
その間、ピアノを弾いていよう。
💛 「え〜、今日雨じゃーん、、傘持ってきてないって〜、、」
🤍 「なんで持ってきてないねん」
💛 「だって朝降ってなかったもーん、、」
🤍 「ったく、貸してあげるから、、早く玄関きて////」
少し頬を赤らめながら教室を出るクリックス
💛 「ふふ、ありがとー!」
いたずらっぽく笑いながらクリックスのもとへ駆けるキルハ。
その後ろではリオラがぶつぶつと文句を言っている。
💜 「もうなんで今日に限って雨降ってきてんねん、ふざけんなや、」
🤎 「あーあ、傘忘れちゃったんだ?笑」
💜 「いつも持ってきてんのにぃ〜!!」
🤎 「じゃあ俺の傘に入れてあげよっか笑」
こうちゃんが揶揄うように笑いながら言うと、
💜 「は、はぁぁぁぁ!?!?/////////」
リオラは顔を真っ赤にしながら大声で叫んだ。
🤎 「うわ声でか、、」
💜 「別に傘なくても帰れるからいい」
🤎 「いやこの雨の強さで傘無しは絶対風邪ひくって笑」
💜 「お前と相合傘するぐらいなら風邪引いた方がまし 」
🤎 「はいはい、じゃあ、みるとん?俺の傘入る?」
💙 「へっ、?」
急に話を振られて変な声が出てしまった
🤎 「どーせ傘持ってきてないんでしょ?」
💙 「悪いなこうちゃん、俺は今日天気予報見てから来てるから持ってるんだよな〜」
と、傘をカバンから出して見せつける。
🤎 「うわまじかよ?」
💜 「ちょいまて!こうch、」
🤎 「ん?笑」
💜 「はよ帰るぞ、、///」
リオラの顔はほんのり赤くなっている
🤎 「本当素直じゃないねぇ、リオラは、」
💜 「うるせぇ!」
そう言ってリオラは教室を飛び出した。
🤎 「悪いなみるとん!キルクリも先帰ったし、俺ら先に帰るわ!じゃまた!」
💙 「またな〜」
雨の日はだいたいこうなる、誰かが傘を忘れていっつも相合傘でラブラブしてる。
俺は残念ながらその相手がいないんだよな〜、
だから今日は俺を待つ人はいない、てことで、
俺は音楽室に向かっていた。
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜
やっぱりピアノの音は落ち着くな、、
全然雨止む気配ないし、、どーしよっかなー、
と考えていたら、急に音楽室の扉がガチャ、と音を立てた。
やば、先生かな、、もう下校時刻過ぎてるしな〜、、
と、カバンを持ってピアノの椅子から腰を上げた瞬間。
「お、ぐりげんじゃん」
聞き心地のいい声を聞き、顔をあげたら、
そこにはサラサラと揺れる黒髪、黄色の透き通った目、誰が見てもイケメンと言えるほどの男性が立っていた。
🩵 「あ、えっ、あ、」
あまりのかっこよさに咄嗟に顔を隠してしまった。
💙 「昨日から放課後ずっとピアノ弾いてたの、もしかしてぐりげん? 」
と、顔を覗き込まれた
え?もしかして、、きかれてた?
🩵 「あ、は、い、、そ、そうですけど、」
💙 「へぇ、ピアノ弾けるんだ、、すげぇじゃん」
🩵 「あ、ありがと、、ござ、ます、、」
緊張し過ぎて日本語がおかしかった気もするが、今はそれどころではない、、
💙 「キルハの弟なんだね、ぐりげん」
1人であたふたしてたら、みるとんが口を開いた。
言いたいことは、、わかった。
だけど、みるとんはそんなこと言う人じゃないって、、俺は信じてる。
🩵 「、、、はい。」
💙 「キルハと違って、、」
しばらくして、みるとんがそう言って、言葉を切った。
あぁ、そっか、、みるとんも、、、
俺は込み上げてくる涙をぐっと抑えた。
その場から、逃げたかった、、だけど、、
俺はみるとんの話を聞くことにした。
💙 「キルハと違って、ぐりげんはすごいよな」
🩵 「え?」
思わぬ言葉が出てきて、思わず声をあげてしまった。
💙 「俺、あんな人気者が兄だったら、何もない自分が虚しくて、学校、通えねぇよ」
💙 「キルハも、多分周りの目が怖くって、動けないだろーな、、、」
そこで言葉を一度切ったみるとんは、ゆっくり俺に近づいてきて、俺に手を伸ばした。
そして俺の頭に手を置いて、
💙 「つえーな、お前は、、」
その途端俺の目から涙が溢れ出した。
そこからの記憶は無く、、気づいたら、、
💙 「はい、お茶。 」
🩵 「あ、ありがとう、、ござます、!」
みるとんの家にいた。ほんとに記憶がない、
なんでここにいんだ?
💙 「さっきから日本語おかしいのはわざと?笑」
🩵 「あ、や、!」
💙 「なに、緊張してんの?笑」
そんな話をしてると、扉が開いた。
💛 「お!あれ?ぐりげんじゃん!」
🩵 「え、、キルハ、、?」
🤍 「お!やっほ〜!」
🤎 「あ!また会ったね〜!」
💜 「あ、みるとん、風呂沸いてんで」
💙 「あ、ありがと、じゃあ風呂入ってくる」
💙 「ぐりげん、適当に喋っといて、」
🩵 「あ、、」
みるとんは俺にそう言って立ち上がった。
💛 「なんでぐりげんがここにいるの?」
キルハは嬉しそうな声で俺に問いかける
🩵 「あ、その、、それが、俺もわかんなくて、」
🤎 「え?笑 そんなことある?笑」
🩵 「音楽室でみるとんさんに会ったところから記憶が、、」
🤍 「まさか、、みるとん、、」
💜 「うそやろ、、」
💛 「いやだとしても記憶はあるでしょ笑 」
🤎 「いやわんちゃんあいつだから、、」
みんなはワイワイ話してるけど、俺だけ話についていけてない、
いや、リオラ軍団の話の中に入れると思うなよ俺、、
流石に場違いだと思った俺は、、
🩵 「すみません、俺、帰りますね、」
💛 「えー!?もう帰っちゃうのー!?もっとはなそーよー!」
💜 「じゃあ玄関案内するわ」
リオラがそう言って立ち上がった。
💛 「えー?せっかくきてくれたのに、、」
🤍 「キルハ、黙って」
💛 「えぇっ!?」
🤎 「あ〜、、笑」
こうちゃんは何かを察したように笑う。
そしてリオラが、「玄関こっち」と言いながら歩き出す。
俺はカバンを持ってリオラについていく。
💜 「ここが玄関やから、じゃ、またな!」
🩵 「あ、ありがとうございます、!」
リオラの不意打ちな笑顔に戸惑いつつも俺はドアノブに手をかける。
🤎 「お前も嫌な男だね〜笑」
こうちゃんがリオラに向かって放ったその言葉は、俺の耳にも届いていた。
こうちゃんのその言葉に疑問を持ちつつも扉を開けて外に出る。
ってあれ?ここ、外じゃな、、、いっ!?
扉を開けた先には1人の男。上半身裸の。
タオルを肩にかけて歯磨きをしている。
少し筋肉のついた体。
少し濡れている髪。
💙 「あ、うりえんじゃん、どいあ?(あ、ぐりげんじゃん、どした?)」
いやいやっ、なんでそんな冷静でいられんの!?
あーやばい壊れそう、、イケメンすぎる、、。
多分、俺は顔を真っ赤にして固まっていたんだと思う。
そしたらみるとんが、冷たくて大きい手で、俺の頬を包み込んだ。
💙 「うわ、あっう、笑(うわ、あっつ)」
🩵 「あ、あぅ、/////」
俺は、日本語を喋れなかった。
流石にかっこよすぎる。眩しすぎる。
でも、やられっぱなしじゃ、悔しい。
そう思った俺は、震える手をそっと、うがいをしているみるとんの体へ伸ばした。
少し手先が触れると、
💙 「あ、っ、////♡」
みるとんの体はビクッとして、みるとんはいやらしい声を漏らした。
🩵 「え、?」
俺は、あのみるとんがそんな声を出すなんて思ってもいなかったから、驚きのあまり声が出てしまった。
みるとんは、顔を真っ赤にして、、
💙 「忘れろ、////////」
と、服を着て洗面所を飛び出して行った。
💛 「ぐりげん早く吐いちゃえよ〜」
キルハがニヤニヤしながら俺に近づいてくる。
💜 「おいみるとん、お前今日の放課後どこ行ってたんや?」
リオラは険しい顔をしてみるとんに迫る。
🤎 「あーあ、みるとんにもついにかー、」
🤍 「んーやっとだねー、、」
こうちゃんとクリックスはふわふわとした会話をしている。
🩵 「いや、、何が?」
キルハの言っている意味がわからなくて戸惑う俺。
💙 「なんもしてねぇって、、」
明らかに嘘をついているみるとん。
💛 「あーもう!放課後2人で何してたの!?」
💙 「だっかーらぁー!音楽室でピアノ弾いてたぐりげんと話してただけ!以上!」
みるとんがいきなり叫び出した。
💜 「絶対嘘や!その後何かしたんやろ!?」
俺はみるとんと話した後から記憶がないから何も言うことができない。
💙 「その後は2人で帰って、ぐりげんが傘ないっつーから2人で傘入ってそこらへんでぐりげんがトイレ行きたいっつったから俺らの家まできたってわけ!これでいい!?」
みるとんは何も隠そうとせずに詳しく説明をしてしまった。
🤎 「あー、くっそぉ、みるとんにも、、 」
🤍 「追いつかれちゃった、、悔し、っ、」
💛 「2人は何の話してるの?笑」
察しの悪いキルハは2人の会話がわからない。
っつか、俺がトイレ行きたいっつったから、、うわ、俺何してんの、、
トイレぐらい我慢しろや、、
💛 「相合傘したってことだよね!?」
、、、、ん?
俺の頭には「?」しか浮かんでいない。
💙 「うっせーなー、/////」
みるとんは照れながら言う。
でも、俺は数十秒間、ずっと理解ができなかった。
キルハが、
💛 「そこはどうなの!?はっきりして!」
そういうから、みるとんは、
💙 「あぁ、そうだよ、、悪いかよ、、////」
と、顔を真っ赤にして答える。
嘘、、俺、みるとんと、、、
相合傘しちゃったんだ、、、
いや嘘ぉぉぁぁ!?!?
俺何普通に受け入れようとしてんの!?
💜 「ふーん、じゃ、ぐりげんリオラ軍団加入ね。」
さらっと、リオラがそう言った。
は、、?
なんて、、言った?
💙 「えまじっ!?」
嬉しそうに目をキラキラさせるみるとん。
🤎 「おー!!やったぁ!!」
無邪気に喜ぶこうちゃん。
🤍 「お!これからよろしくねー!」
と、俺に駆け寄るクリックス。
💛 「やったー!一緒にいられるってことだよね!?やった!やった!嬉しすぎ〜!!」
1人だけ明らかにテンションが違うキルハ。
💜 「よろしくな、ぐりげん」
爽やかな笑顔で俺に微笑むリオラ。
俺は、ほんとに信じられなかった。
今、リオラ軍団と話していること。
帰りに、みるとんと相合傘したこと。
洗面所で、みるとんの体に触れたこと。
そして、、
リオラ軍団に加入することになったこと。
本当に、夢か現実か、、わからない。
俺なんかが、リオラ軍団にいて、、大丈夫なのか、、?
いや、絶対ダメだ、、。
ここは、はっきりと、、断らないと、、
そう思って、顔を上げた瞬間。
💙 「リオラ!!本当の本当に!?」
💜 「あぁ。」
💛 「ほんとに!?!?」
💜 「だから、、」
🤍 「本当なんだよねっ!?」
💜 「さっきから、!」
🤎 「嘘じゃないよね?」
💜 「さっきから言ってるやろぉぉー!!」
リオラ軍団の、、喜ぶ姿が目に入った。
そこで俺は、断ることなんか、できなくなっていた。
でも、、これは、、リオラ軍団の、ためでもある。
俺は、そっと口を開いた。
🩵 「俺は、、リオラ軍団に入りたくない。」
「え?」という声とともに、俺に視線が集まる。
みるとんは不安な表情で俺に問いかける。
💙 「なんで、、?」
🩵 「俺がリオラ軍団に入ったとしても、迷惑かけるだけで、、!」
🤎 「それはなんで?」
俺が喋ってる途中のところで、こうちゃんが割り込んできた。
🩵 「だって、、俺、イケメンっていうわけでもないし、、女子達から、嫌われてるみたいだし、、。」
💜 「はいはい、自分の容姿が気になるっつーことやな?」
リオラは何でもお見通し、という目で俺を見る。
🩵 「ま、まぁ、、」
俺は曖昧な返事をする。
💜 「お前、顔のパーツは完璧やねんけどなぁ、、」
リオラがそう呟く。
🩵 「え?」
俺は、驚きのあまり声をあげた。
💜 「ぐりげん、イケメンになりたいか?」
イケメン。
🤎 「イケメンでいて、損することはない。」
こうちゃんが口を開く。
🤍 「女子達に言われっぱなしで、悔しくないの?」
💙 「ぐりげん、あいつら見返そう。」
💛 「ぐりげんなら、いけるよ!」
みんな、次々と口を開く。
、、、そっか。
みんな、俺を助けてくれようとしてるんだ。
俺は、リオラ軍団を信じて良い?
『つえーな、お前は、』
あの時、みるとんに言われた言葉。
みるとんが、ぐりげんは強い。って言ってくれたんだ。
だから、俺は、、
💜 「ぐりげん」
リオラが俺の名前を呼ぶ。
少し間をおいて、リオラが口を開く。
💜 「リオラ軍団に、入りたいか?」
🩵 「はい!」
💜 「よし、じゃあ、ついて来い。」
🩵 「え、あ、はい、!」
リオラにそう言われ、部屋に案内された。
💜 「まずは、そのチリチリした髪の毛やな、」
別にこれチリチリしてないしっ、!
💙 「リオラ、美容師かっ!つーぐらい髪いじんのうまいから、安心しな」
と、みるとんが、微笑む。
そう言われ、不安な気持ちはぶっ飛んでいった。
しばらくして、
💜 「あいよ、どうよ」
俺の目の前にある鏡に映るのは、サラサラした黒髪、ぷるぷるした唇、白くてふわふわしている肌。
まるで、俺は別人だった。
🩵 「これ、、俺、?」
思わず声を出してしまった。
💛 「ぐりげんかっこよ!?」
キルハが声をあげる。
🤎 「やっぱ、イケメンだったなぁ、、」
🤍 「うんうん、めっちゃいいね。」
💙 「、、、、///////」
みんながわちゃわちゃしている時に、1人、黙って顔を赤くしている人がいた。
🩵 「みるとんさん、大丈夫ですか?顔赤いですけど、、熱とかあります?」
俺はリオラ達に聞かれないように小声でみるとんに問いかけた。
💙 「あ、、だ、大丈夫、!心配しないで、!/////」
でも、やっぱり顔は赤い。
放って置けなかった俺は、みるとんの額に手を伸ばした。
🩵 「んー、、熱はないみたいですね、、」
💙 「う、あぅ、//////////」
俺がみるとんの額に触れると、みるとんの顔はもっと赤色に染まった。
それを後ろで見ていたリオラ達は、
💜 「うわ、ラブラブやん、、」
🤎 「みるとんが受けかぁ、、意外だな。」
🤍 「ぐりげんちょっとサイコパスっぽいもんね、」
💛 「たまに怖いから、みるとん危ないかもね笑」
🤍 「まじ!?おもろ笑笑」
💜 「スイッチ入るとやばい感じやな、、、こうchと同じやん」
🤎 「はぁぁあ!?結構優しめにしてるはずなんだけどなぁ、、」
💜 「全然優しないわ」
💛 「誰かみるとんの心配してやれよ笑」
そんな話を聞いてしまったぐりげんは、、
俺ってそんなふうに見られてるんだ、、
ってか、リオラ俺のこと騙したよな!?
許せんっ!
🩵 「リオラさん!」
💜 「あ?」
🩵 「さっき俺のこと騙したっすよね!?」
💜 「あ?なんのことや」
リオラは本当になんのことかわからない模様。
🩵 「玄関の位置!騙しましたよねっ!?」
💜 「あぁ、、笑」
🩵 「なんで騙したんすか!」
💜 「みるとんがお前のことs….」
リオラは何かを言いかけてみるとんに口を塞がれた。
💙 「黙れっ!//////」
顔はほんのり赤くなっている。
🩵 「えー!気になるー!」
ぐりげんもキルハ同様、鈍感である。
🤎 「兄弟揃って鈍感か、笑」
🤍 「すごいことになりそうだね〜、」
こうちゃんとクリックスは他人事のように話す。
リオラがまとめてくれると思ってるから。
本当リオラはすごいよなー、、
キルハというアホをお世話しながら俺にも声かけるなんて、
と、考えていたらリオラが喋り出した。
💜 「ぐりげん、リオラ軍団加入したから敬語禁止。それと名前も呼び捨てでいい。」
リオラ軍団のルール?的なことを説明された。
他にもリオラ軍団にはルールがあった。
それは後で説明するね。
💛 「てか、ぐりげんは今日どこで寝る?」
キルハがそう言うと視線がみるとんに集まる。
なんでみんなみるとんの方を向くんだろ?
💙 「な、なんで俺見んだよ、!」
みるとんは俺が思ったことを言ってくれた。
💜 「部屋がもう一つあんねんけど、今日は使えへんからみるとんの部屋でいける?」
💙🩵 「はぁぁあぁぁぁあ!?!?!? 」
そのリオラの提案に、俺とみるとんは同時に声をあげる。
💙 「お前嘘つくんじゃねぇぞ!?あの部屋別に使えるだろ!」
💜 「いやぁ?使えへんけど?」
💙 「絶対嘘!」
💜 「ほんまやってぇ〜」
明らかに嘘をついている声で言うリオラ。
💛 「ふぁ〜、、もう僕眠いから寝るね〜、おやすみ〜」
あくびをしながらリビングを出ていくキルハ。
「僕も〜」とキルハの後に続くのはクリックス。
💜 「んじゃ、おやすみー」
🤎 「また明日ね〜」
と、俺たちに手を振るコウリオ。
リビングには俺とみるとん。
2人きり。
みるとんと。
心臓の音がうるさい。
みるとんが俺に近づいてくると、その心臓の音はスピードを増す。
顔が熱い。
息ができない。
みるとんは、優しい顔でこう言った。
💙 「ごめんね、凄いことになっちゃって、」
謝られた。
🩵 「なんで謝るの、?」
💙 「その、自分で言うのもあれだけど、、俺たち、人気者じゃん、?だから、ぐりげんが、疲れちゃうかなって、、」
まぁ、今日、いろいろあったから、疲れてはいるけど、、
💙 「俺と同じ部屋で寝るとか、最悪だよな、、」
そんなことない、!と言う言葉は俺の口から出てこようとしなかった。
💙 「俺ソファで寝るから、ぐりげんは俺の部屋で寝な、、俺の部屋こっち」
と、みるとんの部屋であろう場所へ向かっていった。
その背中は、少し寂しそうだった。
俺は、その背中を見て、全てを理解した。
キルハとクリックス、あの2人はデキていて、キルクリと言われている。
こうちゃんとリオラ、あの2人もデキていて、コウリオと呼ばれている。
みるとんだけ、、その相手がいないんだ、、
だから、リオラが、「ぐりげんはリオラ軍団加入」と口にした時、誰よりも喜んでいて、
俺が否定した時、誰よりも不安な目をしていた。
みるとんは、、相手が欲しいんだ。
でも、勿論それは誰でもいいわけではなくて、俺が良いんだ。
そんなの、信じられないし、これが、自意識過剰なだけかもしれないけど、、
俺はみるとんが好きだから、
みるとんの笑顔を見ていたいから、
みるとんの部屋の前にきた時に、
🩵 「みるとん。」
俺は、震える声で、名前を呼んだ。
💙 「ん?」
みるとんはもう疲れ切った顔で振り返る。
🩵 「あの、、その、、俺、、」
俺は言葉に詰まる。
💙 「どうした?」
その優しい声で、余計に胸が締め付けられる。
みるとんの優しい声が、俺の心を包んでくれる。
ずっと一緒にいてほしい。
だから、今みるとんに、伝えなきゃ、
俺は、、
🩵 「みるとんが好き。」
って。
疲れ切っていて今にも閉じそうだったみるとんの綺麗な目は、俺のその言葉を聞いて、大きく見開いた。
💙 「え、、?」
状況が理解できていない様子のみるとん。
そりゃそうだ。
急に「好き」なんて言われたら、驚くに決まってる。
でも、このままじゃ、俺も、みるとんも辛いままだと思う。
そんな証拠、一つもないけど、確かに、俺はそう思えた。
この気持ちが、悪い方向に向かいませんように。
さて、みるとんはどう返してくれるのか。
気になるのはみるとんの”答え”だけ。
これから先、どうなるかなんてどーでもいい。
今は、ただ、本当のみるとんの気持ちが知りたい。
💙 「あの……」
みるとんが何かを言いかけた。
少し間が空いたところで、みるとんが口を開く。
💙 「俺なんかで、、いいの、?」
、、、、ん?
思っていた回答と違くて、理解が追いつかなかった。
💙 「その、無理して、、ない?」
みるとんは少し不安気に問いかける。
無理?無理なんて、してない、、
俺の本当の気持ちだよ。
なんで、そんな悲しそうな目をするの、?
辛そうな目をしないで、、
胸が、、苦しくなるから、、!
少し俺の息があがってきたところで、みるとんが口を開いた。
💙 「コウリオ、キルクリがあるじゃん、?俺だけなくて、無理に俺のこと好きになろうとしてない、?」
してるわけない、だって俺、、ずっと、ずっと、、みるとんのことが好きだったんだよ、、
喋ることはできなくて、目を合わせることもできなかったけど、、
俺は遠くからみるとんを見守るために、学校にきてたんだよ、!
学校に来れてたのはみるとんのおかげ、、
だから、お願い、、もうやめて、、!
💙 「、、、ごめんね。俺のせいで。」
俺のせい、、?
みるとんの、せい、?
何が…..?
なんで、、どうしてみるとんは、、全部1人で抱え込むの、?
そんなことを考えながら下を向いていると、
みるとんは俺の頭に手をおいて、
『ありがとう。』
そう言ってリビングに戻ろうとしていた。
俺は、みるとんに離れていってほしくなかった。
咄嗟に、みるとんの裾をそっと掴んだ。
💙 「ん?なんかあった?」
眩しい笑顔。
俺をこれ以上悲しませないようにしてくれている笑顔。
俺に対する、配慮。
それが、辛くて、、。
俺は込み上げる涙をグッと堪えた。
💙 「もう夜遅いよ?俺のベット、使って良いからね。」
🩵 「嘘なんかじゃ、、ないよ。」
みるとんは黙り込んだ。
🩵 「ずっと、、ずっと好きだった。」
🩵 「みるとんの、笑顔が好きなの、、」
🩵 「みるとんの優しい声が好きなの、、」
🩵 「みるとんが、、大好きなの、、」
🩵 「だから、離れてほしくなくて、、」
🩵 「ずっと一緒にいてよ、、お願い、」
俺は涙を堪えきれなくて、涙を溢してしまった。
💙 「そっか、、ごめん。」
大きな体が俺を包む。
ふわっと体が浮き上がったような感覚。
💙 「ありがとう。」
低い声が俺の耳元で響く。
俺の頬を流れる涙を、大きな手で拭き取るみるとん。
💙 「じゃあ、今日は一緒に寝よっか。」
俺に微笑んで、部屋へ向かうみるとん。
その言葉は、俺を安心させた。
みるとんの部屋。
みるとんの匂いしかしない。幸せ。
💙 「あぁー、今日は色々あったなー、!」
と、みるとんはベットに座る。
俺は緊張しすぎてその場から動けない。
💙 「ふふ、緊張してんのか笑」
💙 「好きって言ってくれたでしょ?笑」
と、揶揄うように笑いながらみるとんの横をぽんぽんと叩く。
💙 「おいで」
聞き心地の良い低い声。
俺の体は固まったままだけど、みるとんの横へ腰を下ろした。
💙 「もう2時だよ、疲れたねー、」
眠そうな声でそう言いながら後ろへ倒れるみるとん。
🩵 「明日休みで良かったね、笑」
俺は黙ったままでは流石に気まずいと思い、ソワソワしながら言葉を発した。
💙 「ほんとにな〜、、あ、明日なんかある?」
みるとんは何かを思いついたように話す。
🩵 「ううん、何もないよ」
💙 「明日2人で出かけない?」
🩵 「え、?」
これってまさか、、デートのお誘い!?
これはいくしかないっ!!
💙 「だめ?」
くあ、っ、!
何その目、!尊いっ、!!
いやいやそんなきゅるんきゅるんな目でお願いされたら断れないってー!!
🩵 「勿論、行かせていただきますっ、!」
💙 「良かった!笑」
俺の顔はしばらく赤かったと思う。
💙 「じゃあ、寝よっか、」
🩵 「うん、おやすみ!」
💙 「おやすみ、、」
ぜんっぜん寝れん、!!!
みるとんの寝息が尊すぎて無理、!
寝れん、!!!
うー、、今何時だ、??
4時っ、!
あれから2時間経っている、、?
全く寝れんのだがっ!?
やばいーっ!!
その時みるとんが寝返りをうって俺の方を向いた。
え。
寝顔、、、
かわよぉあぁぁぁあ!?!?!?
なんですかその顔、天使ですかなんですか!?
、、、襲いたい。
ああぁぁぁあ!!!だめだめだめだめ!!
絶対だめ!!!!何考えてんの俺!?!?
落ち着け、、
1人でわちゃわちゃしているとみるとんがベッドから落ちそうになっていた。
俺は咄嗟にみるとんの手を掴み、俺の方へ抱き寄せた。
やばい、え?なにこれ、、やばい、がちでどういう状況、ほんとに意味がわからない。
これどうしたら、、
💙 「ん、あぁ、? 」
困っていたらみるとんが起きそうになった。
やばっ!
俺は咄嗟に目を瞑り、寝たふりをした。
、、、みるとんを、抱えたまま。
んぁ、、、
俺が目を開けると、、そこにはぐりげん。
なんかめっちゃ可愛すぎるぐりげん。
少し汗をかいていて、なんか変な夢でも見てそうな顔。
え?何この状況、、。
俺、ぐりげんに抱きしめられてね、?
ぐりげんの顔ちっか、、//////
でも、ぐりげんは俺のこと大好きって言ってくれたから、、、
そう思いながら俺はぐりげんの腰に手を回す。
するとぐりげんの体は少しピクッと動いた。
あれ?起きてる、?
いや、んなわけないか、、もう4時だし、
流石に寝てるよな、
つか、どーゆー状況、!?
なんか抱き合ってんだけど、、。
意味わかんねぇ、、//////
これじゃ絶対寝れないと思った俺は、顔を背けた。
、、、あっぶねぇ。
みるとんの、、手の動きエロかったな、、
いや、何考えてんだろ、、
俺の口角は自然と上がっていった。
口角が下がってくるのには、時間がかかりすぎてしまった。
その間には、俺は眠りについていた。
💜 「おぉおおぉぉぉーい!!!!!!」
🤎 「起きろぉぁあぁぁぁおぉぁ!!!!」
コウリオの叫び声で俺は目が覚めた。
うるさ、、どっから声出してんの、。
みるとんはまだ眠っているようだった。
みるとんに布団を掛け直して俺は扉を開けた。
そしたら、、
💛 「わっぁっ!?!?」
と、キルハが尻餅をついた。
🩵 「あ、キルハ。ごめん。」
扉を開けた先にいたキルハにぶつかった。
💛 「ったたぁ、、」
尻をさすりながら痛がるキルハに手を伸ばした時、
🤍 「え?まって、、」
クリックスが口元を手で押さえて驚いている。
え?俺がキルハを倒したと思ってる?
いやいやいや!違うからねっ!?
いや、違くはないけど…..
否定しようと声を出そうとした瞬間
💜 「え?やば….え!?」
リオラも驚いている様子、、。
だから違うって、!!
🤎 「やるなぁ、、みるとんも、笑」
え?みるとん?
こうちゃんの言葉で、俺は不思議に思った。
💜 「みるとんと一緒に寝た?笑」
リオラにそう聞かれた。
まぁ、一緒に寝たよ?
🩵 「え?まぁ、、うん。」
空気が一瞬、 変わった。
🩵 「え?なに、、?」
俺は状況がわからなくてリオラ達に問いかける。
🤍 「変なことされなかった?」
クリックスに聞かれた。
変なこと、?
普通に、、寝たけ、、、どっぁぁ!?!?
まって、なんか俺たち抱き合ってなかった、?
いや、、いやいやいや、!気のせい、、じゃないか、、
でもあれは俺が、、
🩵 「さ、ささ、さ、されてない、よっ?」
🤎 「嘘つくなマジで笑笑」
💛 「嘘つくの下手くそ〜笑」
💜 「お前が言うな」
俺の回答が嘘だというのは全員に見透かされていた。
でも、されてないのは事実。
俺が、、最初にしたもんね、、
みるとん、、ごめん、、!
💜 「みるとん起きんし先朝飯食お」
みんなリビングに歩き出す。
🩵 「あ、うん!」
でも、1人だけ俺に近づいてきて、誰にも聞こえないぐらいの小声で話す。
🤎 「後で詳しく話してね笑」
笑いながらキザにウインクするこうちゃん。
🩵 「え、?」
こうちゃんは微笑んでリオラのもとへ走り出した。
あの眩しすぎる笑顔は、しばらく俺の頭から離れなかった。
💜 「今日みんな予定ある?」
リオラがみんなに質問する。
🤎 「んー、、あ、あるわ。」
こうちゃんが声をあげる
💜 「家に女連れて来んなよ?」
リオラが真顔で言った。
🤎 「女なんか連れてこないって」
こうちゃんは否定しながらリオラに近づいて、
ちゅ、
リオラとこうちゃんの唇が重なる。
💜 「んっ、///」
🩵 「え、っ、」
俺は突然起きた出来事に驚き、声をあげる。
え?今、、き、ききき、き、きす、、した、?
🤎 「俺の今日の予定、リオラを可愛がることだよ♡」
💜 「、、ッ、!/////////////」
🤍 「んーとね、僕は、、」
クリックスが喋り出す。
コウリオのことはまるで、当たり前かのように、、
🤍 「お散歩しよーかな?」
お散歩かぁ、、いいね、今日天気いいし、
そんなことを考えていると、キルハが口を開いた。
💛 「1人でいくの?」
🤍 「んー、、そうだね、、」
クリックスがそれに答えると、
💛 「ダメ。」
キルハは食い気味に否定をした。
🤍 「いいじゃん、、今日ぐらい1人の時間過ごさせてよ〜、、」
💛 「絶対ダメ。2人で行こ」
なんかキルハ、、いつもと違うような?
怖い、、というか、。
💛 「んじゃ、着替えて散歩行こ!」
🤍 「はーい、、」
クリックスは明らか不服そうな返事をして部屋に向かう。
🤎 「よしっ!じゃあ部屋行こっか♡」
💜 「嫌。」
リオラは顔を赤くしたままこうちゃんの誘いを拒否する。
その途端、リオラの体が宙を舞った。
💜 「え?」
🤎 「よーし、行きますよ、お姫様♡」
リオラをお姫様抱っこして部屋に向かうこうちゃん。
💜 「あぁー!!おろせぇ!////////」
リオラは5歳の男の子のようだった。
🤎 「暴れれば暴れるだけ凄いことになっちゃうけど大丈夫?」
こうちゃんがそう言うと、
💜 「ばかやろぉ、、////」
顔を真っ赤にしてこうちゃんの胸に顔を埋めるリオラ。
リオラは嫌がっているけど、本当は幸せなんだろうな、笑
さっきまでわちゃわちゃしていたリビングが一瞬にして静まり返った。
、、、みるとんも、こういう気持ちだったのかな、。
コウリオ、キルクリ、
みんなは相手がいるのに、
俺だけいなくて、、
ずっと1人。
寂しい、、。
そんなことを考えていると、隣の椅子に誰かが座った。
💙 「そんな暗い顔して、どうしたの?」
眠そうな目をしている、、
みるとんだった、。
俺は少し、泣きそうだった。
みるとんの気持ちが、少しわかった気がする。
気づくと、俺はみるとんの手を握っていた。
💙 「どうしたの?」
みるとんへの好きがとまらない。
みるとんが好きすぎる。
みるとんが欲しい。
みるとんを、俺だけのものにしたい。
みるとんの、その声、髪、目、唇、手、体、全部、、全部俺のものに、、
💙 「ぐりげん?どうした?」
みるとんが好き。
みるとんが大好き。
みるとんを離したくない。
みるとんのこと、ずっと見ていたい。
💙 「ぐりげん、、?」
みるとん、一緒にいて。
みるとんのものになりたい。
みるとんを守りたい。
みるとんを壊したい。
みるとんを、、ぐちゃぐちゃにしたい。
💙 「どうしたの、、?ねぇ、、?」
🩵 「みるとん、大好き。」
みるとんは驚いたように目を見開いて、しばらくして何かを理解したかのように微笑んだ。
💙 「俺もだよ。」
その一言は、俺を安心させた。
💙 「ぐりげん。」
名前を呼ばれ、みるとんのほうを向くと、
ちゅっ
みるとんの顔が迫ってきて、優しく俺の唇に触れた。
🩵 「え?」
💙 「寂しかったの?」
、、、、図星。
🩵 「うん、みるとんが、、欲しかった。」
💙 「じゃあ、お出かけいこ?」
そうだった、今日はみるとんとお出掛けするんだ。
🩵 「うん!」
みるとんの部屋に入った時、ふと思った。
、、、服。
リオラ軍団ルール2
リオラ軍団に加入したらシェアハウスに住むこと。
俺は昨日リオラ軍団に加入したから、まだ俺の部屋も、服もない。
服がない、、。
どうしよ、、
💙 「んー、ぐりげんどの服がいい?」
そう言いながらクローゼットを開けるみるとん、
そのクローゼットにはなんかやばいぐらい服が入ってる。
🩵 「服多っ、笑」
俺は思わず声に出してしまった。
💙 「うるせぇ!別にいいだろっ!」
みるとんはべしっ、と俺の頭を叩いた。(意外と痛かった。)
💙 「じゃあ、ぐりげんこれ。着て。」
そう言われ、みるとんの選んだ服を着てみると、
ちょーぶかぶかだった。
そりゃそうだ。
みるとんは180以上、俺は170、10cmも違うのに、服がぴったりなはずはない。
💙 「ふふ笑、ぶっかぶかだね笑」
みるとんは俺を見て笑う。
🩵 「もー、、バカにしてるでしょ?」
💙 「してないよ笑」
🩵 「んー、」
俺は不服そうに自分が着てる服を見る。
💙 「可愛いよ?ぐりげん」
みるとんは俺に向かって眩しすぎる笑顔を放つ。
🩵 「っ、す、、////////」
その笑顔が可愛すぎて、俺は言葉を発せなかった。
それと同時に、俺の唇にみるとんの唇が触れた時のことを思い出した。
この笑顔、もう俺のものなんだ。
俺だけの、、。
と、思いながら、俺には勿体無いような笑顔に見惚れる。
💙 「じゃあ、服買いに行こっか!」
みるとんと服を買いに行く。
あーもう幸せ。
🩵 「うんっ!」
俺はそう返事してみるとんの部屋を飛び出した。
次回予告
🩵 「んー!んま!」
💙 「やっぱ俺、ぐりげんの幸せそうな顔見てる時が1番幸せだな。 」
🩵 「、、俺は、みるとんと一緒にいる時が1番、、」
💙 「お前ら尾行下手すぎ、バレバレだっつーの、、」
🩵 「え!?俺たちのことつけてたの!?」
? 「バレたの絶対お前のせい。」
? 「え!?僕っ!?」
一緒に服を買って、一緒にお昼を食べて、ラブラブなぐりみる。
そんなぐりみるを尾行していたのは一体、?
ぜひ次話もご覧ください!
見てくださってありがとうございました!
ばいばーい!
コメント
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うわ、めっちゃ青春!!普通のラブコメかと思いきや、兄弟のコンプレックスとか“比べられる”痛みが冒頭でしっかり描かれてて、一気に引き込まれました。ぐりげんが音楽室に逃げ込むシーン、わかるなあ…あそこが彼のセーフティゾーンなんだね。 で、みるとんが「つえーな、お前は」って言った瞬間、私もぐりげんと同じで涙腺ゆるみました。あの一言、本人の内面をちゃんと見てるからこそ出る言葉だし、「似てない」の傷を反転させるみるとんの優しさが沁みる。しかも1話で相合傘→お泊まり→告白→キスまで持ってく展開、はやすぎでは!?笑 リオラが玄関騙したのも、みるとんにチャンス作ろうとしたんだろうな…とか考えるとリオラの性格の悪さ(?)が愛おしい。こうちゃんとのやり取りも含めて、キャラの個性がもう立ってるのがすごい。 ただ、1話でここまで進むと「もうゴールじゃん!」って思う人もいるかも。でも次回予告で尾行してる奴らいるし、外からもっと揉める展開がありそうで、続きが気になります。ぐりみるの距離が縮まったあとの嫉妬や波乱を、どう描くのか楽しみにしてますね。