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控えめに言って神作品
高鳴る鼓動を抑えて視線を右往左往させる。
側から見れば挙動不審に思われるだろう、だが私はそんなことを考えてる場合ではなかった。
up「やっと高校かぁ…」
誰にも聞こえないぐらいの声で呟く。
元々コミュ障っていうのもあり少し不安だったがそれを打ち消すほどの期待があった。
中学校では失敗が多かったんだ、高校では成功させる
そう決心して門をくぐる
いじめにあっていた訳ではない
ただ友人関係がうまくいってなかった
周りはTikTokとかインスタとかあのアイドルがダンスがとか
そういうのが合わなかっただけだ
合わなくても小学生の時はみんなと仲良くできてたし、中学でも平気だと思ってた
4月、5月は今までどうりだった
でも6月から歯車が狂い始める
親友とはなぜか話せなくなり、それが原因で友達を失いたくないと必死で思った。
自分が発した一つ一つの言葉に必要以上に神経をつかい、夜には布団にくるまって妙にはやく鳴る鼓動を聞きながら泣いた。
しんどい、疲れた、消えてしまいたい
部活で私以外の子達で話しているときとか親友を見てる時とかそういうとき思うようになっていた
後ろの席の子が遊ぶ約束をしてる時当たり前のように遊びに誘えていいなと羨ましかった。私以外の部活の子達だけで遊びに行っていたと聞いた時は少し堪えたが気にしてないふりをする。
up(なんで誘ってくれなかったんだろ)
小学生の時からそこまで外で遊ぶことはないがそれにしたって誘うぐらいしたらいいじゃないか
もしかして
up(みんな私が嫌いだから?)
そう考えるとそれにしか思えず心臓がギュッと痛くなった
なんで?なんでなんでなんで!!!
小学1年生から6年までずぅっと仲良くしていた親友は私以外の一定の子とずっと話している
up(私とは話せなくなったから違う子とですか)
ちょっと話しかけられただけで舞い上がって喜んでいた自分が阿呆らしいとさえ思えた
親友はもう元の関係にだって戻らなくてもいいみたいだ
up(腹が立つ)
無駄に神経質な自分に
流行りとか自分が好きでもないけど友達がほしいがためだけに頑張ったんだ
up「必死すぎキッショ…w」
自分でも苦笑いを浮かべてしまう
クラス表をみて自分のクラスへと向かう
早くについたせいか教室に入っても数名しかいなかった
その時
?「あれ?私の隣の席の人ですか?」
up「!?」
急に人に話しかけられた
?「あ!すみません!mmntmrです!!」
黒く長い髪をした少女がmmntmrと名乗る
up「あ…えと…upprnです…」
急に話しかけられたせいでドギマギしながら自己紹介をする
mm「隣ですし仲良くしましょー!」
up「は、はい…!」
あ、すみませんお手洗い行きますね、とmmさんがトイレの方向に行く
その瞬間息を深く吐く
嗚呼、ウシナイタクナイ