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・もはや名前お借りしてるだけ
・BLは展開の早いファンタジー
・この世の全てと無関係
・キャラ、口調崩壊
・捏造100%
・知識があまりないので
フィクションとして頭からっぽにして読んでください
tt side
とある日。いつも通り任務でKOZAKA-Cの対処に当たっていた。
近くにはパトロール中に招集されたらしいリト君もいた。俺の同僚兼恋人でもある。
パワーなら全ヒーローで一番と言っても過言ではないリト君がいるのだから、俺一人でやるよりだいぶ早くに片付いた。
「っふ〜、お疲れ!
いやぁ、やっぱり君強いよなぁ
あんなに囲まれてたのにすぐ倒すし」
「いやいや、テツもだろ
俺あんなに機敏に動けねぇよ」
こつんとグータッチをしてお互いの戦績を褒め合う。どんなときでも褒められるのは嬉しいもので、俺は思わずでへへへ、と思いっきり隠さずに照れ笑いし、リト君に小突かれた。
キリンちゃんともお疲れのグータッチをして。さて本部に報告しに行きますか、と伸びをした、その時だった。
「ッ、テツ危ねぇ!!」
「は、」
振り向いたときにはもう遅く、KOZAKA-Cの残党らしい一匹がなにかのビーム機を抱えこちらに放とうとしていた。
リト君が俺をかばうために手を伸ばすも届かず、なんなら巻き込まれで俺とともにそのビームを浴びてしまった。
土埃が起こりKOZAKA-Cが見えなくなるも、二人してまだ動けると気づくと速攻で探し出し倒した。
いきなり全力を出したので一時的に息切れする。土埃が収まったところでリト君に声をかけようとして、俺はぴしりと固まった。
「り、り、リト君…その…
その頭の耳は…」
「は?!え、いや、テツお前も…
なんか頭から耳生えてんぞ…?」
お互いがお互いの姿を舐め回すように見る。リト君の頭には髪と同じ色の猫のような耳が生えていて。背後では尻尾らしき細長い物体がまた髪と同じ色をしてゆらゆらと揺れていた。
俺はと言うと、確かに何か腰と頭部に神経が増えたような感覚がする。
何が起こったかをじっくり数分かけて理解した俺達は、そこら中に響き渡る悲鳴のような驚愕の叫び声を上げたのだった。
「うわ〜〜〜!!
なんや二人とも可愛ええことに
なっとるや〜〜〜ん!!」
体調不良などはなかったのだが念の為専門医に見てもらうと、本当に自分たちに猫耳と尻尾が生えてしまっただけでその他に支障はきたしていないという。
あのKOZAKA-Cからビーム機を回収して早急にライ君のラボに送って解析してもらうとすぐ結果が返ってきて、ビームを浴びた人間に一日猫耳と尻尾を生やす効果があるものだったという。
なんだ一日かぁ、と胸を撫で下ろすが、逆を返せば一日ずっといい年した成人男性二人が猫耳尻尾を生やしたまま過ごさなければならないというわけで。
若干気まずくなりながらアジトに帰ると、マナ君が上記の言葉を発し俺達に向かってしきりにスマホのカメラのシャッターを切っていた。ウェン君はと言うといつも通りデケェメンズがそうなっても需要ないじゃんね〜と高火力発言をかましながらハイボールを煽っていた。
本部は、万が一何があってもいいように猫耳尻尾状態が治るまでなるべく一緒にいることを命じた。
二人して顔を見合わせると、言葉もなく帰る支度をすると、一足先に家に帰ることになった。行き先はじゃんけんでリト君の家に決定。なるべく人目のつかない道を選んで足早に雪崩込むように家に入った。
ぱちりと家の電気が着いてソファに座ると、ようやく一息つけたような安心感があった。
晩御飯はなんとリト君が作ってくれるらしく、俺はそれに甘えて風呂を沸かすことにした。キッチンと風呂場で二人してその場から動かず、「テツ何食べるー?!」「前ウェン君が美味しかったって言ってたやつー!」「まぜそばな!オッケー!!」と会話した。
まぜそばは案外すぐにできたらしく、お風呂が沸いたのと同時に二人分出来たというリト君の声が聞こえる。
ご飯かお風呂どちらが先か話し合って、結果まぜそばは最悪温められるからとお風呂が先になった。
リト君の手料理を食べれるなんて滅多にないので楽しみで、リト君が入った後すぐさま入ってさっさと上がった。
早ぇよと笑われながらテーブルにつく。お互いの前に更に盛られたまぜそばが運ばれた。いただきますと声を合わせると、思い切り啜る。
「ん゛!美味ぇ!!」
「だろ〜?」
「こりゃウェン君も絶賛するわけですわ
リト君最近自炊続いてるんだって?」
「引っ越してから
すげぇするようになった」
「前の君ん家何もなかったもんね」
「おい何もないは言いすぎだろ」
時には小突い合い笑いながら、どんどん皿の中は白の面積が増えていき食べ残すことなく完食した。
また同じように声を揃えてごちそうさまと言うと二人で洗い場に立って皿洗いをして片付ける。
その間にキリンは眠くなったらしく、自分から歩いて籠の中に潜りぷぅぷぅ寝息を立て始めた。
後はごろごろするだけだとリト君の寝室にお邪魔してくつろぐ。
「にしても二人して猫耳と尻尾
生やすことになるとはなぁ」
「だよね?!なるとしても
相場は二人じゃなくて俺かリト君の
どっちか一人だろうが!!」
「え、なんかこういう創作話とか
結構あったりすんの?」
「や、なんでもないよ」
やはりリト君はネットを知らないなとスマホをいじろうとしたが、不意にリト君の手が伸びてきて俺の猫耳に触れた。そこから温もりが伝わる。
「え、な、なに?」
「や、触られてる感覚とかさ
あったりすんのかなって」
「そ、れは…
自分の触ったほうが早くない?」
「……んふ、」
「おい無視すんな」
ばしばしとリト君の太腿を叩いてみるも、耳を触ってくる手は止まらなかった。
そしてリト君のしっぽがゆらゆら揺れているのが見える。残機猫以外の猫とは猫アレルギーのせいであまり接したことがなかったのだがこれは分かる。楽しんでいる。
そこまで考えて、そういや俺猫アレルギーなのになんも悪くならないなと思いつく。自分も半分猫になっているから毒を持って毒を制すみたいな感じで一時的に克服したのだろうか。なにはともあれ、アレルギー症状が出ないのはありがたかった。
諦めて好き勝手にさせていると、手が段々顔に下りてくる。髪の毛を梳くように撫でてはするりと手のひらが片頬を包んだ。
「…半分猫だからかわかんねぇけどさ
それ今すげぇ気持ちいいわ
めっちゃ頬擦りしたくなる」
「すればいいのに」
「恥ずかしいだろ普通に」
「いつもはもっと凄いこと
してたりするのに?」
「な゛ッ、それとこれとは
話が別だろうが!!」
なんてことを言うんだと睨みつけるが、なんとも思っていないように躱され、変わらず頬に手が添えられている。
猫としての本能が混じり始めてのか、うず、と落ち着かなくなってくるとうろうろ視線をどこかに飛ばした後恐る恐る手にすり、と頬を寄せた。
やはり羞恥心はあるので思い切り目を瞑って眉を寄せながらしていると、不意に喉から小さくごろごろと本物の猫のような音が鳴り始めた。それに驚いたように二人で目を合わせる。
「え、何今のぉ〜…
マジの猫ちゃんやん」
「うるせぇ!
猫はリト君も同じだろうが!!」
思い切り噛みつくように反論していると、今度はリト君の方からすりすりと頬を擦り始めてはぅん、と力が抜けていく。
二回目の諦めを挟まないとダメかとまた内心ため息を付きながら、ええいままよと振り切って自分からも頬擦りしてやった。また喉が鳴り始めるが無視する。
そのままにしていると、リト君の手はさらに下りて親指の腹でむにむにを下唇を揉んできた。
「……この手は、なに?」
「え?
…キスしてぇなって」
「それまた急だな…」
「なぁ、ダメ?」
「君さぁ
俺が断らないからって
わざと聞いてるとこあるよな」
「うん、悪い?」
「開き直りやがった…んぅ、」
言葉尻は唇で塞がれて出なくなった。小さくリップ音を鳴らしながら何度も角度を変えて短いキスを繰り返す。
それが続いていると不意にリト君の方から舌が出てきて俺の唇の境目をノックするように軽くなぞる。
それを合図に小さく口を開けてやると、そこから分厚い舌が入り込んでくる。一瞬にして逃さないという風に自分の舌を絡め取られた。
「ふは、やっぱ鼻で息すんの下手」
「は〜…悪かったなァ…」
「まぁ、そのままでいてよ。…ん、ふ…」
「ぁ……は、ふ…っ、んんぅ、……ちぅ、」
再開された深い口付けに、頭の中で思考が鈍っていくのと同時にどこか冷静な自分がやられっぱなしでいいのかと反骨心を燃やしたので、仕返し程度に下唇を軽く食んでやった。
そうすると、流石に予想外だったのか少しだけ目を丸くさせたリト君は、一瞬唇を離すと俺をぐいっ、と引き寄せ膝に乗せるとそこからまた噛みつくように口付けてきた。
空いていた手が両方とも恋人繋ぎをされ握られる。膝から落ちないようにするために更に身体が密着する。
「っは、ぁ……なんかさぁ、
これも猫うんぬんかんぬんの
影響だと思うんだけど
舌がめっちゃざらざらしてる」
「あ、やっぱり?いつもと違って
すげぇざりざりすんなって思った
もしかして痛いとか?」
「…や、別にそれは大丈夫」
「それだと気持ちよかったって
解釈にしちゃうけど」
「いや流石に思考が飛びすぎ…
…まぁ、うん、そうかも」
「……ハッ、まじで?」
珍しく素直に認める俺にリト君の方も赤面した。レアな表情だ、今のうちに脳内のメモリに焼き付けとこうとオタクみたいな考えでじぃっと見ているとリト君の顔が肩口に埋められる。
一瞬だけびくっとしたが、次の瞬間にはあぁキスマとかつけるんだろうなと察しがついてあえてなにも言わないことにした。
そして案の定点々と唇が肌に吸い付いてくる。が、行動に察しがついても慣れないものは慣れないままで。
耳が心情とリンクしてぴくぴくと忙しなく動いている。尻尾は所在なさげにゆらゆらと揺れていた。
リト君は俺がじっとしているのをいいことにある程度好き勝手していると、項あたりを数回舐めて俺をゆっくり押し倒した。
とさりと音はしたものの、ひどくゆっくりで優しかったので背中への衝撃はほとんどない。
「…猫同士のやつって
雄が雌の項…まぁ首の後ろを、
逃げないように噛み抑えながら
するんだってさ」
「な、なんで知ってんの…?
君猫飼ってたことあったっけ」
「んや?さっき調べた」
見下ろされながら、さらっと当然のように言われて頭が混乱する。
俺の耳を触り始める前にやたらとスマホを触って文字を打っていたりしていたのを思い出す。それは猫についてのことを調べるためだったのかと今になって気づいた。
ということは、最初からこうする気満々だったというわけだ。
意図を理解してじとっと睨むと、それに気づいたリト君は清々しいくらいの笑顔を浮かべた。
「こういうの滅多にないんだからさ
せっかくならやりたいことやろうと思って
今のうちに猫同士にゃんにゃんしよ」
なんだその百合でしか許されないような、俺達が使うとキツく聞こえる言い方は。と突っ込みたかったがその口は言葉が出る前にすでに塞がれた。
無意識か、ゆらりと俺とリト君の尻尾が彷徨ったかと思えば、ちょん、と触れるとそのまましっくりきたのかしゅるしゅる、きゅうきゅうと絡み合った。
にゃんにゃんなんて言い方しながら、内容自体はまぁまぁ可愛くないんだろうなと思いながらも俺は身を委ねるように舌を絡め返した。
END.
皆様お久しぶりです、作者です
一ヶ月以上投稿せずにここまできてしまったことに
反省するばかりです…
最近はネタと思い出しても完結まで練れず
モチベーションも低下とコンディションが
はちゃめちゃに荒れていました
三周年配信とオリ曲で何故かやる気が湧いて
思いついたものを執筆しました
猫の知識に関しては全く分からなかったため
ネットでの情報を頼りにしましたが
間違っているところもあるかもしれないので
そこはご容赦していただければなーと…
マジで久しぶりに書いたので描き方だったりが
大幅に変わってるかもしれないです
解釈不一致とかありましたら申し訳ないです
投稿ペースの回復の見込みがありませんが投稿された際に
気楽にふらっと見に来てくださると幸いです