今日はお泊まり!
俺ん家にロウが泊まりに来るんやけど⋯
最近ある悩みがある
ロウがめちゃめちゃ甘えてくる
世間一般的には仲のいい友人ならこれが普通なのかもしれんけど
今だって⋯⋯
「⋯んん、⋯⋯」
俺の肩にもたれかかって眠っている。
前ならこんなこと一切なかったはずなのに
まあ俺にとっては好都合
なぜなら俺は彼に好意を抱いているから
『きっと叶わんのやろうなあ』
気がつけば口に出してしまっていた
「⋯マナ?」
『あ、起きた?』
「ん⋯まだ、もうちょい寝かせて」
そう言えばまた俺の肩に身を寄せてきた
これって⋯脈アリ⋯⋯???!
早くなる鼓動に問いかけるように 嬉しさを噛み締めた
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「あーー、おもろかった」
「やっぱマナとやるゲームが一番おもろいわ」
『ほんまかー?!俺もロウとやんの好きやで』
家に着いてからはずっとゲームをしていた
好きな人との時間はあっという間で
気付いたら0時を回っていた
『あ、風呂どうする?先入るか?』
「⋯たい、」
『なんて??』
「一緒に⋯入りたい⋯⋯ 」
『え゙?!!?!!????!』
一緒に入りたい、その一言が心を許してくれている感じがしてとても嬉しかった
「なに、だめ?」
そう言うロウの顔は今まで見たことの無いほどの赤面で、あまりにも可愛かった。
ここでダメと言ったらどうなるんだろう
少し意地悪してみることにしてみた
『ダメ』
「⋯わかった、」
今日は散歩に行けそうにない、と伝えた時の
子犬のようなしょげ方でこれがほんまに白狼か⋯?と疑う可愛さだった。
『んふふ、嘘やって!ええよ入ろ?』
「マジ?やった、うれし」
『じゃあロウ先行っといて、服とか持ってくわ』
「ありがと、先行っとく」
あるはずもない尻尾がぶんぶんと振っているように見えた
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前編はここまで❕
最後まで読んでくださり
ありがとうございます🐺♡
♡50↑で後編だします!
後編では濡場あり⋯です🤫🩷
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