注意
🌸☄️
百合
同棲
si泣く
「すいちゃんいるー?」
「みこさん、ここにはいませんよ」
「お!マネちゃん、わかった。ありがとう〜」
みこは知り合いを探している。少し前にすいちゃんから一緒に帰らないか。といわれそそくさと仕事を終わらせた。終わったのはいいものの、すいちゃんが、ほしまちがいない。まだいるとは思うので事務所を探し回っているがどこにも見当たらない。一日の中でもう複数のホロメンと会っているが、誰もすいちゃんのこと見ていないらしい。じゃあもう先に帰ったのではないだろうか。せめてメッセージを残してくれると嬉しいのだが、すいちゃんは残してくれると思うのだけれど、ない。LINEもdiscordも連絡できるものは見たがどこにもなかった。諦めて帰るとするか。色々まとめてバックにいれる。たい焼き買って帰るか。
「お疲れ様でした〜」
「お疲れ様です」
マネちゃんはお見送りをしてくれてタクシーを呼んで帰った。あ、たい焼き⋯。買うのを忘れていた。まあいいか。今度でも。
「なんか今テレビであってるかな〜」
そうつぶやきテレビをつける。チャンネルを変え一通り見る。特に面白いものはなかったのでTwitter(現X)でつぶやく。
さくらみこ-(仕事おわったにぇ〜🌸 ほしまちと一緒に帰るって言ったのにほしまちいなかったんですけーどっ!!😡)
mkmt勢に疑われるかも…。そんなことを思うがもう送ってしまったものはいいかと少し後悔をし洗面所に向かう。洋服を抜いで髪をまとめお風呂のドアを開ける。貯めていたお風呂に入り肩まで浸かる。
「ふわぁ…。疲れがとれるにぇ…」
中から温まり眠気に襲われる。寝ちゃだめだと思い、色々洗ってお風呂を上がった。髪を乾かし、携帯を開くと結構な通知が溜まっていた。その中にはマネちゃんからの通知がきていた。
マネージャー-(みこさん!すいせいさんが、事務所にいらっしゃいます。泣いていらっしゃるので早急にお越しいただけると幸いです💦🙇)
えすいちゃんが事務所で泣いている。意味不な状況にまとめずにいる。ただ1つみこにわかることはとりあえず事務所に行けばいいただそれだけだった。気軽な洋服に着替え家を出た。タクシーなんて呼んでる暇は無い。走って事務所へ向かう。
着くと出待ちしてくれたマネちゃんに案内される。
「みこさんこっちです」
「わかった、!」
息切れをしていて、上手く呼吸が出来ないが気にせず走る。
案内され目的地につきそこのドアを開ける。
「うっ…ぁっ…」
ドアの先には大袈裟に泣いているすいちゃんがいた。
「ちょ、おめ、なんで泣いてんだよ…」
「みごちぃぃ…」
そうみこの名前を呼んで抱きついてくる。とりあえずあやさないと。そう思いすいちゃんの頭を撫でる。撫でると落ち着いたかのように眠る。その顔はかわいらしくて、さっきまで泣いている子とは思えない。
「なんで、ほしまち泣いてるんですかね」
マネちゃんがわかっているだろうとそう思い問いただす。
「私もあまり理解していませんが、聞いてみると、みこちがいない、寂しい、というようなことです。」
「なっ…ごめんなさい」
みこたちは同棲をしていて、恋人同士ましてやそれ以上でもないのに、ビジネスなのに、急にどうしたのだろうか。
「しばらくすいせいさんの近くに居てあげてください。」
「わかりました」
しばらくいるとすいちゃんが目を覚ました。
「みこち、?」
「おはよ」
「おはよぅ」
「なんで泣いてたの」
「…っ」
少し恥ずかしがる。もうだいたいはわかっているから、もう気にしなくていのに。
「なにかあった?」
「みこちが、」
「うん?」
「たい焼き買って戻るとみこちが、いなかったから、みこちのマネちゃんに聞くと帰ったって言われて、なんか突然涙でてきて、言葉を溢れ出して、ないてた。」
人間の本能かなんだか知らないけれど、本音を言うと泣くとか。ストレスからくるとかわかんないけど。
「一緒にかえろ?」
「…っ!うんっ!」
君には笑顔でいて欲しい。ただそれだけを思った。みことすいちゃんはたい焼きを食べながら一緒に帰った。
コメント
4件
まじでこういうのがいっちゃん最高! 書いてくださりありがとうございます。
すいちゃん可愛いかよ! micometてぇてぇ