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⚠注意⚠
iris
nmnm
𝖼𝗉 赤 × 桃
赤さんがクズ
桃さんがとにかく可哀想
これらが良い方はお先にお進み下さい。
「ねえ、りうら。俺たち別れよ」
ゲームをしていた手が止まる。
『…え、今、なんて』
聞き間違えであってくれ、心の中でそう願う。
「聞こえなかった?別れようって言ったの。」
しかし、その想いは叶わず、嫌なことが的中してしまった。
『っなんで、?りうらはないくんのこと大好きなのに…、』
「浮気、してたよね。」
『…!!』
「風俗もキャバクラも行ってた。」
『っごめ───』
「別に謝って欲しいわけじゃないんだけど。」
『…っ』
「もう辞めるって言ってたから信じた。でも、また行ったでしょ?これで何回目なの。」
『次は、ッ次は絶対に行かないから…!』
「もういいよ、そういうの。どうせ次もやるんだから。」
なにも言い返せなくて黙ってしまう。
力の入ってない手足。死んだような目。でも、少しだけ睨んでいる目。
かわいい。
全てが可愛い。
笑っている顔、泣いてる顔、怒っている顔、絶望している顔。
ぜんぶが愛おしくて堪らない。
触れたら壊れてしまいそうなくらい脆い心。
俺はその心を弄んでいる。
触れたり掴んだり、時には優しく触る。
『…んね、ないくん。』
『もう二度と、ないくんを傷つける真似はしない。一生大切にする。』
ちゅ
『大好きだよ、ないくん。』
おでこにそっとキスをする。
「…おれも、」
「おれもだいすき、っ」
ぽろぽろ涙を流したながら喋る君。
ほら、優しく触るとまた脆くなる。
ほんとうに大好き。
最初からないくんしか見てない。
ないくん以外なんか眼中にない。
だからこそ、いろんな君が見たいんだ。
きみなら許してくれるでしょ?