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【 赤桃 】クズ

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【 赤桃 】クズ

1 - 【 赤桃 】クズ

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2024年08月09日

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⚠注意⚠

iris

nmnm

𝖼𝗉 赤 × 桃

赤さんがクズ

桃さんがとにかく可哀想


これらが良い方はお先にお進み下さい。












「ねえ、りうら。俺たち別れよ」

ゲームをしていた手が止まる。

『…え、今、なんて』

聞き間違えであってくれ、心の中でそう願う。

「聞こえなかった?別れようって言ったの。」

しかし、その想いは叶わず、嫌なことが的中してしまった。

『っなんで、?りうらはないくんのこと大好きなのに…、』

「浮気、してたよね。」

『…!!』

「風俗もキャバクラも行ってた。」

『っごめ───』

「別に謝って欲しいわけじゃないんだけど。」

『…っ』

「もう辞めるって言ってたから信じた。でも、また行ったでしょ?これで何回目なの。」

『次は、ッ次は絶対に行かないから…!』

「もういいよ、そういうの。どうせ次もやるんだから。」

なにも言い返せなくて黙ってしまう。

力の入ってない手足。死んだような目。でも、少しだけ睨んでいる目。


かわいい。

全てが可愛い。

笑っている顔、泣いてる顔、怒っている顔、絶望している顔。

ぜんぶが愛おしくて堪らない。


触れたら壊れてしまいそうなくらい脆い心。


俺はその心を弄んでいる。


触れたり掴んだり、時には優しく触る。


『…んね、ないくん。』

『もう二度と、ないくんを傷つける真似はしない。一生大切にする。』

ちゅ

『大好きだよ、ないくん。』

おでこにそっとキスをする。

「…おれも、」

「おれもだいすき、っ」

ぽろぽろ涙を流したながら喋る君。


ほら、優しく触るとまた脆くなる。



ほんとうに大好き。

最初からないくんしか見てない。

ないくん以外なんか眼中にない。

だからこそ、いろんな君が見たいんだ。


きみなら許してくれるでしょ?




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