テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
初読み切りです!!いぇいいぇい
どぞ
【注意】
紫×桃(sxfn)
女装釣り
クズ?注意
地雷さんバック
静かな夜の繁華街
艶っぽい照明に染まる一角、煌びやかなバーのカウンター席で、 ひときわ目立つ存在があった。
足を組み、グラスを持ちどこか引き込まれる空気を醸し出している美少女、、、
否、桃
黒のワンピースに黒髪でゆるく巻いたロングのウィッグ、節目がちに見せる長いまつ毛
甘く艶のある声
すべて男を釣るために仕上げられた完璧な姿と演技
桃「ははっ、やっぱ楽し〜馬鹿な男が釣れるのまじ快感、、 」
桃は口元を隠しながら微笑んだ
そんなとき、桃の横に座った暗めの紫髪で少し長めのウルフカット襟足だけ銀色の奇抜な髪の男紫がが隣に座った
紫「こんなとこで釣ってんの?」
低い落ち着いた声。桃は反射的に媚びるような甘ったるい笑みを浮かべ振り向いた
桃「なにそれ〜(笑)ナンパ?釣ってなんかないし〜」
少し首をかしげ甘えるように相手を見るが紫も桃の事を真っ直ぐ見て静かに言い放った
紫「お前女じゃねぇだろ」
桃「っは?」
桃の笑みが凍った
紫「骨格と首元ですぐわかったあと喉仏隠すの甘いな」
桃はいつもしてるように「あ、バレちゃった?テヘペロ」とでも言うかのようなあざとい笑顔を作る
いつもそうして切り抜けて来たから。
桃「あはっバレちゃった〜?♡まぁいいや実は男で〜す(笑)びっくりした?ん、じゃーね」
立ち上がって逃げようとした
が、その瞬間強く手首を掴まれた
桃「…っえ?」
紫「逃げんなよ。お前みたいなやつ興味あんだけど」
桃「っは?何言って、、っ、怖(笑)」
桃は軽く笑いながら手を引き離そうとする
けれど力が強すぎて離れない
逃げられない
桃(っあやばいかも)
内心そう思った
紫「お前いつもそうやって、男引っかけて遊んで
たんだろ
バレる直前の顔が綺麗で、バカな男たちは
文句も言わず帰ってく。
でも、俺は違う。
“釣ったつもりが、食われる”って経験、したことある?」
桃の背中に冷たい汗が流れた
紫「俺紫お前は?」
桃「桃だけど」
紫「ふーん桃くんね。かわいい顔して人騙して、
わるーいことしてんね。
バラしたときの優越感に浸って満足してた?
桃「っ、」
紫「今度は俺が試してみてもいい?」
紫が桃の耳元で囁く
ゾワッと桃の体に電流が走る
桃(これはやばい
これまでの男とは目が違う。自分を食おうと
してる。”捕食者”の目だ。)
桃「….ざけんなよ。_俺が誰に食われるか勝手に決めんな」
桃は静かにそう言い手を振りほどこうとしたが力が強すぎてなかなか振りほどけない
紫「俺もそう簡単に逃がす男じゃないよ?」
目が合った。
まるで兎を今から食おうとしてる猛獣のような目だった。
その瞳は静かで鋭く桃のどんな演技や余裕も一瞬で見抜いていた
紫「桃くん今最高にかわいいよ。
お前が今必死に自分の中の女に逃げて余裕
持とうとしてるのすっごいかわいい。」
桃「っ、やめろ…..」
紫「じゃあ言ってごらん?
“ごめんなさい俺が遊んでましたあなたには
あなたには敵いません”
って。
そしたら少しは優しくしてやるよ。」
桃「ふざけんなよ…!」
桃は完全に女ではなく男の声で声を少し荒げて言った
いつもの甘さも作った声も完璧な演技も全部捨てて真正面から男の顔で睨み返す
桃「てめぇにだけは食われる気しねぇよ。」
紫「____その顔が見たかった。」
ニヤリと八重歯をちらつかせ笑う紫
まるで獲物が牙をむき快感を覚える猛獣のようだった。
紫「桃。次はお前が釣られる側だよ」
耳元で囁いた
その夜桃は逃げられなかった。
生まれて初めて遊びが本物に変わった瞬間だった。
続きどーする?書いてもあと1話かそんぐらいだけど、、
気分で書くかも、、?
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!