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帝国に勝つことができた雷門は、そのままフットボールフロンティアへ出場できることとなった。
帰り道、お兄ちゃんと次郎くん、鬼道さんと一緒に帰ることになった。私はお兄ちゃんと手を繋いでいた。そんな私を見る2人は笑う。
「お前たちは仲がいいんだな。」
鬼道さんにそう言われたけど、不思議と恥ずかしいという気持ちは出てこなかった。
「はい!私、お兄ちゃんと今日、サッカーができて嬉しいんです!」
お兄ちゃんと、次郎くん、帝国の人達が病院送りになった、と連絡を母から貰った時。
私はイナビカリ修練所から走り出した。
病院で走るから看護師さんに追いかけられながら、病室を見つけた。
病室で眠っている、帝国の人達は怪我だらけで
見ていられなかった。
「ちょっと!!!関係者以外立ち入りは!」
「お兄ちゃん!!!」
追いかけてきた看護師さんに腕を掴まれて、私は必死に病室にいる兄に声をかけた。
「まなみ!」
先に来ていたお母さんが私の背中を抱きしめた。
看護師さんは私の腕から手を話していた
帝国の人達は皆、ボロボロで見ているだけで涙が止まらなかった。
兄たちが目を覚ましたのはそこから3日後。
私はお兄ちゃんの優しくていつも私の手を包んでくれる手を握っていた。
雷門のサッカー部の人たちは私のことを案じて
フットボールフロンティアのことを何も言わなかったし、私に試合に出るように言わなかった。
____
お兄ちゃんが、佐久間くんたちが病院から居なくなったと聞いたのは、雷門中がエイリア学園に破壊された、というニュースから2週間も立たない漫遊時中学校から出るタイミングで、お母さんから連絡がきた。すぐに、お兄ちゃんに連絡を入れたけど、繋がらなかった。