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#15 本当のはじまり
これはまだ、
私がここへ引っ越したばかりの頃の話…。
ー学校
「今日からこの学校に転校してきました」
私の転校のきっかけは「いじめ」。
この学校でもいじめられると思ってた。
それもつかの間。
ー放課
「ねぇ、アンタ転校生だからって
調子乗ってんの？(笑)」
「…？」
「なんか言ったら〜？
痛い目合わないためにさ♪」
「い、いや…」
「なぁ、お前さん。」
「…はぁっ？」
「嫌がってる、ソイツ」
「っ…行くよ！」
「あ、あの…ありがとうございま…」
「俺には敬語禁止！」
「えっ…！？」
「大丈夫w俺同じクラスのマサイ！
よろしくな」
そう、「マサイ」
マサイくんとの出会いは
ここから始まったのだ。
「とりあえず保健室行こ！」
「あ、ありがとう…？」
ー保健室
「失礼しまーす」
「ん？どしたーってマサイじゃねぇか」
「シルク！？なんでこんなとこいんだよw」
「いや担任に
手伝いしろって言われたんだよー」
「wwwww」
「ん、あれその子は？」
「あ、この子さっき会ってさ
いじめられてたんだよね」
「はぁっ！？ちょっとそいつら
ぶっ飛ばしてくる！！」
「ちょっ！落ち着いて下さい！！」
「てか怪我ない？大丈夫？？」
「は、はい…」
そしてシルクくんと出会った。
私たちは段々仲良くなり、
いじめの事も忘れられるようになってきた。
そしてよく遊んでいた場所がある。
それがあの「公園」だ。
集合場所や遊び場所として使っていた
思い出のある公園。
それから15年。
私たちは再会した。
だからシルクくんは
私をメンバーに入れてくれた…？
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