《skittles × Thomas》
※skittlesが攻めです。
Thomas「」
skittles『』
薬を飲んで数十時間後、既に効果が切れ始めている。
もう、今まで使っていた薬は、物足りなさの方が勝っていた。
だから、僕は今日もあの人を呼ぶ。いつも助けてくれる、必ず助けてくれるあの人を。
「…skittles」
聞こえるか聞こえないかの微妙な僕の声。
それでも、彼はやってきた。
『どーしたの?何か欲しいの?』
skittlesは、優しい眼差しでこちらの顔を覗き込んだ。
「薬、欲しいな」
『もちろん!いくらでもあげる!』
嬉しそうに笑うskittles。
まあ、いつでも笑顔だけど。
ありがとう、とお礼を言い、いつものように薬を飲む。
でも、今日は何かが違った。
何が違うのかは はっきり分からないけれど、
僕の中で何かが引っ掛かった。
『ねぇ、今日はさ、僕と一緒にいて?』
skittlesは、僕の手を握ってくる。
逃がさないとでも言うように。
拒絶すると、何をしてくるか分からないので、僕は黙って頷くしかなかった。
———数分後、僕は自分の身体に異変が起きていることに気づいた。
身体が熱い。頭もクラクラする。
理由も分からないまま、重い身体を引きずるようにベッドへ向かう。
すると、skittlesが心配そうに声を掛けてきた。
『大丈夫…?僕がベッドまで運ぼうか…?』
「いや…大丈夫、だよ………」
自分でも大丈夫だとは思っていない。
だが、万一僕が熱だったとして、skittlesに移してはいけないので、自力で歩こうと思ったのだ。
「…skittles…っ?」
彼の善意なのか、skittlesは僕を抱き上げた。
…それもお姫様抱っこ。
ここが自分の家で良かったと安堵したのも束の間。
「んっ…///」
自分の口から恥ずかしい声が漏れ出てしまった。
羞恥心のあまり、僕は口を抑える。
skittlesの反応はというと…
彼はいつもの笑顔で
『身体、痛い?』
と、聞いてきた。僕は、突然の感覚に驚いたまんまで、一時的に何も答えられなくなっていた。
でも、よく見ると彼の顔は、いつもの笑みというより、何かを企むような、そんな笑みだった。
まずい、と分かっていながらも、今の僕には抵抗なんか出来なかった。
ベッドに運ばれ、僕は優しく寝かせられる。
その上にskittlesが乗っかる。
そして、彼は優しく話し出す。
『ねぇ、きついなら、僕が慰めてあげようか?』
看病、でもなく、癒す、でもなく 慰める と言った。
答えられないまま時間が進む。
skittlesの手が、段々と僕の下腹部へと移る。
僕もそれを追うように目を動かす。
…信じたくなかった。でも、誤魔化せないほどに、僕のソレは大きくなってしまっていた。
『ふふ、まだまだ元気だね…?♡』
年齢イジリのつもりだろうか。彼の方もギリギリなラインだと思うが。
skittlesは、自身の手をズボンの上からソレに当てたまま、いやらしく動かす。
変に意識してしまって、僕は無意識に息が荒くなっていく。
そんな僕を、skittlesはニヤニヤしながらじっと見つめてくる。
『ほら、きつそーだよ?♡』
今の”きつい”はさっきと意味が違うとはっきり分かった。
自分の欲に従うか、skittlesが諦めるまで耐えるか…
彼は、変わらず僕の山のように盛り上がったソレをズボンの上から触ってくる。
『我慢は良くないよ?ほら、ここに集中して?』
「んっ……///……ッ…♡」
『まだズボンの上からなのに…こんなに感じてるんだ…?♡』
僕は耐え切れず、ついに自分の欲に従う。
「skittles…っ///」
『なぁに?』
「っ僕のこと…っ///気持ちよくしてほしい…///」
『…いーよ、♡』
そして、skittlesはゆっくりと顔を僕に近づける。僕は緊張のあまり彼を見れず、目をぎゅっと瞑る。
口に伝わる柔らかい触感。
僕とskittlesはキスを交わした。
3秒程時間を置き、互いの口を離す。
『緊張してる?全身の力抜いて…』
リラックスするように促されるも、初めてのことばかりで、どうにも落ち着かない。
skittlesは僕の頬を親指で撫でる。
そして、2回目。今度はさっきより長く、息が苦しくなり始めた。
タイミングを見計らうように、skittlesは僕の口の中に舌を入れてきた。
慣れない感覚に、僕は羞恥と快楽がこんがらがっていた。
「んっ…///ふぅ…っ///♡んんッ…♡///」
互いの舌を絡めながら、skittlesは僕のズボンの中に手を潜らせる。さっきよりも強い感覚に、心臓の鼓動は高鳴っていた。
やがて口を離す。互いの唾液が混ざって、糸のように引いた。
『かった〜い…♡もう抜きたくて堪んないでしょ?♡』
「あ…っ♡///ち、直接触ってほしいっ…♡」
『ん〜、メインはこっちじゃないから、一旦お預けね?♡』
「そんなっ…」
『大丈夫、ここよりも気持ちよくなれるから…♡』
skittlesは僕のズボンを脱がす。
露わになった下半身は主張が激しく、skittlesに見られたせいで、嫌でも更に興奮してしまう。
『ほら、足広げて』
「恥ずかしいよっ…///」
『はぁ…』
「な、に…っ、ん、っ…♡ふぅっ…///♡」
再び、skittlesの口で僕の口が塞がれる。
しかも、そっちに意識がいき、足が簡単に広げられてしまった。
『痛かったら、構わず言ってね』
skittlesは自身の中指をローションの代わりに唾液で濡らし、僕の中に入れようとしてくる。
ゆっくりと入ってくる感覚に、始めは異物感を覚えた。
「やだっ、///きもちわるいよ…ッ///」
『大丈夫、すぐ慣れるよ』
skittlesは優しく、丁寧に僕の中を掻き回す。
どんどん奥へと入っていき、中で彼の指が動いているのを感じていた。
「っ…///♡んっ///あッ…///♡」
『気持ちよくなってきたでしょ?』
「うん…っ♡///」
次第に出し入れするスピードが速くなる。
指も1本から、2本、3本へと増えた。
「あ゛ッ♡♡///らめっ゛♡///♡イ゛グッ♡♡///♡」
『わ〜♡Thomas、メスイキおめでとう!♡』
僕は射○出来ずに、全身を痙攣させながら絶頂をした。
まだ呼吸を整えている最中———。
『じゃあ、十分解かした事だし、本番いこっか』
「ほん、ばん……………///?」
『大丈夫、出来る限り優しくするよ』
そう言って、正常位の体勢でskittlesは硬く熱くなった自身を僕にあてがう。指の何倍も大きなskittlesのソレは、僕の中にゆっくりと入っていく。
「あ゛ッ…♡んんっ♡♡///」
『あは♡全部入っちゃった…♡』
「ッん…っ♡///」
『Thomas、女の子になっちゃうね…♡』
「はっ…♡はやくっ……///♡早くしてよ…っ♡///」
『もー、そんなに急かさないでよ?♡言われなくてもするっ…ての…っ!』
skittlesに腰を掴まれ、何度も奥を突かれる。
その度に、僕は情け無い声を上げて、白目を剥きそうになる。
「オ゛ッ♡♡イ゛グッ♡♡///イ゛ッちゃ゛う゛ッ♡///♡」
『まだ我慢して♡僕と一緒にイこ?♡』
それでも、容赦なく激しく突かれる一方で、手加減の手の字もないと言っていいほどだった。
「んィ゛ッ♡///はッ♡♡もうむりっ♡♡///」
僕は両足をクロスさせるように、無意識にskittlesを抱きしめていた。
『あとちょっと…っ♡もうちょっとだけ…♡』
突然、skittlesの表情が険しくなったのが分かった。彼がもうすぐ絶頂する合図だろう。
「もッ♡♡///むりだってッ♡///♡♡」
『僕もッ…♡もうイっちゃう…っ♡』
「お゛ッ♡♡///お゛ぐッ♡♡///♡お゛ぐにだひてッ♡///♡♡」
自分の口から思わず漏れ出す言葉。
それを聞いて、揶揄い混じりに喜ぶskittles。
『はっ…そんなのっ……♡ずるいッ…よッ♡!!!』
絶頂の時、一番奥まで挿れられ、彼の熱い液体が僕の中に出される。それとほぼ同時に、僕も今まで以上に全身を痙攣させながら絶頂した。
「あ゛……ッ♡ひ……ッ…♡」
『可愛い…♡もう普通の男じゃいられないね…?♡』
『…あっ、ここ……ふふ、まだこっちが残ってたね♡』
「…?………??……♡」
忘れっぽい僕でも、この時はすぐに思い出した。
『もうガチガチだね…♡』
「ま、待って…っ///」
『んー…ごめんね、今の僕には待てそうにないや…♡』
skittlesの口が、僕の元気な方へと近づく。
そして、焦らすように、根本から先端へと舌先を滑らせた。
「んっ…♡それだめッ…♡」
『我慢汁いっぱい出てるね…変態…♡』
「っ…♡♡」
長くて少しざらざらしている舌が、僕の僕にねっとりと絡みつく。それだけですでに限界が近かったのに、skittlesは先っぽを咥えてきた。
「ちょっ…と…ッ♡♡///」
『んふっ…ん…っ♡』
「らめっ…てば…っ…♡///」
『っ…ふ、♡…っん…///』
「あぅッ///♡?!」
突然、喉の奥まで入れられる。僅かだけど伝わる喉の動き。skittlesから漏れる声のせいで生まれる声帯の振動。その全てが快感へと繋がる。僕は無意識に腰を跳ねさせ、手はベッドのシーツをぎゅっと強く掴んでいた。
「オ゛ッ♡オ゛ン゛ッ♡///はっ…♡///あ゛ッ♡!??イ゛ぐがら゛ぁ゛ッ♡♡///」
言葉では止めるように促すも、体が言うことを聞かない。やがて思考は儘ならなくなり、喘ぎと過呼吸気味の息だけが出される。
skittlesは時折、僕にアイコンタクトをしながら慰める。目が合うだけで興奮が更に高まり、その分限界も近づいた。
「あッ゛♡♡イ゛グッ゛……♡♡///……………オッ゛…♡」
三回目のオーガズムに、腰に変な力が入る。後から絶対痛めるやつだが、どうしても力を抜くことができない。skittlesの喉から小さく、ごくん、と飲む音が聞こえる。
『えへ…三回もイっちゃったね…♡?』
「う、ん…………♡」
『Thomasってば、ほんとドMで変態…♡』
「…うるさい…………///」
『あら、反論する元気はあるんだ?』
「っ……………もう………///」
『ふふ、冗談だよ』
———事後、二人は疲れて、暫くベッドで互いの身体を密着させながら
一緒に横たわっていた。
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