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あー、なるほど。伏黒が珍しくグイグイくるタイプの話ですね。普段クールな後輩が真希先輩の「生脚」に目を奪われて、しかもストレートに「エロいです」って言い放つギャップがすごい。真希先輩が思わず赤面して怒るけど、実はオシャレしてきたんじゃないかって察するところに二人の距離感が出てる。寒空の下で始まる甘い掛け合い、これからどう転ぶのか気になります。
ある冬の日の午後。
空からはきめ細やかな雪が静かに舞い降り、街全体を白く染め上げていた。
待ち合わせ場所の駅前。伏黒恵はマフラーに顔を埋めながら、吐き出す息の白さに目を細めていた。
「おい、恵。待たせたな」
聞き慣れた凛とした声に振り返る。そこには、いつものように黒いコートを羽織った禪院真希の姿があった。
……が、伏黒の視線は彼女の顔で止まらず、そのまま吸い寄せられるように下へと移動していく。
「……は?」
伏黒は思わず声を漏らした。
コートの裾から伸びていたのは、冬の寒空には到底似合わない、なかなかに丈の短いミニスカート。そして、タイツすら穿いていない、すらりとした、眩しいほどの**生脚**だった。
「先輩……正気ですか?」
「あ? 何がだよ」
「何が、じゃなくて……その格好。今日、雪ですよ? 気温氷点下に近いんですけど」
伏黒はジト目で真希の生脚を指差す。
真希はフンと鼻を鳴らし、少しそっぽを向いた。
「別に、これくらい平気だろ。呪術師がこれしきの寒さでガタガタ抜かすなっての」
「いや、体調管理の話をしてるんです。……というか、それ以前に」
伏黒は一歩、真希に近づいた。その視線は、容赦なく彼女の太ももに注がれている。
「生脚が眩しすぎて、さっきから目が眩みそうなんですが。……ミニスカから覗くその絶対領域、正直めちゃくちゃエロいです」
「なっ……!?」
直球すぎる伏黒の言葉に、真希は一瞬でフリーズした。
みるみるうちに耳の裏まで真っ赤に染まっていく。
「お前、おまっ……何サラッと言ってんだよ変態ッ!!///」
「変態じゃなくて、ただの素直な感想です。そんな格好で来られたら、男として意識しない方が無理でしょ。……じっくり観察したくなります」
「見るなバカ!! ぶっ殺すぞ!!///」
真希は顔を真っ赤にして拳を握りしめ、恥ずかしさを隠すように大声でブチギレる。
しかし、伏黒は全く怯む様子もなく、むしろ一歩も引かずに真希をじっと見つめ返した。
「そんなに怒るなら、なんでそんな格好してきたんですか。俺に見てほしかったんじゃ、ないんですか?」
「ち、違うわ!!/// これは……その、たまにはこういうのもいいかって思っただけで……!!///」
図星を突かれたのか、真希は真っ赤な顔のまま視線を泳がせる。
「……じゃあ、俺のためにオシャレしてくれたってことでいいんですね。嬉しいです」
「〜〜〜〜っ!! 違うって言ってんだろ!!///」
完全に伏黒のペースに巻き込まれ、怒気よりも羞恥心が勝っていく真希。
雪の白さの中で、彼女の真っ赤な顔がいっそう際立っていた。