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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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俺の名前は澄川 春、先程急に性転換した。

春「なんだ、、これ」

目の前には若干白髪の髪は肘まで伸びておりそれでもって身長も低くなり、ものすごく可愛い女の子になっていた。

三「完全に、、女の子だね、、」

古風が追い打ちをかける

春「ちょちょちょ、ちょ待って」

春「これほんとに俺?夢じゃない?」

少しパニックになりながらも俺は自分の頬を叩いた。

春「痛みがする、、、」

三「え、ほんとに春だよね?」

春「俺に決まってるじゃないか、俺も今びっくりしてるよ」

三「そ、そうだよね」

古風がそう再度確認した。

三「にしても声が女の子なの違和感あるかもw」

春「まぁ確かに」

変わった体にムズムズしながらもそう答えた。

三「てかさ、学校どうするの?」

春「あ、、」

そうだ考えていなかった。

しかしこんな体で行ったら絶対誤解される。

春「やっぱやす…」

三「絶対来てね!」

古風が遮るように言葉を発した。

春「え、いやさすがに、、」

三「今の春めっちゃ可愛いからそれで学校来たらモテるよ!」

俺は子供のような眼差しを向ける古風の期待に応える他なかった。

春「しょうがないな、、」

三「でも、こんなに可愛いのに服が学ランなのは勿体ないなぁ」

春「い、いいよ、学ランで、、」

三「いや、ダメ!絶対女の子らしい制服じゃないと!」

なにかに火がついたかのように燃え上がる古風を前に俺は言われるがままになるしか無かった。


春「でもさ女物の制服持ってないよ?」

三「大丈夫、私が今から持ってくる」

古風は玄関を思い切り開けて飛び出して行った。

時刻は9時半。普通なら無理だが古風の家は目の前だ。

春「家が近いメリットがこんな所で発揮されるとは思わなかった、、」

そんな独り言を虚空に向かって話す。

改めて俺は鏡の前に立った。

しっかりと自身の体を見渡す。

自分の体をこんな隅々まで見渡したのは初めてだ。

やはり違和感が残る。

髪はやはり白っぽく長い、それでもってサラサラだ。

よく見ると腕や足は細くなっていた。その代わり体がとても軽い。

少しジャンプして見た。

髪は揺れ地面に突くたびに「トン」と軽い音が聞こえていた。

少しの間ジャンプしてみると胸に違和感を覚えた。

春「そういや胸もあるのか」

興味本位で触ろうとすると。

「ガチャ」

扉が開く音がした。

三「戻ってきたよー!」

春「あ、おかえり」

咄嗟にソファに戻り古風がビニールから取り出す女子用の制服を眺めていた。

三「さて、一旦着替えましょうか」

春「さ、早速!?」

三「じゃないと明日の朝サイズ違ったらどうするの?」

春「あ、そっか」

三「とりあえずこれ着てみて」

古風から渡されたのはブレザー、タイツ、シャツ、スカート、そして下着だ。

春「し、下着?このままでいいと思うんだけど、、」

三「ダメよ、女の子ならしっかりとしたもの着ないとね」

春「そっか」

俺はそれらを持って別の部屋に移動した。

そして着替えてリビングに戻った。

春「ど、どう?」

少し恥ずかしそうに質問する。

三「いいじゃん!サイズもちょうどいいかもね」

春「そっか、じゃあ着替えてくる」

そういい元の部屋に戻り着替えた。

三「とりあえず明日は大丈夫ね、でも先生とか生徒にはどう説明する?」

春「あ、、、」

三「その反応ってことは何も考えてないのね」

春「とりあえずは何とか先生に言おうと思うよ。」

三「分かった。後春に足りないのは、、口調ね」

春「口調?」

三「こんなに可愛いのに男っぽい口調は良くないのよ」

春「そういうもんかぁ」

確かに気にしてはいなかったものの意識してみると結構違和感だ。

春「そのうち直すか、、」

俺は古風に「寝るぞ」と声をかけそのまま就寝部屋へと向かった。

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