続きです
その後n試合し、朝六時。
途中から寝てしまっていた太宰は目を覚ました。
「此処、何処…?」
太宰は起き上がろうとした。が、
「痛っ!?」
腰の痛みで全て思い出した。
自分の隣を見ると裸の儘眠る中也の姿が。
そして自分は前が全開のワイシャツ一枚、下は履いていない。
「……っ!///」
「ほんと最悪…。」
『んだあ?起きたのか?』
「中也!君ほんと有り得ない!!」
「こんなの強姦だからね!!」
「最低過ぎるでしょ!」
『そういう割には気持ちよさそうだったじゃねぇか。』
『あんなに早くイっちまうくらいなんだもんなぁ?』
「それはっ……//」
「中也が、…激しく……するっ、から…//」
太宰は顔を赤らめる。
「ひゃうっ……//」
不意打ち。
中也が太宰の耳を舐めた。
太宰は耳を手で隠す。
『相変わらず可愛い声出すなぁ?』
「五月蝿いっ!!」
『ちなみに昨日はもっと可愛く鳴いてたぜ?』
「ああもう!黙って!?」
「どうすんの!?私腰痛くて歩けないんだけど!?」
「君、今日も仕事あるってわかってたよね?莫迦じゃないの?」
「もういい、私今日休む。」
『わかってたに決まってんだろ?』
『流石に任務の前日にはしねぇよ。』
『それより、今日は俺が運んでってやる。』
「はぁ?何云ってんの?」
『手前、昨日自分がどうやって俺の家に来たかわかってんのか?』
「え、?」
『俺が手前が寝てた部屋から此処迄運んできたんだぞ?』
「それって、どうやって……?」
太宰の頭に厭な想像が過ぎる。
『姫抱きで。』
「……///はあ!?莫っ迦じゃないの!?」
「誰かに見られてないよね!?!?」
『一階の所で誰かいたような?』
「ほんと最悪!!」
「それと今気付いたけど、包帯勝手に取ったでしょ!?やめて変態! 」
「もう、ほんと最悪だよ、全部が。 」
数時間後
太宰はいやいやポートマフィアの本部へと向かった。
腰が痛い所為か、歩き方が少しぎこちない。
たまに転びそうになったりする。
その度に中也が支える。
「触んな莫迦。」
『この儘転ばしてもいいんだぜ?』
「……。」
これの繰り返し。
ビルの入口に着くと、少し視線を感じた。
「ねぇ、すごく視線を感じるんだけど、」
『知るか。』
中也と別れ、仕事部屋に向かう途中で太宰は尾崎紅葉に呼ばれた。
「どうしたんですか?姐さん。」
⌜太宰は中也と付き合っておるのか?⌟
「な、何云ってるんですか!?」
⌜昨夜随分と、仲良くしている様に見えたからのう。てっきり付き合っておるのかと。⌟
「ち、ち違います!あんな蛞蝓の事好きになるわけが!!」
「それと、昨夜の事は忘れてください……、」
⌜まあ、どちらにせよ仲良くするのじゃぞ?⌟
「厭です……。」
⌜それと、首のそれは隠さなくて良いのかえ?⌟
「え?」
尾崎は太宰に鏡を渡す。
太宰の首には赤い跡が一つ。
「……っ!!///あの莫迦っ!!!///」
「これはっ、見なかったことにしてください!!///」
太宰は顔を赤く染め、首の跡を手で隠しながら走って仕事部屋に向かった。
その後、太宰は色々な人に質問を受けました。
「あのチビ、いつか絶対仕返しするから…!」
姐さんの喋り方わかんない……。
変になってたらすみません。
一応終わりの予定だけど、続きが欲しい人いたら書こうかな〜って思います。
最後まで見てくださった方ありがとうございました!!
コメント
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うえええええア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙好きすぎます。よくも中太の扉開かせてくれたわね(?) 最高でした
はぁぁぁぁぁぁ寝起きからテンション爆上がり☆⤴︎⤴︎((( 太も中も可愛すぎて……、跡付けたんだなぁぁぁぁぁ!好きッッッ((( つ、続き欲しいです……:( ;´꒳`;):