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カプなし口調捏造イベントトゥーンたちの過ごし方妄想あり
Bobette目線
Toonハンドラーってのはロールプレイとかで見れるメインを管理してる人間ちゃんたちです。
「__こんな構想はどうかな?派手すぎる?」
私たちイベントToonは今、次のイベント期間に向け限定フロアの飾り付けを考えていた。いつもCocoaが主に案を出してくれる。彼女の案はポップで、可愛くて、ちょっと派手すぎ。そんなところが彼女らしいと感じる。Cocoaが会議を動かしてくれるのはありがたいんだけど、少し困ることがある。そう、Cocoaが主体となっている時はいつも、Bassieはそっぽを向いて悔しそうな顔をしちゃうってこと。CocoaはToonハンドラーに気に入られてるから、Bassieは気にしてるみたい…。
「私はキッチンも欲しいな〜…。でも他にも良い物置きたいし…。」
さっきからぐるぐると考えている様子のGingerは私と同じ、クリスマスイベントのToon。どうやら彼女の”Twisted”はすっごい面倒らしい。普段無口のCoalが言ってた。相当なんだろうな…。
「今日で全部考えても仕方ないでしょ。今回はもう沢山やった。また明日にしましょう、疲れたわ」
会議を早く切り上げたいのかBassieはそそくさと出て行ってしまった。
「それもそうね。みんな!今日はもう自由に過ごしていいわよ〜!」
私もお腹空いているし…Gourdyの様子も見にいきたいしね。あの子は初めてのイベントだから、緊張してると思う。
“ ガーデンビューへようこそ!”
久しぶりにこの看板を見た気がする。前来たのは…9月?忘れちゃった。そんなことを考えながら裏道へ入る。私はまだイベントの季節じゃないから、他のみんなを驚かせたらいけないもの。あ〜人気者って大変だなっ、自分でそんなこと言ったらダメか。
「Gourdy〜は、あれ、今不在なのね。…ってわっ!」
私の視界に入ってきたのはかぼちゃの男の子…ではなく、ふわふわとした灰色の子犬だった。
「なんだー!Pebbleか〜おーよーしよしよし!」
くしゃくしゃに撫でると小さい犬は嬉しそうにワンワンっと吠える。この子が癒しなんだよな〜。
Pebbleをひとしきり撫で終わったあと、ベンチの方へちょっと歩いてみる。今だーれもいないから良いよねっ!
ん…?
「あれ…このクッキーってまさか!」
看板を見ると「クリスマス!」
私の胸は高鳴ってうるさい。ついに…ついに!
「it’s time!」
つい顔が綻んでしまう。やっと、クリスマスがやってきたんだ!
すっかり時間感覚がなくなっていた。私の…私の出番!
「Ginger!Rudie!Coal!」
ドアを開ける勢いが強すぎたのか、Gingerの整えた綺麗な髪は私のせいで子猫みたいにぱらぱらとしている。
「えっどうしたの…?」「そんなに慌てて何かあったのかい?」「…?」
「もうすぐ、クリスマスがやってくるよ!」
私がそう言うと、皆目をキラキラさせて、とっても嬉しそうで、私も嬉しくって…それから覚えてない。でも、その後気づいた時にはあたり一面クリスマスの飾り付けがされてあった。
「Bobette、すごいよ君、ほぼ一人でこれ全部やったんだよ!誇りに思って良いよ!」
Rudieに言われてちょっと照れくさくなる。張り切りすぎちゃったかな…。何はともあれ、かわいい飾り付けでテンションが上がらない訳がない。いっぱいやってよかったとちょっと自分で褒める。
「ガーデンビューの皆、メリークリスマス!」