第二章 魔法使いと異変の名は
霊夢が魔理沙の家へと行こうと考えていた頃…魔法の森で、外来人の何人かが森を彷徨っていた…
その一人(?)を見てみよう。
「んん…あれ?ここどこ?僕は何でこんな所に…」
さっきまで倒れ込んでいた、パラソルがトレードマークのワドルディは
「[強さのヒミツは傘にあり]パラソルワドルディ」。(以下パラワド)
一話の時点では名前は出てこなかったが、カービィ達と一緒にディメンションホールに入った。
目が覚めると、知らない森の中にいた。思い出した、 僕達はなるべく近い世界に辿りつける事を
願って、半ばやけくそでディメンションホールに入ったんだ。
ここに出たという事は、僕と一緒に入ったカービィさんや陛下達が近くにいるかもしれない。
「とりあえず、みんなを探さなくちゃ…
返事は無い。ただ、近くから人の声がするような…
「あっ!ニジェール!こっちに避難するんだ!そこにいると危ない!」
ニジェール?聞いた事ない名前…多分僕じゃあないだろう…
「おい!ちょっと!聞こえてんのか!ニジェール!お前はパラソル買う余裕なんて無いだろ!」
…まだ「パラソル持ってる奴」と言われるのは百歩譲っていいとするが、
顔も知らない誰かに間違えられるなんて…弱いからって舐められていると感じて苛つく。
そいつを今すぐ見つけ出して、ボコボコにして二度と間違えないよう、後悔させてやる。
「見損ったぜ!インド! まあ確かにニジェールと間違えたのは悪かったが…でもなぁ!
「この馬鹿アメリカ!そいつはニジェールでもインドでもない! 確か…
「パラソルワドルディ」 って言う名前だよ!お前も少しは聞く耳持て!」
…ほっ。話の通じるまともな人がいて助かった…
さっきパラソルワドルディをニジェール、またはインドと間違えまくったボールは、
「[勘違い最強最高国]アメリカ合衆国」。(以下アメリカ)
覇権国にも関わらず、国・国旗を間違えたり、自分の首都が言えなかったりで、何かと⑨扱いされるボールである。(多分他のボールより地理が大の苦手なだけであると信じたい)
さっき⑨を止めた波紋使いは、
「[お調子者の策士]ジョセフ・ジョースター」。(以下ジョセフ)
短命・生涯一人の女性しか愛さないというジョースター家では珍しく、長生き・浮気をしている、四部以降のジョースター家の家系図をややこしくしている原因の異端児。
でも正直ジョセフがいなかったら今頃ジョジョの世界は波紋も練れる究極生命体に支配されていたので、良くも悪くも影響力が絶大な人物。
アメリカと仲良くなっているのは、単に性格が似ていて意気投合したからである。
「うちのアメリカが勘違いして悪かったな。俺はジョセフ・ジョースター、よろしくな! 」
「よろしくお願いします!…あの、此処って何処か分かります?僕、さっき来て…」
「俺らもついさっき来たから分かんないや。あ、そうだ、此処、木とかを【消滅】?させるビームみたいのが来る。場所とかで違うんだが…さっきお前がいた所は此処よりビームが来やすいんだ 」
「…あの、あれって、そのビーム…なんじゃないですか?」 「え」
次々と木々を【消滅】させてゆく、青白い光線は…ジョセフ達の方向へ迫って来ていた。
コメント
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登場人物を説明するため、昔のイラストを毎回載せるんですが、ちょっとうわ…ってなります… 昔より成長しているいい証拠なんですが…そういえば、霊夢だけ載せてないですね… 後の話で載せようかな(独り言)まーた私はテスト前に何をやっているんだ…