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窪瀬聖真
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屋敷に帰ると、家族は居なかった。
ミナの話が伝わってすぐ、急いでパーティ会場に向かったらしい。
私は、メイド達に冷たい口調で、自室にいるように、キツく言われた。
それから、1時間ほど経った頃、私はメイドに呼ばれて父の書斎に呼び出された。
書斎には、父の他、母と兄、そしてミナの全員が集まっていた。
「アリス!
妹を突き飛ばすとは、何でやつだ。
傷が浅かったから良かったものの、
跡が残ったらどうする気だったんだ!」
「お父様っ…
私っ、 皆を突き飛ばしてなんかないっ」
必死に否定したつもりだったが、父は
「うるさいっ!
突き飛ばしてないなら、何故、
怪我をしたんだ! 言ってみろ!」
と、聞き入れてくれなかった。
最終的に、
「勘当だ! お前を家紋から追放する!」
そう言って、私はハイディを連れて、国境近くの別荘に追放されることとなった。