不登校だったからこそ

でも、なぜか悲しい。

(なんでだろう。)

でも、今ならわかる気がする。

(私は、嬉しかった。紡ちゃんが友達になってくれて。私に、寄り添ってくれた。)

(だから、もっと仲良くなりたかったんだ。)

(もっと、紡ちゃんの事が知りたかったんだ。)

(これから、どうなるのかなんて分からない。)

(でも、やっぱり、、、諦めたくない！)

(諦めたら、ダメだ。)

(紡ちゃんが私のためにしてくれた事を、私がやらないと。)

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「紡ちゃん！私と、友達になってください」

「私のことは、、昔のことは、思い出さなくていいから。」

「これから、全部やり直したいの。」

「だから、友達になってください！」

「私、、、ほんとに何も思い出せないかもしれないんだよ？そんなのは、ダメだと思う。」

「いいの！！私は、あなたと友達になりたいの。」

「昔のことは、思い出さなくていいから、紡ちゃんと、仲良くしたいの！」

「お願いします」

「いいの？ほんとに？まりちゃんが、傷ついてしまうかもしれないのに…」

「私のことは、気にしないで！お願いだから！！」

「私は、どんな事があっても、紡ちゃんと仲良くしたいの！！」