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さかな
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#WB夢
紅葉 転生
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コメント
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読了しました〜!😭💕 桜ちゃんの熱でぐったりしてる様子がもう切なくて切なくて…!でも梶先生の不器用な優しさがめっちゃ刺さった。「はいはい」連発でぶっきらぼうだけど、ちゃんと頭撫でて飴くれるギャップにやられた…!😇💘 あと「久しぶりだな、桜」のセリフで過去に何かあったんだなって察して胸がギュッとした。ちゃんと覚えてる患者には飴あげる梶先生の設定も好きすぎる。 Codaさんのキャラの心情描写、今回もエモかったです!次話も楽しみにしてますっ🌸✨
ピッチで当直医を呼び出した。
桜はナースステーション横の処置室へ運ばれ、
処置台に寝かせられた。
桜「ぅ゛~、ケホッケホッ 」
熱にうなされて意識がふわふわしている。
目には涙が浮かんでいた。
溢れ出そうな涙をティッシュで軽く拭いてあげる楡井。
楡井「もうすぐ先生が来ますからね」
ガラガラッ
梶「すまん、遅くなった」
桐生「大丈夫ですよ」
風鈴総合病院 小児科医師 梶蓮。
口調が強く、最初は子どもに怖がられやすい。
でも不器用ながらも子どもに優しく接してくれ、
診察や検査を頑張った子には、ポケットに常備してある棒付きキャンディをあげるそうだ。
少し怖めの顔とのギャップで女子ウケが高いという噂もあるらしい。
梶「体温は?」
楡井「8度8です。
サーチュレーションと血圧は問題ありません」
梶「わかった 」
梶は処置室の棚から慣れた手つきで
聴診器と舌圧子を取り出した。
梶「久しぶりだな、桜。
オレのこと覚えてるか」
桜「!ッぅ゛~ヒック.ぁう゛~ポロ」
楡井「(すごい泣き出した…!?)」
梶「まぁ忘れるわけねえよな。
あんだけ嫌なことさせられたもんな」
桜は梶を視覚に入れるなり、
突然勢いよく泣き出す。
楡井と桐生は今まで医療スタッフを拒絶する
桜を見たことがなかったので驚いた。
梶「ほら、胸の音聞くから泣き止め。
聞こえねえから」
桜「んぅぅ゛….ぃやぁグスッ」
桐生「さーくらちゃんっ。落ち着いて。
痛くないよ」
桐生が声をかけて宥めるが、
どうやら効果は無く泣き続けるだけだった。
梶「…はい、終わり」
梶は手早く舌圧子の包装を破り、
片手にペンライトを持つ。
梶「ん、口開けろ」
すると桜はぷいっとそっぽを向く。
楡井がすぐ顔の向きを調節するが、
本人は口をかたくなに開けなかった。
楡井「桜さん、お口あーってすれば終わりますから。
いつもやってる通りですよ?」
桜「ぃ゛やッ!
ぁがッ゛」
少しの隙間に舌圧子を滑り込ませ、
強制的に口を開かせる梶。
桜「ぁ゛ああ”!ポロ.ゲホッゲホッ」
梶「はいはい、終わり。
そんなに怒るな」
楡井は泣きじゃくる桜を必死にあやす。
梶「桐生」
桐生「はい」
梶「桜は喘息持ちと診断されたか」
桐生「いえ、ありません。カルテに書かれてもないです」
梶「喘鳴がはっきり聞こえる。
気管支からの熱っぽいな。
薬品棚に解熱剤あるか」
桐生「あります」
梶「じゃあ、皮下注射のやつ持ってこい。
今んとこだと飲むのは難しそうだ」
桐生「はい」
しばらくして桐生が銀のトレーを持って
処置室に帰ってきた。
梶「楡井、そのまま桜押さえててくれ。
パッと終わらす」
楡井「え、あっ、はい!」
梶は二の腕が見えるところまで袖をあげ、
穿刺部分を消毒する。
桜「ッ.いやっ、いやぁだポロポロ」
消毒の冷たい感触に不快感を覚え、
腕を動かし逃れようとする手を
すかさず桐生が掴む。
桐生「桜ちゃん。すぐ終わるからちょっとジッとしてようね」
梶「3つ数えたらいくぞ。
いーち、
にー、
さん」
桜「ん゛ッ.~~ッ”ぃ゛やぁあ!ゲホッゲホッ.
ゔ~~ポロ」
桜「い゛ぁい!!グスッ」
梶「ん、終わったぞ」
桜「いたぁ、いたぁいポロポロ」
梶「はいはい、痛かったな。
これで熱下がるはずだから。
頑張ったな」
止血し終えたところに絆創膏を貼り、
桜の頭を優しく撫でた。
桜「グスッグスッ.ん…ッヒック」
梶「飴、食うか」
桜「…くぅ」
梶「ん、ほら」
ぶっきらぼうにポッケからキャンディを出す。
それは小さな手によって大事そうに受け取られた。