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深澤side 昼過ぎ
あれから何日か経ち、俺と照は毎日一緒に帰るようになった。
ただ、あの時に喧嘩したせいで、照の距離感がおかしくなった。
💜「さむ…」
💜「ヒーター付けていい?」
💛「手繋ご」
💜「…え」
ギュッ
待って待っておかしくない?
ヒーターつけた方が暖まると思わないの?
俺今顔赤くないかな…?
熱くなってきた…。
💜「ヒーターつけようよ」
💛「え、でもふっか暖かくなってきてるよ」
💜「……」
💜「でも、手汗かくから…」
💛「ふっかのなら全然いい」
💜「恥ずかしいこと言うなよ!!//」
💛「なんで照れてんの 笑」
💜「照れてない!!」
…てか、こいつこんな俺にベタベタだけど
好きな人いないのか……?
……。
💜「…照、好きな人いないの?」
💛「え、何急に」
💜「俺にベタベタくっつくから…」
💛「いやなの?」
💜「全然」
💜「ふつうに聞いてみただけ…?」
💛「どっちだと思う?」
💛「いてほしい?」
💜「…わかんないよ」
いてほしいわけないだろ。
💛「何がわかんないの 笑」
すると、電話が鳴った。
いつもみたいに佐久間か…?
💜「電話……」
💜「康二だ。」
💛「康二?」
💜「うん、出るね」
💛「……」
💜「もしもし?」
🧡『あ、ふっかさーん?』
🧡『今日な、』
💛「ふっか」
💜「ちょ…照ちょっと待って」
💜「ごめん、なに?」
🧡『照兄一緒なん? 笑』
💜「……うん、ニヤニヤしてるだろ今」
🧡『バレた 笑』
康二と会話していると、照が横から急に口を挟んできた。
💛「ふっかが好き」
💜「……は?」
🧡『ん?え?なんや』
俺は、康二に何も言わず電話を切った。
💜「……どうした、照」
💛「ふっかが、好き」
💜「え?どゆこと?」
え……?
それって…どっちの意味…?
俺は一瞬だけ期待した。
💛「………友達として」
だよな…。
でも、それを何で急に言ってきたんだ?
しかも電話中に…。
💜「だよな…急に好きとか言うからびっくりした…。」
💛「康二なんて?」
💜「切っちゃった…。」
💛「笑」
💜「何笑ってんの 笑」
💛「康二のこと考えたらなんか面白くて」
💜「なにそれ 笑」
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向井side
ふぇ?
今、照兄『ふっかが好き』言うてたよな?
え、告白…?
さっきSnowManみんなで今日飲み会行くことになったから誘おうと思ったんに……
誘いずらいやんか…!!
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in飲み会 夜
いつもの飲み屋に来ていた。
🩷「あとは康二とふっかと照だけだね」
💚「遅いね〜…」
🧡「お待たせ!!!」
🩷「お、康二!!」
🩷「あとふっかと……」
🧡「ちょっと聞いて欲しいことあんねん!」
💙「どーした」
🧡「昼過ぎくらいにふっかさん誘ってたんよ」
🧡「電話で」
🧡「そしたらな、照兄の声聞こえて」
🧡「『ふっかが好き』って聞こえてそのままふっかさん焦ってて俺電話切られてん!!」
🧡「ほんで俺ふっかさんと照兄誘えなかったんやけど…。」
❤️「え、まじで?」
🖤「付き合ったってこと?」
🧡「それがわからんから誘えなかってん…」
🤍「えーー…」
💙「付き合ったかが1番気になるだろ 笑」
💚「今からでも誘えば??」
❤️「でも2人の時間邪魔しちゃいけないよ」
🧡「そうやんな?…」
🤍「ふっかさん達って両想いなの?」
🩷「わかんないけどそうじゃね?」
🖤「岩本くんあんなに俺にベタベタしてくれない」
💙「あいつ昔からふっかにベッタベタだよ」
🧡「……。」
めっちゃ言いたい…。
2人が両片想いしてるって。
でも照兄には言うなって言われてんねん。
❤️「でもあれで両想いじゃなかったらおかしいよね」
🖤「んね〜。」
🩷「それより早く飲もう!!」
💙「それな」
🧡「ほな、乾杯!!」
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深澤side 岩本宅 夜
💜「どうしよ、やっぱり康二の電話かけ直す?」
💛「いいんじゃない?別に」
💜「えー…そう?」
💛「うん」
あの後、照が急に『今日俺の家泊まる?』って聞いてきた。
『なんで?』って聞いたら、『寂しいから』って…。
こいつは犬か?
まあ、俺は普通に嬉しかったから『うん』って言ったけどね。 笑
💛「晩御飯どうする?なんか出前頼む?」
💜「うーーん…」
💜「そうだ、久しぶりに2人で飲みに行く?」
💛「…!!うん!!!」
💜「なんでそんな嬉しそうなんだよ」
💛「2人で飲むとかめっちゃ久しぶりじゃん?嬉しい」
💜「…そう?」
最近照の距離が近いと言ったけど…
それと同時になんか素直になってる。
照れるから辞めてほしい。
それに…勘違いしてしまいそうになる。
正直辛いと感じることが多くなった。
『俺のこと恋愛対象として見てないくせに』って。
まあ、照の傍にいれるだけいいんだけどね。
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in飲み屋
俺達はいつもの飲み屋に来た。
💜「…あれ?」
💜「佐久間達じゃない?」
💛「なんでいんだ」
💜「わかんない…」
💜「もしかして康二誘ってくれてたんじゃない?」
💜「…あっち、行く?」
俺はほんとは照と2人で飲みたかったけど…
照はみんなで飲む方がいいだろうな。
💛「やだ、2人であっちで飲も」
💜「え?」
え…ほんとに?
死ぬほど嬉しかった。
💛「嫌なら良いけど。」
💜「全然嫌じゃない。いいよ、2人で飲も」
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💜「ほんとに、俺だけ飲んじゃっていいの?」
💛「いいよ。」
💛「だって俺が飲んだら帰れないでしょ」
💜「…笑」
💜「ごめんね、じゃあ乾杯!!」
💛「でも1杯だけね」
💜「えぇ〜…」
💛「ふっか酔ったら暴れるじゃん」
💜「ぇへ〜 笑」
💛「…酔ってる? 笑」
💜「酔ってないわ!!」
やっぱり照と話してると凄く楽しい。
💛「そういえば、ライブもうすぐだけど新曲のダンスの振り大丈夫?だよね」
💜「あんまりかも。」
💛「え?ふっかが?」
💜「だって照教えてくんなかったじゃん」
💜「俺は照の教え方が1番わかりやすいんだよ。」
💛「…そっか、ごめん」
💜「…笑 じゃあ1から教えてね」
💛「えぇ〜めんどくさ 笑」
💜「めんどくさ言うな 笑」
💜「ほんとにあと少しでライブだからまじで教えて、俺やばいと思う」
💛「わかったわかった」
💛「…それでさ」
💜「うん」
💛「ふっか、好きな人いないの?」
💜「……。」
うわ、出た…。
もう誤魔化せないよ。2人だし。
💜「…照が好き」
💛「は!?」
💜「………友達として」
💛「おい、俺のパクんなよ 笑」
💜「んふ、バレた? 笑」
💜「だって照もこの前教えてくんなかったじゃん? 笑」
危な……。
俺、頭の回転早すぎて尊敬する。
それからずっと照といろんな話をした。
💛「そろそろ帰るか。」
💜「そうだね〜。」
💛「ふっか酔わなくて良かった」
💜「なんでだよ 笑」
💛「ふっか酔ったら俺が恥ずかしいもん 笑」
💜「え〜そんなやばい?」
💛「やばい」
💜「じゃ、会計行こっか」
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