TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

-——❁ ❁ ❁——-


深澤side 昼過ぎ

あれから何日か経ち、俺と照は毎日一緒に帰るようになった。

ただ、あの時に喧嘩したせいで、照の距離感がおかしくなった。



💜「さむ…」

💜「ヒーター付けていい?」

💛「手繋ご」

💜「…え」


ギュッ


待って待っておかしくない?

ヒーターつけた方が暖まると思わないの?

俺今顔赤くないかな…?

熱くなってきた…。


💜「ヒーターつけようよ」

💛「え、でもふっか暖かくなってきてるよ」

💜「……」

💜「でも、手汗かくから…」

💛「ふっかのなら全然いい」

💜「恥ずかしいこと言うなよ!!//」

💛「なんで照れてんの 笑」

💜「照れてない!!」


…てか、こいつこんな俺にベタベタだけど

好きな人いないのか……?

……。


💜「…照、好きな人いないの?」

💛「え、何急に」

💜「俺にベタベタくっつくから…」

💛「いやなの?」

💜「全然」

💜「ふつうに聞いてみただけ…?」

💛「どっちだと思う?」

💛「いてほしい?」

💜「…わかんないよ」


いてほしいわけないだろ。


💛「何がわかんないの 笑」


すると、電話が鳴った。

いつもみたいに佐久間か…?


💜「電話……」

💜「康二だ。」

💛「康二?」

💜「うん、出るね」

💛「……」

💜「もしもし?」

🧡『あ、ふっかさーん?』

🧡『今日な、』

💛「ふっか」

💜「ちょ…照ちょっと待って」

💜「ごめん、なに?」

🧡『照兄一緒なん? 笑』

💜「……うん、ニヤニヤしてるだろ今」

🧡『バレた 笑』


康二と会話していると、照が横から急に口を挟んできた。


💛「ふっかが好き」

💜「……は?」

🧡『ん?え?なんや』

俺は、康二に何も言わず電話を切った。


💜「……どうした、照」

💛「ふっかが、好き」

💜「え?どゆこと?」


え……?

それって…どっちの意味…?


俺は一瞬だけ期待した。


💛「………友達として」


だよな…。

でも、それを何で急に言ってきたんだ?

しかも電話中に…。


💜「だよな…急に好きとか言うからびっくりした…。」

💛「康二なんて?」

💜「切っちゃった…。」

💛「笑」

💜「何笑ってんの 笑」

💛「康二のこと考えたらなんか面白くて」

💜「なにそれ 笑」


——-❁ ❁ ❁——-


向井side

ふぇ?

今、照兄『ふっかが好き』言うてたよな?

え、告白…?

さっきSnowManみんなで今日飲み会行くことになったから誘おうと思ったんに……

誘いずらいやんか…!!



——-❁ ❁ ❁——-


in飲み会 夜

いつもの飲み屋に来ていた。

🩷「あとは康二とふっかと照だけだね」

💚「遅いね〜…」

🧡「お待たせ!!!」

🩷「お、康二!!」

🩷「あとふっかと……」

🧡「ちょっと聞いて欲しいことあんねん!」

💙「どーした」

🧡「昼過ぎくらいにふっかさん誘ってたんよ」

🧡「電話で」

🧡「そしたらな、照兄の声聞こえて」

🧡「『ふっかが好き』って聞こえてそのままふっかさん焦ってて俺電話切られてん!!」

🧡「ほんで俺ふっかさんと照兄誘えなかったんやけど…。」

❤️「え、まじで?」

🖤「付き合ったってこと?」

🧡「それがわからんから誘えなかってん…」

🤍「えーー…」

💙「付き合ったかが1番気になるだろ 笑」

💚「今からでも誘えば??」

❤️「でも2人の時間邪魔しちゃいけないよ」

🧡「そうやんな?…」

🤍「ふっかさん達って両想いなの?」

🩷「わかんないけどそうじゃね?」

🖤「岩本くんあんなに俺にベタベタしてくれない」

💙「あいつ昔からふっかにベッタベタだよ」

🧡「……。」


めっちゃ言いたい…。

2人が両片想いしてるって。

でも照兄には言うなって言われてんねん。


❤️「でもあれで両想いじゃなかったらおかしいよね」

🖤「んね〜。」

🩷「それより早く飲もう!!」

💙「それな」

🧡「ほな、乾杯!!」


——-❁ ❁ ❁——-


深澤side 岩本宅 夜

💜「どうしよ、やっぱり康二の電話かけ直す?」

💛「いいんじゃない?別に」

💜「えー…そう?」

💛「うん」


あの後、照が急に『今日俺の家泊まる?』って聞いてきた。

『なんで?』って聞いたら、『寂しいから』って…。

こいつは犬か?

まあ、俺は普通に嬉しかったから『うん』って言ったけどね。 笑


💛「晩御飯どうする?なんか出前頼む?」

💜「うーーん…」

💜「そうだ、久しぶりに2人で飲みに行く?」

💛「…!!うん!!!」

💜「なんでそんな嬉しそうなんだよ」

💛「2人で飲むとかめっちゃ久しぶりじゃん?嬉しい」

💜「…そう?」


最近照の距離が近いと言ったけど…

それと同時になんか素直になってる。

照れるから辞めてほしい。

それに…勘違いしてしまいそうになる。

正直辛いと感じることが多くなった。

『俺のこと恋愛対象として見てないくせに』って。

まあ、照の傍にいれるだけいいんだけどね。


——-❁ ❁ ❁——-


in飲み屋

俺達はいつもの飲み屋に来た。

💜「…あれ?」

💜「佐久間達じゃない?」

💛「なんでいんだ」

💜「わかんない…」

💜「もしかして康二誘ってくれてたんじゃない?」

💜「…あっち、行く?」


俺はほんとは照と2人で飲みたかったけど…

照はみんなで飲む方がいいだろうな。


💛「やだ、2人であっちで飲も」

💜「え?」


え…ほんとに?

死ぬほど嬉しかった。


💛「嫌なら良いけど。」

💜「全然嫌じゃない。いいよ、2人で飲も」


——-❁ ❁ ❁——-


💜「ほんとに、俺だけ飲んじゃっていいの?」

💛「いいよ。」

💛「だって俺が飲んだら帰れないでしょ」

💜「…笑」

💜「ごめんね、じゃあ乾杯!!」

💛「でも1杯だけね」

💜「えぇ〜…」

💛「ふっか酔ったら暴れるじゃん」

💜「ぇへ〜 笑」

💛「…酔ってる? 笑」

💜「酔ってないわ!!」


やっぱり照と話してると凄く楽しい。


💛「そういえば、ライブもうすぐだけど新曲のダンスの振り大丈夫?だよね」

💜「あんまりかも。」

💛「え?ふっかが?」

💜「だって照教えてくんなかったじゃん」

💜「俺は照の教え方が1番わかりやすいんだよ。」

💛「…そっか、ごめん」

💜「…笑 じゃあ1から教えてね」

💛「えぇ〜めんどくさ 笑」

💜「めんどくさ言うな 笑」

💜「ほんとにあと少しでライブだからまじで教えて、俺やばいと思う」

💛「わかったわかった」

💛「…それでさ」

💜「うん」

💛「ふっか、好きな人いないの?」

💜「……。」


うわ、出た…。

もう誤魔化せないよ。2人だし。


💜「…照が好き」

💛「は!?」

💜「………友達として」

💛「おい、俺のパクんなよ 笑」

💜「んふ、バレた? 笑」

💜「だって照もこの前教えてくんなかったじゃん? 笑」


危な……。

俺、頭の回転早すぎて尊敬する。


それからずっと照といろんな話をした。


💛「そろそろ帰るか。」

💜「そうだね〜。」

💛「ふっか酔わなくて良かった」

💜「なんでだよ 笑」

💛「ふっか酔ったら俺が恥ずかしいもん 笑」

💜「え〜そんなやばい?」

💛「やばい」

💜「じゃ、会計行こっか」


——-❁ ❁ ❁——-

loading

この作品はいかがでしたか?

126

コメント

1

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚