テラーノベル
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「…もうこんな季節か」
はらはらと舞い降りる桜。
3年間の高校生活に幕を下ろす時が来た。
特に楽しいこともいいことも悪いこともなかった3年間。
友達もできなかったし、イベントも面白いことはなかった。
学校に行って、HRを終わらせ、つまらない授業を聞いて、大して美味しくもない購買のパンを齧り、少し本を読んで、つまらない授業を聞いて、入らされた書道部でただ字を書き続けて、夕方に家に帰る。
土日は適当に入ったカフェのバイトでパントリースタッフの仕事を熟す。
そんなサイクルが出来上がっていた。
楽しくもつまらなくもなかった。心ここにあらずという感じで仕事をしていた。
成績は悪い方じゃなかった。でも好きで勉強をしてるわけでもないし、なんとなくで入った高校だった。
この後80年くらいは続くであろう人生も、きっとこんな風に、組織内で浮くこともなく、地味にふわふわ生きるんだろうと思っていた。
『ねえ、花びら。ついてるよ』
急にどこからか綺麗で透き通った声が聞こえた。
きっとどこかのカップルの会話なんだろう、と思って変わらずスマホを見ていると、
『おーい。聞こえてる?』
と、先程の声の主であろう人物が俺の肩を叩いていた。
『よっ』
「え?あぁ…どうも」
初対面なのに馴れ馴れしく話しかけてくる彼。
その関わり方に少し戸惑っていると、
『あ、ごめん。俺馴れ馴れしかった?嫌だったよね』
と言いながら肩に置いていた手を下ろした。
ただ、タメ口なのは変わらない。
『もう卒業だな。早すぎー』
『まっ、いいけど。大して楽しいことなかったし』
恐らくクラスカースト上位にいるであろう彼の放った言葉は、軽く、でもどこかまっすぐしていた。
「…いいこと、なかったんですか」
なんて言ってしまった。きっと自分と似ていると思ったからだろうが、初対面の人にこんなことを聞くのはどうかとは思った。
『噫、まあ…自分の、思った通りの高校生活じゃなかったっていうか』
それだ。
俺もきっとそうなんだ。
思い描いていた、キラキラの高校生活なんか夢幻だった。
『俺、中学までもっと地味だったんだよね。今、こんな見た目だけど笑』
「そうだったんですか?」
『ん。もっと端のほうで地味に生きれるかなーとか思ったら、入学式で急に容姿注目されて毎日机の周り女子だらけ。本も読めなくなっちゃって』
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青月サマ🎲🤪💙@🐤🫶
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自嘲気味に話す彼。
俺とは真逆の人生みたいだ。
「…真逆ですね」
『そう?なに、お前はなんなの』
「…俺は、中学まで無理して明るくしてて。今は暗いんですけど。」
「……なんか、ふわふわ過ごしちゃって。バイトも部活も適当に入っただけだし。」
『あー…』
「面白さを求めて入ったわけじゃないんですけど、いいことも悪いこともなくて、ちょっと地味にふわふわしてて。」
『そっか。うん、わかる。』
初めて、俺の本当を打ち明けられた気がする。
彼と僕は、なにか似ているのかもしれない。
「…本当ですか?」
『うん、わかるよ』
『…俺達さ。気、合うかもね』
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思いつきで 書いた ものです 。
続き 書くこと 多分 可能 .. ❔️
ɴᴇxᴛ ▸︎▹︎ ♡ 35 ⤴︎ 💬 1 ⤴︎
こういうの 、初めてなので 、 無理だと 思いますが 一旦 … 👉🏻👈🏻
👋🏻
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コメント
1件
素 敵 で す 、 、 !