TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

カンヒュの病みのやつ、「ノベルの方が書きやすいのでは?」と思ったので移してみました。

投稿滞ってしまい本当にすみません💦最近ずっと新連載に夢中で…

説明は毎回書くの面倒いので全キャプションに。とりまキャプション読んでください!

一話目はリメイクも兼ねてパラオ書いてみました。内容全然違うけど…

注意:日帝消失、史実、戦争表現あり。その他はキャプションへ。




ナイチが消えた。みんなもよく分かってないらしい。ただ、アメリカさんが、一言だけ

「俺が正義の鉄槌を下したんだ」

って。正義と正義って戦うものなの?どっちかが正義でどっちかが悪だから戦いって起こるんじゃないの?正義と正義の戦いなんて、思想の押し付け合いでしかない。



やっぱさっきの訂正。「みんなもよく分かってない」じゃなくて、みんな、きっとパラオが傷つかないように分からないふりしてるんだ。

知ってるよ、パラオだって。ナイチ、戦争に負けたんでしょ?ナイチから何も聞かせれてないわけじゃない。みんなが知ってるより、パラオ幼稚じゃないの。察することぐらいできる。


まだナイチが消えてから一ヶ月も経っていない。気持ちが整理できてないのは、さほど時間が経ってないからだよ、パラオ大人だから、ナイチは忘れて前を向かなきゃ。


ナイチぐらい大きな国になるって約束したもん。大きな手に撫でられながら約束したもん。

それに、僕以外にもっと悲しんでる国もいる。台湾とかマーシャルとか、最近泣いている姿しか見ていない。慰めようにも、見ているとパラオも泣いちゃいそうで、見てられない。


台湾&マーシャル「パーラーオ!!」

「わっ何!?」

台湾「あはは、びっくりした?」

「う、うん」

マーシャル「なんかぼーってしてたから、イタズラしたくなって」

「もー、2人とも心臓に悪いからやめてよね!」


あれ?みんな思ってたより元気なのかな?それなら良かった。そうだね、良かった、本当に。


マーシャル「ねぇねぇ、パラオ飲んでるそれってなあに?」

「これはね、コーヒー」

マーシャル「…!飲みたい!飲みたい!」

「冷めてるからおいしくないよ、飲むなら入れ直してくるけど」

台湾「パラオってコーヒー飲むんだ、意外。そーいえば、日帝さんも飲んでたよね」

マーシャル「日帝さん?あー確かに飲んでたかも!」

台湾「懐かしいね、」

マーシャル「ねー」


懐かしい?もう2人は日帝さんって過去の人物なんだ。パラオだけ遅れてるのかもね、立ち直らないと、置いていかれる。


台湾「コーヒー、美味しいの?」

「正直あんま好きじゃない。苦いし」

台湾「じゃあなんで飲んでるのさww、あっ日帝さんへの憧れ?!!」

「うーん、そんなとこかな、」

マーシャル「私も日帝さんに憧れてたー!!」

台湾「僕も、日帝さんが輝いて見えたなー、あの頃。」


憧れて、た。過去形。もう居ない人に憧れを抱いたらダメなのかな。まだ生きてるって信じちゃダメなのかな。やだ、僕、遅れてなんかない、少しずつきっと飲み込めるようになる。

置いていかないで、ひとりにしないで、やだ、やめて、


「二人とも、忘れちゃだめ、だよ?ナイチのこと…」




カンヒュの病み短編集!!(マイナー書きたい)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

52

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚