この作品はいかがでしたか?
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コメント
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今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!!! うーん…実験…まぁ、その実験の影響で 世界の色が無くなったんだろうね。 色の話で色が失われる事は無い って言ってたからね… 次回も楽しみに待ってるね!!!!!
「そ、それより…こ、こ…この本みません?」
「そうだね」
ムムがアイカに視線を向けるとアイカは無論明後日の方向を向き、話が終わらないかと待っているようだ。
「えっと…」
『004 色の性質についてまとめた資料を何者かに盗まれた。それぞれ適応しとおくように』
『021 色は人によって違う色をもっている。いわゆるイメージカラーだ。同じ人、なんて一人も居ない。せめてもの1ミリは違う。顔と同じ。そして、失わない。失われるのは亡くなる時だけ。決して消えることなど無い 』
『012 イメージカラーについての資料は別の紙にまとめる。知っているものは死刑となる』
『012 なお、001〜102まで、死刑となる。そして103〜325はこの実験を知らないためそのまま続行するように』
『101 番号について、番号は言いやすいため、番号で呼ぶ。別に本名でも構わないが、メモは番号で書くこと』
「イメージカラーの紙ってさっきの?」
「そのようだ」
イランは紙とにらめっこをしながら答えた。
「ま、かんけーないんじゃないか?関係あるとしたら色のない人でも光るものがあるってやつだろ?」
カンナギは何かを準備しながらいった。
「さ、帰るよ」
カンナギは何かをバックに詰め込んでいった。
「はぁ…変なやつだ」
「へへ、良く言われるよ。どうせ面倒なことになるなら一休みする」
みんなカンナギに視線をやった
「え?犯人私じゃないからな?そんな大事起こしてなんの利益にもなんないし」
ケラケラ笑いながら帰っていったカンナギの背中を見ていたムムが振り向いて
「イランはなにか情報ある?」
ムムはそう聞いた。
「今のところはないな。なにかあったら伝えるよ」