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「ソ連」
「ん?」
俺は親友のソ連に話し掛ける
別に仲良くはなかったが、話してみると中々面白い奴で、仲良くなった
「お前さ、最近おかしいよ」
「え?おかしい?」
「なんかさ、最近下を見ることが多くなったし、まぁ..裏切られたのがショックだったってのもあると思うんだけどさ……」
「……?」
よく分かってなさそうな親友は続ける
「大丈夫だよ?俺は別に」
「そ、そっか……なら……いっか……」
あの時、気付けていれば
アイツがあんな事をしていると、精神的に追い詰められていると
気付けていればどれだけ……どれだけよかったんだろう?
助けてあげられていれば、寄り添ってあげれれば……
そう思っても、あいつはもう帰っては来ない
最初にアイツの死んだ時の事を聞いた時は鳥肌が立った
息子に背中を滅多刺しなんて……
俺だって、そんなことはしていないし……
それだけ、息子の方も精神的に追い詰められていたんだろうが……
あーあ……敵対してても、あいつは気にかけておくべきだったな……