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初心者が書いたものです。
誤字脱字、矛盾している点があります。
完全に妄想ですので系統が変わる可能性が
あります。
今回は1話完結の恋愛系です。
お楽しみください。
『君に恋する0秒前』
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
「彩花!一緒に帰ろ〜!」
「うん、帰ろっか!」
私の名前は杉乃 彩花
高校3年生
彼女は野高 美穂
私の大親友
私達は来月で卒業する
行く大学は決まっていて
あとは何事もなく卒業するだけ
そう思ってた
「彩花〜ちょっと委員会手伝え〜」
彼の名前は佐藤 蓮
隣のクラスでこの学校で1位2位を争うイケメン
何故か私に絡んでくる
「彩花のこと呼んでんじゃん!私先に帰ってるから!じゃあね!ばいばーい!w」
美穂がニヤニヤしながら1人で帰ってしまった
「えっ?美穂?ちょ、えぇ?な、えぇ…」
なんでこんな奴と2人でいなきゃいけないんだ
すごく嫌だった
「じゃこっち来い」
言われるがままについて行く
手伝わないと帰れない気がしたから
「この書類と、これとこれと……あとこれ」
量が多すぎる
いつから溜めてたんだ……?
そんなことを考えながらも慣れた手つきで
終わらせていく
「これと、これと、これと、これ終わった」
「お、サンキュー」
蓮もちょうど終わったみたいだ
「いやーありがとな?めんどくさくて手つけてなかったんだよーいやーマジ彩花が手伝ってくれて助かったわー」
笑っているが感謝はしていない
あまりにも感情が籠っていないのだ
長い付き合いだからわかる
蓮とは幼馴染みなのだ
突然背後からギュッとされた
「今日もありがとなっ!」(満面の笑み)
なぜコイツはこんなにも簡単に女子を抱きしめられるのだろうか?
幼馴染みでも一応女子なんだけどな……
そんなことを考えながら蓮の手をほどいた
数日後……
「杉乃さん?少しいいかしら?」
まただ
蓮は女子男子ともに人気がある
だから幼馴染みである私は皆の『邪魔』
でしかないのだ
「はい、なんでしょうか?」
「あなたこの前にも言ったわよね?蓮君と関わらないでくれます?」
聞きなれた。
毎回同じことを言われる
「ごめんなさい。次からは気おつけますから」
「おい」
ふと声がした
蓮だった
「俺のに何してんの?」
皆嫌われたくないんだろう
直ぐに離れていった
「大丈夫か?」
私は蓮の耳を引っ張った
「いっっっちょっ痛い痛いやめ」
「俺のってなんだ俺のって」
まずはそこをツッコミたかった
「いいじゃん!ダメなの?」
「妬まれるのこっちなんだよ!」
なんか……ドキドキする……
俺のって……付き合ってもいないのに
言うから……
ドキドキすんじゃん……
顔が赤くなるのを必死におさえて
蓮に説教をする
「なんで俺のになってくれないんだよ?俺のになればいいじゃん」
また耳を引っ張る
「私は物じゃないんですかぁ?」
「いった!?ちょごめんって!……大変申し訳ありませんでした!だからユルジデ……」
耳を引っ張られて流石に半泣き状態だ
「ったく……クレープ奢れよ?」
「わかった!わかったから、ユルシテ」
「はぁ……」
放課後
「あ!彩花〜!」
何故かルンルンの蓮がこっちに走ってくる
「彩花!彩花!早くクレープ食べに行こ!」
なんなんだ?このテンションの差は
今でも分からない
「彩花!ゲーセン行こうぜ?」
それが目的か……
仕方ない行くか……
「わかった」
「よっしゃぁ!」
行くと言わなければクレープは奢ってくれない
のは知っている
いつまでも子供みたいで
単純なのだ
なのにいつもドキドキさせられる
好きってこんなことなのかな……?
好きがよく分からない私にすれば
どうすればいいのかが分からない
「なぁ彩花って…さ…その…好きな奴とか…その…いねぇの?」
すごい途切れ途切れだ
緊張でもしているのか?
あんなに抱きしめてたりしてきたのに?
よくわかんないな…
「さぁ?好きとかわかんないから」
「そ、そうか」
「逆にいないの?蓮は」
「え、あ、えっと……あぁ…その…
いる…けど…」
苦しかった
嫌だった
苦しくて
これ以上
聞けなかった
……
次の日から私は蓮を避けるようになって
しまった
苦しい思いをしたくないから
自分を守るために
数日後……
ガシッ
「おい、彩花!なんで避けるんだよ?」
とうとう捕まってしまった
こんなに早く捕まるとは
「なんか…好きな人いるって聞いてから私
ちょっと変で…だから…避け…た…。」
蓮は顔を赤くしていた
「それは、っ…や、ヤキモチ……
って…その、言うんだよ……
その……好きな奴ってのは……その…
彩…花…だから…その…心配すんな…」
2人とも顔を赤くする
こんなに恥ずかしくなったのは初めてだった
「だから…その…あぁっもう!
好きだ!付き合ってくれ!」
嬉しかった
好きってことも少しわかった気がした
思わず抱きついてしまった。
「ありがとう。蓮。」
私は幸せだ
だって
蓮に恋したから
君に恋したから
終わり
作者から
私がこのアプリで初めて書いた
作品
『君に恋する0秒前』
どうだったでしょうか?
展開とか変かもしれませんが
楽しんでいただけたら幸いです
ここ直したほうがいいよ!
などのコメントをしていただけるとありがたいです
(読んでもらえるか分からないけど)
また次の作品を楽しみにお待ちください!
(やるか分からないけど)