⚠初めてのノベル
色々創造。
死亡表現等あり。キャラ崩壊注意⚠
日本語苦手、起承転結存在せず
kr・・・キルシュトルテ
nt・・・弐十
『』・・・想像に
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kr視点
まだ俺らが小さくて名もそんなに知られてない(特に弐十くん)頃に聞いた事件
nt「ねぇ知ってる?ある人気youtuberさんがリアコというかヤバめのファンに刺されて亡くなっちゃったらしいよ」
kr「へ~怖」
結構人気の人が夜道を歩いてたら後ろからファンに刺されて殺されたらしい
nt「俺らも刺されちゃうかな~」
kr「なわけ俺らまだ底辺だぞ、…」
nt「人気なのに、悲しいよね…」
kr「代償ってやつか…」
nt「もし俺がそうなって死んでも大切に俺の事覚え続けてね」
kr「キモ、BL営業かよ…できたらな」
nt「絶対しない時のセリフじゃんww」
kr「ほら編集しろ、刺されるほど人気になるんだろ??」
nt「刺されたくないけど色んな人が見てくれるように頑張りま~す」
そんな何気ない会話をしながら編集して、飯食って、寝るの繰り返し無限ループかよって思うくらい同じような日々、、、、
同じような毎日だけど俺たちはネットでぐんぐん伸びていった。俺の方が登録者数とか上だけど、あいつの伸び具合も凄まじかった。
ちらっと配信見に行ったら同接1000人越え
本当はあいつの方が伸びてんじゃねぇかって思ってたりもする。
お互いに隣を歩きながら成長してった。
でも不安もあった。
「人気youtuberさんがファンに刺されて亡くなっちゃったらしいよ…」
人気になるにつれの”危険”色んな人が見てくれるのは嬉しいけどそこが怖い。
特にntは住所バレたり色々危なっかしい…
リアコも居るんだから住所バレて、家凸されたり待たれたりして殺される可能性だってある。
引っ越しても1つの情報、画像でバレることだってある怖い世の中だ。
俺は別に平気だけど、ntはだめ、危ない
隣を歩んでる人だから。
失いたくなかったんだ。
nt「身バレ?殺人?」
kr「いや、…んー、ほらその言うのもあれだけど俺ら結構色んな人が見てくれてるじゃん特にntくんは、イベントとかそれで…そのー」
nt「いやいや怖がりすぎw珍しいね、数年前の事件のこと覚えてるの?wてか俺の事好きじゃんw心配ありがとねー笑」
kr「は?、お前なんかスピったばぁさんに刺し殺されればいいんだよ。」
nt「今更隠せないってwあとスピったばぁさんってなんだよww」
kr「知らねぇよ」
nt「、wまぁいいや俺ちょっと用事で外行くからじゃぁね~」
kr「んー」
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深夜、編集した疲れで瞼の重みに耐えられなくなってきた頃に一通の電話。嫌な予感がした
心臓が痛い…普通、電話の時心臓痛くならないはずなのにこの時だけは痛かった。
『krちゃん、!あの…!ntちゃんが、』
電話越し聞いたことのある声、でもこの焦り具合の声は初めて聞いた。どうせしょうもないこと、瞼の重みにどんどん耐えられなくなった時
『ntちゃんが…刺された、今病院!』
理解が追いつかなかった。気づいたら俺は布団から起きた上がりスマホ、財布、鍵、必要最低限のものを持ち外へ出てた。さっきまで重くて存在感が強かった瞼も今はあるのか分からないくらい存在を感じなかった。
「ntくん、っ!」
こんなに走れたっけ…このカスみたいな生活から出るとは思えない体力と足の速さ深夜で車も人も通らないから信号という存在を視界から消して止まらず走り続けた。タクシーとか使えば良かったのに衝撃が強く冷静な判断なんか出来やしなかった。
「krちゃん…っ!」
kr「ntくんは…っ、」
「手術…」
「…………」
どれくらいたっただろう、太陽は起きてなくそとはまだ暗めだが体感もう日が出てもおかしくないくらい 長い…
その時手術中の赤い文字が消えた
kr「ntくんは、っ」
俺の目に映ったのはntくんじゃなく、首を横に振り「最善を尽くしましたが…」と伝える医者が見えた。
『ntちゃっ…泣』
kr「俺が…止めてれば、っ泣」
ntくんが亡くなって数ヶ月俺はまともに寝てないし飯も食えてない…周りからクソ心配されるけどどうでもいい。このまま死ねるなら
死ぬでいい、 俺の唯一気が楽になるものは薬。市販薬でも大量に取ったらいい感じ
kr「俺のせいで、俺が…」
kr「居なくなって欲しくなかったのに…っ」
結局犯人も捕まらなかった。
姿は見えたけど、途中で巻かれたらしい…
初めは怒りと悲しみと悔しさがあったけど、
今、俺の中は…空っぽ。でも複雑な思いがある
自分でも何考えてんのか分からない…。
この空間には部屋の時計音だけが響いていた
kr「なんで、っ」
kr「もう、ほんとに…ほんとに!」
どうでもいいから、、
もう、終わらせて
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nt視点
202×年 ×月 ×日
俺とkrさんが初めて出会った日
「よぉ、来てやったぜ」
花を持ち優しく微笑む彼が居た。
kr「タバコは流石に無理だからさ、線香で 我慢してくれよ」
nt【え~ケチ】
言っても届かない俺の声
kr「そうだ、ちゃんと俺達のこと見てくれてるよな?」
こちらにずっと話しかけてくれる彼
太陽に照らされ風でなびく髪が
愛おしいほどに美しい。
kr「よし今年も完了、!」
kr「じゃっ、」
「「また」」
nt「また1年暇になるな~」
nt「いや暇じゃないかしっかり、」
彼らのことを見守っていなきゃだから。
nt「krのことちゃんと見てるからね」
end
コメント
4件
多くは語らないけど好きですね。ハイ。最後めちゃ好きです。「もう終わらせて」からの「来てやったぜ」めっちゃ好きです。微笑む彼、言っても届かない声、表現好きです。エモい(使い方分からん)え?好き。語彙力〜ナシ☆最後の「krのことちゃんと見てるからね」で終わるの好きです。ありがとうございます _:(´ཀ`」 ∠):
好き好き大好き(*^^*)