テラーノベル
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ntkr、krnt
受 攻 あんま関係ありません
あと口調あんま掴めてません
『』 kr
「」 nt
似たような作品があってもパクリではありません。
弐十 side .
「はー、…つっかれた〜!」
仕事が終わった帰り道。外に出るのは久々で、新鮮な空気を吸ったのも久々だ。
こんな都会の空気が新鮮かはわからないが
そんなことを思っていると見慣れた顔の男がひとり、夜の街で彷徨っていた。
「なーにしてんの?トルテさん」
『…ぁ、?』
彼は思ったより辛そうな顔をしていた。
何があったのかはわからないが一旦路地裏に行き話を聞くことにした。
「で、何があったの?」
『別に、なんも。』
「トー横界隈みたいになってるよ(笑」
なんも無いわけない、なんてこととっくの前にわかってる。そして、本人はこういうことを人に話したくない、ってこともわかってる。
「炎上した?それとも_」
『炎上しただけで俺がこうなると思う?』
絶対にならないと思うし今更トルテさんが炎上するようなことしないとも思ってる。
大丈夫ちゃんと知ってるから。
なんて、言えなかった。どうせきもいって言われるし。でもなにがあったかは知りたかった。
『…まぁ、炎上も一応したよ。なんでしたかは内容みてもわかんなかった。俺悪くなかったし。けどなんかめっちゃやばいらしくてリスナーもほぼ消えたっしょ。
…あとニキ達に嫌われたし編集のデータとか消えたしー!!あと道端でストレス発散ー、とか馬鹿なこと言う奴らに殴られたり切られたり、学校のいじめかよってな。(笑』
途中で色々言いそうになったがトルテさんが話し終わるまで口を出さなかった。
ひとしきり話したのを確認して、口を開く。
「…ほんとに、ね」
配信者だぞ。VTuberだぞ?こういう時に慰めれなくてどうすんだよ。しかも友達。
本当は言いたいことなんてたくさんある。けれど言葉が出てこなくなる。
『…どうせお前もこんなこと知ったら俺を嫌いになる。嫌いになったなら早くここから_』
「嫌いになる訳ないだろ」
それだけは、すんなりと口から出てきた。
トルテさんは目を見開き、凄く驚いた顔をしている。
「ほんとは…いっぱい言いたいことあるし。
炎上したって、他の奴らに嫌われたって、悪いとこが無いとは言い切れないけど嫌いにはなんねぇよ。逆になんで嫌いになんの?」
「てかそんなことで嫌になるならVTuberなんてやめればいいし縁くらい切ればいいし、そうしたら編集なんて気にしなくていいし。」
「もうさ、やめたら?全部」
「で、逃げようぜ。もう」
『………は?』
何言ってんだ、とでも言いたげな顔で。こっちを見てくる彼。俺はそのまんまだよ、と言うように微笑む。
『おまっ…仕事はッ、』
「ん?俺もVTuberやめる。」
『はぁ?』
「一緒に逃げようぜ。誰も来ないような。こっからいちばん遠い田舎とかに。それでそこで一緒に働こーぜ(笑」
『お前…っ、ほんっと俺の事好きだな』
「…否定しないでいてやるよ」
俺も正直VTuberで取り繕うことに疲れてた。
正直俺はまだニキ達と絡んでたいし、リスナーのことは大好き。だけど、それより
「…トルテさんの方が大切だから。」
聞こえないくらいの小さい声で呟く。
彼は 何か言ったか と聞いてきたが、俺は知らないふりをして背中を向ける。
「…準備するために帰るよ」
『…いつ逃げんの?』
「俺はいつでもいいよ。トルテさんが逃げたい時にいつでも逃げれるように準備しとくから」
『…ッできるだけはやく、…逃げようぜ』
「じゃあっ、はやく準備しよう」
『うん。』
正直、逃げんのなんてここでメンタル回復してやり直すのより大変だ。
家とか仕事とか、簡単じゃないって分かってる
だけどトルテさんとなら、なんとなく大丈夫な気がしてる。
VTuberと言う道は、お前と一緒でよかったって思えたから。
また、新しい道を進む時、お前と一緒で良かったって思えるように過ごしたい。
トルテさんも、同じ気持ちだといいな
コメント
1件
この場を借りていっていいですか なんで弐十キルのほうが少ないんですか????