「ねぇ~照くん?」
先に話し出したのは私
照「ん?」
あーだめだ。好きが止まらない。
「好きな人いる?」
ここでどんな返事が来ても、私は気持ちを伝えようと覚悟を決めた
照「うん、いる。」
…好きない人、いるのか…
たった一言だけなのに、その言葉は鋭い矢となって、私に大きなダメージを与えた
彼に好きな人がいても、この気持ちは変わらない。
ちゃんと伝えよう。
そして、きっぱり諦めるんだ。
「照くん。」
照「ん?」
「話したいことがあるの。」
彼の胸にあった目線をそのまま上にあげ、彼を見つめる
「私ね、照くんの恋応援してるよ。」
「でも、ね、自分の気持ちは伝えたいの。これが正解かはわかんないけど、言わないで後悔したくないから。」
照くんの目線はずっと私の目をとらえ、
彼はただ、静かに話を聞いてくれる
「照くんのことが好きだよ。ファンよりもメンバーよりも照くんが大好き。」
言いながら、頬に流れるものを必死に拭う
もう、彼の目を見れない。
照「由衣。」
ビクッ
体が硬くなるのがわかった。
照「由衣、こっち向いて?」
「…無理」
照「無理じゃないから、ほら。」
私は泣き顔を見られたくないのもあって、俯く
照「もーこっち向けって」
両手で私の頬を挟み、顔を上げさせられる
少し目があった後
彼の顔は少し赤かった
照「ったく…上目遣いはやばいって」
そういいながら、片手で自分の口元を隠しつつ、
もう片方の手で私の涙を拭き取り、頭を撫でてくれる
コメント
2件
( ゚∀゚)ウヒョー!!最 & 高🎶
最近コメントできてなかったけど毎日見てます!!ほんとに最高すぎます(*^^*)頑張ってください!!楽しみにしてます🎶