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「はぁッはぁッ」
走って走って信号が赤になったので止まった
「あ、ぁっ、」
思い出してしまう
そんなに大切な存在じゃないはずなのに
自分のモノじゃないのに
嫌だ
嫌だ
嫌だ
「涼架ッ!!!!」
「ぁ、ぁ、、」
ギュッ
「ごめん。ごめん。本当にごめん」
「ぅ、あっ」(泣
先輩の腕の中で思いきり泣いた
引かれるだろう
少し落ち着いた頃先輩が口を開いた
「ごめん、あれ元カノなんだ、」
「っ、?」
「俺の事がまだ好きらしくて、何時も着いてくるんだよ、」
「今日も、振り向いたらキスされて」
「そ、なんですか、」
「目を見開いた涼架が立ってて」
あの時の私はどんな酷い顔をしてたんだろう
「これやっちゃったなって。思った、」
「本当にごめん。伝えたい事があったのに」
「いいんです、ほんとのことが聞けた良かったです」
実を言うと嫉妬で狂いそうだ
そんな自分が嫌だ
「今。伝えたかった事伝えてもいいかな」
「はいっ、」
「あのぶつかった瞬間から、可笑しいかもだけど、これが俺の運命の人だってビビっと来たんだ。」
「それで一緒に過ごす間にすごく凄く好きになった」
あぁ、なんで涙がでてくるんだろう
「もし、良ければ。」
「付き合ってください」
「はいっ勿論です」(泣