TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

祖母と暮らせたのはたったの15年間。

だが私の人間形成をしてくれたのは紛れもなく祖母だった。

祖母のつくる料理はいわば家庭的な安心する味で店にはない一人ひとりへの愛情が強く籠った料理だった。

中学生の時、私が祖母を待っている時祖母の布団にくるまって待っていたら「暖かいねぇ」と言ってくれた祖母はドライアイスに囲まれ冷たくなっている。祖母は今にでも起きそうなほど安らかに眠っている。祖母らしいなと家族とも話した。誰にも迷惑をかけたくないという正義感が強い祖母はほんとうになんの迷惑もかけずいってしまった。最期くらい迷惑かけてくれていいからもう少し長く話したかった。夢の中に出てきてほしい。話したい。謝りたい。感謝を伝えたい。罪滅ぼしな形でも、1度祖母に会いたかった。

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚