ヤンデレ🎈くん(🎈🌟)
「なぁ…類、お前はオレの事、どう思ってるんだ?」
頭を鈍器で殴られた様な衝撃が走った。
何故そんな事を聞くのか、
なんて馬鹿な事を訊きたい訳じゃない。
今まで、ずっと憧れてきた。
君の眩しい笑顔に、僕は勝手ながらも導かれて、救われてきたんだよ。
だから、嬉しかった。
嬉しくて、嬉しくて、胸が弾けてしまいそうだった。
『僕は、君が好きだよ。』
そう言って、君を見る。
僕の顔は君にどう見えていたのかな、
僕は、晴れて司くんと付き合える事になった。夢じゃなかった、という喜びを噛み締めるだけで精一杯なのに…
それなのに、
君はそんな事微塵も思っていないみたいに他の人と話していたよね。
どうして?
…って思ったから。
考えたんだよ、?
そして、思い出したんだ。
宝物、大事なものはずーっと大切に隠しておくんだよ。
だから、僕と一緒にここに居よう?
君は僕の宝物なんだから。
「類…、 どうして閉じ込めるんだっ…?」
顔を歪ませて、ぽろぽろ涙を流してる君も、可愛いね
『どうして、なんて簡単だよ?君は僕の宝物だから、!』
おかしい所なんてないはずだよ?
知られたくないものも、大事なものも、隠すのが当然だろう?