カイザー「世一」
潔「何?話しかけんな」
カイザー「冴の弟について何か知らないか?」
潔「凛の事?」
カイザー「知ってるのか?」
潔「知ってるけど?」
カイザー「教えろ」
潔「なんで教えなくちゃいけねぇんだよ」
カイザー「いいから教えろ」
潔「無理」
雪宮「まぁまぁ潔くん、少し落ち着いて」
潔「……」
氷織「凛くんの事なら僕も話せるから話したろか?」
カイザー「あぁ、頼む」
ーーーーーーーーーー
氷織「僕も詳しい事までは分からんけど、凛くんは虐待されとるんよ」
カイザー「虐待?」
氷織「凛くんのお父さんとお母さんが事故で亡くなって、今はお父さんの妹さん夫婦に育てられとるみたいなんやけど、毎日殴られとるんやって」
カイザー「……(俺と一緒だな…)」
氷織「凛くんは、トラウマになってしまって、あんまり会うことはできへんけど、とっても優しい子やで」
カイザー「そうか…この事を冴は知ってるのか?」
氷織「知らないと思うで?」
カイザー「分かった、情報感謝する」
氷織「カイザーくん」
カイザー「?なんだ」
氷織「実際に凛くんに会って、惚れへん子はおらんねん、でも、たとえカイザーくんが凛くんに惚れたとしても、凛くんは渡さへんよ?」
カイザー「それはどうだかな」
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