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hnnm ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎自傷行為描写有 ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ib病んでる ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎グロ注意
キャラ崩壊 ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎死ネタ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎流血表現有
主の癖しかありません 、あまりおすすめはしないです …
閲覧の場合は自己責任でお願いします 。
( 最後にドラマ観たのが少し前なのでキャラ崩壊目立ってます 🤲🏻 )
sm → 『』
ib → 「」
時計の針は11という数字を指す 、現在時刻23時 。
リビングのソファに風呂上がりのibが座り 、
パーカーのフードを被って目の前のテレビを点ける 。
『 … おい 』
「 ぇ … ? 」
『 やりすぎだ 』
「 やりすぎ … ? ぁ 、ごめんごめん 笑 」
長袖の袖からちらっと見える少なくとも十はある線 。
まだ切りたての傷もある
『 … ibが楽になれるなら否定はしない 。
ただそれがまた枷になるなら俺は止める 』
「 うん 、わかってる 。ごめん 」
『 … ほんとにわかってる ? 』
「 わかってるよsmちゃ~ん 。ごめん 、控えるから 」
『 … 我慢して駄目になる前に 、俺に頼れよ 』
「 うん 、笑 ありがとう 」
ふわっとした笑みの奥は真っ暗闇 。
ibの中には何が渦いているのだろう 、知る由もないが 。
『 おやすみ 、お前も早く寝ろよ 』
「 ん 、おやすみ 」
_
現在時刻午前2時 、まだibはリビングにいる 。
なぜ分かるは簡単 。啜り泣く声が微かに聞こえる 。
『 そんな溜め込むなら … 』
言ってくれればいいのに
とは言えず 。ただ見ていない 、知らないフリを突き通す 。
_
『 ぉはよ … 』
まだ眠い目を擦りながらリビングへ辿り着くと
ibがソファに横になって眠っていた 。
ぁあ 、なんて愛おしい 。
手を伸ばし気付く 、足が濡れた 。
水でも零したのか … あとで拭かないと なんて思ったが
下を見るとどうやら水なんかじゃないらしい
『 血 … ? 』
袖で隠れた手首は痛々しい切傷に
深く切られた手首が少し裏返り 、肉が見える 。
止めどなく血が流れていく 、死んでる … ?
『 ibっ … ? ibッ !! 起きろ !! 』
「 っ … ぅ 」
まだ生きてる 。よかった 、早く手当しないと 。
_
出来る限りの処置をして 、ガーゼを当てる 。
あとで病院に行かないと 。
『 ib … 』
「 ん … んん ?? しま … ? 」
『 ibっ !! よかった … 』
「 ぁー … 笑 おれ死ねなかったのかぁ … 」
「 なんだ … 笑 」
『 なにいって … 』
「 しま 、おれのこと殺してよ 」
『 は … ? そんなこと … 』
「 smってさ 、おれのことだーいすきっしょ 笑 」
『 … まぁ 』
「 じゃあ 、殺して 。好きな人からのおねがい的な 」
机の上に置いてあった血まみれのカッターを掴んで 、
弱々しく俺に渡してきた 。
「 ほら簡単だよ 。手首切り落とすでもいいし 、
首切ってもいいし 、シンプルに刺してもいい 。 」
『 … 冷静になれ 。俺はお前を殺さないし 、お前は死なない 』
『 な ? 』
「 … おれのこと好きでも ?? 」
『 好きだから 』
「 もうつかれたよおれ 」
「 おねがいたすけて 、ころして ? 」
『 だから … 』
「 おれのこと監禁しといてなんで分かってくんないの 」
『 … 』
「 もう何年日光浴びてないのかわかんない 、何年外出てないかわかんない 」
「 しにたい 」
『 死なせないよ 、絶対 』
「 ぁは 。ずるー … 笑 都合良すぎだよsm 」
「 俺のこと殺せばなにも否定しない俺の身体も顔も飾れるよ。
だいーぶ魅力的じゃね ? 笑 」
『 殺しちゃ意味ない 、生きてるから好きなんだよ 』
「 じゃあ外出して 」
『 無理に決まってる 。お前捜索願出されてんだぞ 』
「 じゃあベランダ 」
『 … 無理だ 。 』
「 じゃぁ 、ころしてってば … 」
ひとつの瞬きで涙が溢れた 。
「 カッター 、かして 」
『 … はい 』
「 自分で死ぬならいい ? 」
『 … 』
「 いーんだ … 笑 」
乱暴にガーゼを取って手首を切り始めた
「 ッ゛… ぃ゛た … ゛ぃ … 」
「ぅ゛… ふっ゛ぅ …」
気持ちが悪い 、吐き気がする … でも恐いぐらい美しい 。
そう思いながら見つめていた
_
「 ぁ …… ひゅ … 」
もう虫の息 、床に横たわる 。
深く切りすぎたのか肉どころか骨が見える 、中々グロいものだ 。
血溜まりの上で息絶えた 。
先程まで芸術に思えるまで醜く奇麗だったibはもういなかった
『 血塗れじゃ 、汚く見えるな 』
そう言って風呂に持っていく 。
ちゃんと 、血は流してあげないと
『 … 俺はずっと好きだよ 、お前のこと 』
風呂上がり 、丁寧に身体を拭いたあと裁縫セットを取り出す 。
針に糸を通し 、手首の切傷を繋ぎ合わせる 。
これで大分マシになった 。
『 … 』
腕は勿論 、足にも手にも腹にも傷跡ばかり 。
危うさの上で成り立つ儚さは 、死んでも遺っていた。