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視界の端に 、 冷たいアスファルトの上に座り込む影が見えた 。






js 「 ‥ 君 、 大丈夫 !? 、 具合悪いの ‥ ?? 」






慌てて そう声をかけると 、 彼はゆっくりと顔を上げた 。






睨みつけるように 、 こちらに目線を向けたその子は 、






感情をどこかに置き忘れてきたような 、 無機質な表情をしていた 。






yg 「 … 別に 。 ‥ 死なない程度には , 大丈夫 。 」






js 「 死なない程度って … ! ‥ まだ学生だよね ? 家 、 帰りなよ 。 」






yg 「 … 帰るとこなんてない 。 施設も逃げ出してきたし ‥ 」






yg 「 ほっといて 。 お兄さんには関係ないでしょ 」






俺から目線を外し 、 震える声でそう言って その子は再び顔を伏せる 。






突き放すような言葉 。






でも 、 掴んでいる膝が小さく震えているのを 、 俺は見逃さなかった 。






js 「 関係ないかもしれないけどさ … 放っといたら 、 君 すぐ死んじゃいそうなんだもん 。 」






js 「 … ぁ 、 行くところがないなら 、 俺の家おいでよ !! 」






yg 「 … 何それ 、 ‥ 俺なんか誘拐してどうするの 」






js 「 AHAHA , 誘拐じゃないよ 、 保護 !! 」






js 「 ‥ ねぇ 、 君の名前 、教えて 。  君のこと助けさせて 。 」






yg 「 … 優吾 。 」






差し出した俺の手に 、 恐る恐る重ねられた指先は  雪みたいに冷えきっていて 。






俺は思わず 、 その手をきゅっと包み込んだ 。






yg 「 好きにすれば 。 どうせ 、 今更どこに行ったって同じだし 」






投げやりな返事 。






冷えきって 、 傷ついたこの子の心を 、 俺が全部温めてあげたい 。






そう思った 。











﹏ ﹏ ﹏ ﹏ ﹏ ﹏ ﹏ ﹏ ﹏ ﹏ ﹏  🪽‪





















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