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nmmn(実況者様のBL)を含みます
ご理解頂ける方のみご覧下さい
口調迷子です
暴力組のBL(brshk)です
shkが人殺しをしています
ではどうぞ
shk side
やってしまった
最初はその気持ちが大きかった
でも、なんだかふわふわとした感覚で何故か罪を犯したという実感はなかった。でも、二度とやりたくは無いと体が言っている気がする。
真っ先に連絡したのはBroooockだった。理由はないと思う。ただ、心から信用できるのがBroooockだった。それだけだ。
Broooockは、最初は驚いていたもののすぐに受け入れてくれた。
br「随分グロい殺し方したんだね」
考えもしなかった。たしかに、目の前の死体は人間とはほぼ遠い。腸やら骨やらが露出していて醜かった。
br「…大丈夫?」
shk「…何が、?」
br「いろいろとだよ。うーん、心身ともに…?」
大丈夫じゃないところを聞かれても分からない。そう思えば、汗をかいてる。ぐっちょりとしていて、服と肌が張り付く感覚が気持ち悪い。
頭が冷静になってくると体のあちこちが痛く感じる。手はナタの感覚が残っていて小刻みに震えているし、足には返り血で汚れきった靴がある。
足元を見ていたら嫌でも血肉が視界にうつる。
俺は本当に人を殺してしまったんだ。
──────
br side
br「シャークん…?」
殺したことを自覚したのか、シャークんは静かに泣き崩れた。僕は背中をさするくらいしかできることがなかった。シャークんが、好きな人がこんなにも苦しんでいるのに。
br「大丈夫、大丈夫だよ…。僕も、手伝うから……。」
shk「うん…あ、ありがと……」
俯いた顔をあげて手を握ってきた。その手はものすごく冷たくて震えていた。
こんなこと考えてる場合じゃないけど泣きながら縋ってくる姿が可愛くて、元々はやかった鼓動がもっとはやくなるのがわかる。
死体をまじまじと見つめていたら吐き気がするような気がしてならない。シャベルを手に持つとこれから死体を処理するんだって気持ちが大きくなる。
──────
shk side
shk「ご、ごめん…」
br「え?何が?」
shk「死体処理なんかに付き合わせちゃって」
br「大丈夫だよ、僕はずっとシャークんの味方なんだから」
いつもと同じ顔で笑うBroooockが好きで、思わず自分も笑ってしまう。俺は人殺しなのに、それでも受け入れてくれる。俺はいつまでもBroooockがいないと生きていけないと思う。
br「よしっ、終わり〜」
shk「のんきだな」
br「シャークんは違うの?」
shk「当たり前だろ…ってわけでもねーな。ちょっとはホッとしてると思う」
Broooockがいてくれるから、なんて言葉は飲み込んでしまったけど。
今夜はBroooockの家に泊まらせてもらうことにした。血が付いた服は処分しとくねってサラッと言ってくれた。
Broooockは優しい。行くあてもない俺を住まわせてくれることもだけど、殺した理由を聞いてこないことが。顔も滅多刺しにしたから誰だったかとかはわからないと思うけど察してくれたのかな。
shk「風呂ありがと」
br「いーよ〜!そのくらいなら任せてよ!」
殺してから1週間ほど経った。ベッドから起き上がりリビングへ向かうとBroooockがソファに座ってニュースを見ていた。
shk「おはよ、Broooock」
br「おはよ〜シャークん」
ふとテレビに目を向けると俺が殺した人の写真と共に殺された、犯人が見つかってない、などの情報が書いてあった。
br「殺して埋めた人がここにいるのか〜」
shk「あ、ごめ…」
br「あはっ、僕も埋めたし匿ってるから共犯だね」
shk「…ほんと、馬鹿だな。Broooockも、俺も」
br「馬鹿な僕でも一生隣にいてくれるんでしょ?」
意地悪そうに笑うBroooockはこの世の誰よりも惹かれる存在だった
答えはひとつ
shk「もちろん」
殺しただけでBroooockと永遠を誓えるなんて俺は幸せものだと思う
約1500字、スクロールと閲覧ありがとうございました。お久しぶりなのに短いし昔のもので申し訳ない。ではまたどこかで