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ロノとバスティンの喧嘩にハラハラしながら私達は遊園地に着いた。

「あっ!🌸着いたぜ!」

元気良くロノが私に話しかけた

「本当だ!ここ初めてくるよ!」

最初はあまり乗り気ではなかったけどやっぱり遊園地は何歳になっても

わくわくするものなんだなぁと改めて実感する。

「それではチケットを買いに行きましょうか」

「うん」

車から降りてチケット売り場の方へ行く。

「ん?何か看板があるぞ」

「看板?」

バスティンが言った通りに前を見ると看板があった。

「なんでしょう?割引とかですかね?」

「あ」

「ベリアン」

「はい?」

「割引は割引なんだけど、、、これ」

「カップル割引だ。」

「あら、、、それは残念ですね」

「チケットって何円かな、、、?」

「え?🌸は出さなくていいぞ?」

「え、いやいや!出さない訳にはいかないよ!」

「えぇ〜、、、」

ロノが残念そうに声を上げた

「えぇって、、、」

「でも🌸さん、、、私達は急に🌸さんを誘ってしまったので、、、」

「うーん、、、さすがに悪いよ出してもらうなんて、、、」

「じゃあ割引を使えば良いんじゃないか?」

「バスティン、、、お前あれカップル割引だって言ったろ」

「それは分かっている、恋人のフリをすれば良いじゃないか」

「え」

恋人、、、?いやいや、、、フリでもさすがに、、、、、、

「あぁ!成程なぁ」

「それなら🌸さんに出してもらう額も少なくなりますね」

何故か皆理解が一致したのか誰が私の恋人役になるかじゃんけんをし始めた

結果ベリアンが勝った

「ふふ、私が勝ちましたね」

まるで音符がつきそうな声色だった。

「くっそ〜!後もう少しだったのに…!」

と悔しそうにロノが言う。

「えぇ…そんなに、、?」

と私が言うとバスティンが

「それはそうだろう。🌸とフリでも恋人という関係になれて嬉しいし、

なれなかったらすごく悔しい。」

と恥ずかし気もなく言われ少しだけ勘違いしそうになった。

チケット売り場につき、チケットを買おうとする。

「大人2人とカップル割引で2人」と伝えると店員さんが

「申し訳ありません。カップル割引は証明できるものやことを見せて

貰わないと使用できないのですが…」

「へ、」

え!?証明!?無理無理無理‼︎だって、フリだもん!!!

と思っているとベリアンが

「分かりました。」と言い

私の手を握り(恋人繋ぎ)店員に見せた。

「申し訳ありません、、私達あまり進んでおらず、この程度しか…」と

少し恥ずかしそうに言った。

ちなみにこの時私はスペースキャットみたいに脳がショートしていた。

なんとか、ていうかあっさり店員さんは認めてくれて無事(?)入園できた。

後々理解が追いつき私は茹で蛸のように顔が暑く、赤くなった。



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