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ボツです!!!!!
ハロウィンに間に合わなかった … (現在 10月 31日 。)
好評でしたら 続き執筆 しようかと思います 。
「懺悔 致しましょう シスター 。貴方に 恋焦がれて しまったことを 。」
ゴーン 、 ゴーン 。
2回なる 盛大な鐘の音と共に 聞こえる 教会との響きが 上手く混ざりあった 何十人もの 歌声 。
やはり 聞こえる歌詞は 神を崇拝する 、 神への信仰の言葉を 捧げる フレーズや ワードだけ 。
そりゃそうか、 教会なんだからと 心にひとつ 呟き 、 外の掃き掃除を 素早く終わらそうと 速度を ちょっぴりあげる 。
神に信仰している 度合いが違うなぁ 。 僕も例外ではないのだけれど 。
親の影響もあったけれど 、 やはり 神のことを 信じたあの日から 全てが変わった気がする 。
何故か 、 全てに色付いたような。
全てが全て 綺麗に 、 輝いて見えるような 気がした 。
だから今もこうやって 教会に通っては 神について 語り継げたり 、教会の お掃除をしたり 。
今はお掃除中で 、 教会の中で 誰かが 懺悔なさってるのか 、 泣いているのか震えてる声や 、 何かに怯えている声 など 様々な声が 耳に入る 。
僕は 懺悔することなんて ひとつたりともない。
僕は 生涯を 神に誓ったんですもの 。 神だけが 僕を わかってくれる 。
そんな独り言を 心の中で小さく呟きながら 掃き掃除を していると 。
バサッ
近くの木からなにか 落ちたような 、 落とされたような 音がした 。
その音は 意外にも 大きいもので 、 僕は 反射的に 体を大きく震わせた 。
僕が 振り返ると 、 そこには 、 大きくて … 黒い物体 ?
近くに寄り 、 なにかゴミか 動物だか 落ちたかなと思い 触ってみると 。
「…あ?」
その物体からは 低く 、 無愛想で 威圧感のある 声が出て 思わず 僕は 尻もちを 付いてしまった 。
「…え?」
その物体が ゆっくりと 起き上がると
そこには 血色感のない肌と 、 透き通った、 けれど どす黒い様な 真っ赤な瞳と 、 顔に少し傷を 付けて いる… 少し 歯が尖っている……
吸血鬼だった 。
一目見てわかる 。
その オーラと 貫禄、 威圧感が 凄まじくて 、 思わず 自分の体が 震えるのを 感じ取った 。
「…人間?」
器用に 眉を片方上げて 疑問を垂らしたと思ったら 急に 顔だけ 後ろを向いて 何か 眩いものから 逃れようとしている動作を した 。
「ちょ … 十字架 外して …」
「えっ…? あ、嗚呼 …」
僕は 困惑しながらも 首にかけてある 輝く十字架を 外し、 なるべく 遠くの地面へ 放り投げた 。
「…え?ほんとに 人間 ?」
僕が外したのを 感じ取ったのか 、 こちらを見て 少し戸惑う 吸血鬼 。
「えっ 、 人間ですよっ 。」
僕も 状況が 読めなくて 戸惑いながらも 答える 。
「… 馬鹿?」
「はい?」
急に 悪口を言われて 反射的に 口から 声が 出てしまう。
「いやだって 、吸血鬼 目の前にして 普通 十字架 放り投げないでしょ 。 殺されちゃうよ ?」
「…あっ !?」
体感 2秒くらい フリーズしたあと 、やっと その 吸血鬼の 発する 言葉の意味が 理解できた 。
「ぁぐ… !!」
僕が 殺されるか 殺されないかの 恐怖に 陥る 前にその吸血鬼は 全身の力が 抜けたかのように 地面に 崩れ落ちてしまった 。
僕は ここで逃げることも 出来たのだろう 。
だけど 、 僕の本能がそれを 許さなかった 。
「だ、大丈夫ですか !!」
咄嗟に 地面を蹴り 、 その吸血鬼の元へ 駆け寄ると 、 足や腕などから 血が出ている 。
その周辺を 触ると 痛そうな 小さな悲鳴をあげていたので 、 恐らく 刺されたか … 殴られたかだろう 。
「ちょ、 ちょっと待っててくださいね 。」
僕はその場から離れ、 教会の 裏から入り 救急箱を持って すぐに 吸血鬼の元へ 駆け寄る。
日頃 村や 教会の 子供が怪我した時の 手当などしてたせいか 、 応急処置は そんなに時間が かからなかった 。
必死に気を保っている 吸血鬼を 横にして 、 話しかける 。
「大丈夫ですか … ?」
吸血鬼は その状況に 困惑しながらも 、 少し痛みが和らいできたのか 顰めていた顔は 少し 力を抜かしていた 。
「不思議な 人だね … シスターでしょ ? 神を崇拝するヒト。」
上半身を 起き上がらせながらも そういう 。
「あ、 はい 。 一応 …」
「変なの 。 吸血鬼を助けることって 、 神を 裏切るのと一緒なんだよ 。」
不信そうに 赤い瞳で こちらを見る 吸血鬼 。
「神は 助け合いが必要と 仰っております 。 神は平和の象徴 なので 、 僕は 吸血鬼であっても 、 例えそれが 怪獣であっても 、 神を 侮辱するものであっても お助け致します 。」
と 、 微笑みかけながら そういう 。
「…あんた 名前は ?」
「…ぼく? 藤澤涼架 。」
「ふぅん … おれ 大森元貴ね 。」
意外と 敵対意志を 持ってないのか 会話が まともに出来ている 。
「…涼ちゃん」
「え?」
「あだ名。否定したら 血吸って 貧血にさせるからね」
「あっ、はい。」
一瞬の沈黙の後 、 急に ちゃん付けで 呼ばれたかと思えば あだ名と いい 否定したら 貧血にするという なんという傲慢さ。
まぁ 別に いいんだけど …
「涼ちゃんは 面白いね 。 普通なら 殺すだろうに 。 神に 背くものって感じ 。」
「… 僕は 神様に 信仰してるよ 。 ちゃんと」
「でも 神の 敵って言われる 吸血鬼 助けちゃってるじゃん 。」
「んまぁ 、 ね。 良心じゃない ?」
「なんで疑問形?」
という 会話をした後 、 数秒見つめあって 二人の間に 小さな 笑いが起きた。
「吸血鬼さん 。 もう来ちゃダメだよ 。 ここは 教会の近くなんだから 。 殺されちゃう 。」
「元貴でいいよ 。 また遊びに来ちゃダメ ?」
「… リスクはあるけど」
「別に大丈夫 。 」
ここからもう 方向が あやふやに なってしまって !!!!!
どこの方向に 着地しようかとか 全然考えていませんでした …
もう 続きどんなふうにして欲しいとか お伝え してくださったら 全然 なんでも 書きますほんと !!!!!
ひとつに搾ってしまいますが まぁ 4つも 5つも 来ないだろうということで 。
なんならゼロの可能性がありますが その時は 自分で執筆致します (号泣)
どんなふうにしたらいいのだろ…