コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
正直、どうでもよかった
この世界が壊れようが
誰が消えようが
私には一切関係なかったから
人間いつかは消える
それなら、今消えようが後で消えようが同じだ
どうせ記憶なんて消えるんだから
私みたいな、何も才能なんてない凡人がいくら頑張ったって
消えた1年後には
私の事、私がしたこと
何もかも忘れられるんだ
「私何考えてんだろ」
『美海は毎日変なこと考えてるでしょ』
「ひどーい」
『酷くないから』
「凄い塩対応するじゃん」
『しゃーない』
「どこがしかたないの、」
『まぁいいやろ(撫』
「いいけどさぁ、」
『じゃあ大丈夫や』
「琴葉も、変なこと考えてそう」
『なんやってー?』
「なにもないっ、!」
こんな日が続けばよかったのにな
「琴葉ッ!」
「琴葉ぁッ!!」
「なんでいないのッ、」
こんなに声出したの久しぶりだった
急に、琴葉の親から電話が掛かってきた
『美海ちゃん、琴葉知らない、?』
「知らないですね、」
電話越しに聞こえる声から
凄い焦っているのが伝わってきた
『琴葉が、いなくなったのッ、』
「、、、ぇッ?」
『最後に会ったのはいつだったか覚えてる、?』
「ぁ、え、一昨日です、」
『昨日から、家に帰って来ないの、』
「わ、私探して来ますっ、!」
『いや、美海ちゃんは家にいて、?』
『もしかしたら琴葉が美海ちゃんの家に行くかもしれないから』
「、、、わかりました」
家で大人しくなんてしてられるか
琴葉がいないと、私はーッ、
、、、あれ
“誰が消えようが私には一切関係ない”
そう思ってた筈なのにな
「おかしいなぁッ、」
「琴葉は、私の人生を狂わせてるよッ、」
「7月7日
北原琴葉失踪」
ー踊り狂う時間ですー