ーーー2年後ーーー
青「桃くん?どうしたの?」
桃「……改めてお礼言いたいなって」
青「お礼?」
桃「うん、この2年間一緒に居てくれて家族になってくれて、色んな感情も教えてくれてありがとう」
青「今更?」
桃「2年間、色々ありすぎてちゃんとお礼言えてないなって、皆にもこれから言うけど1番最初は青が良かったんだ」
青「………そう、気にしなくていいのに」
桃「本当に救われたんだ……青に」
青「大した事してないよ」
桃「うん……でも……ありがとう」
青「うん」
桃「そんで……ね」
青「うん、何?」
桃「………俺……」
青「うん?」
桃「……俺……青の事……好き……///」
青「……え」
桃「多分……助けてくれた時から」
青「……え、あ」
桃「……ごめん……気持ちわる……」
青「桃くん!!僕も好きだよ!」
桃「……!」
青「桃くんの事好き!……恋愛的に!……」
桃「……っ//……俺もっ」
青「あははっ!顔真っ赤」
桃「うるさいっ!!」
青「恥ずかしがり屋なのは2年前と変わらないね!」
桃「ほんと!うるさいっ!!」
青「あははっ!」
桃「……青……幸せにしてくれてありがとう」
青「クスッ……何言ってんの?これからも幸せにするから」
桃「……クスッ」
青「なんで笑ったの」
桃「なんでもないっ!青……これからもずっと隣にいるよ!」
青「当たり前じゃん!離れないからね!」
桃「うん」
青「桃くん、大好きだよ。」
桃「……俺も……青大好き///」
橙「………………」
青「……橙くん……いたの?」
橙「……まぁ」
青「僕、桃くんと付き合うことになったよ」
橙「……ごめんやけど…見てたで」
青「そっか……」
橙「青にぃ……俺も言わせて」
青「……いいよ」
橙「桃」
桃「……橙?」
橙「桃……俺も好きやったで…桃の事」
桃「!!」
橙「笑顔可愛くて、桃の事ずっと笑わせたいって思っとった」
桃「……うん」
橙「最初に笑ってくれた時ほんまに嬉しかった。その後も俺が面白いことすれば笑ってくれて、色んな場所にも一緒に行ったりして楽しかったで」
桃「ありがとう、橙。俺ね、橙に教えて貰ったこといっぱいある。美味しい食べ物、楽しい事、心の底から自分が笑ってるって事。全部橙が教えてくれた。すごく嬉しかったし感謝してるんだ」
橙「……なんで……青にぃなん?」
桃「青もね、沢山のこと教えてくれた。笑顔にしてくれた。辛い時も一緒にいてくれて。駄目なやつは駄目って怒ってくれた。何より地獄から救ってくれた。」
橙「……それだけなん?」
桃「ううん、俺ね、青といるとすごく安心するんだ。青とずっと一緒にいたい、隣にいたいって思った。隣にいるとドキドキするし、手を繋いだりしてくれる時とか、不安な時にギュッて抱き締めたりしてくれる時、幸せだなって思ったんだ。」
橙「……そか……大好きなんやな青にぃの事」
桃「……うん///」
橙「……あーあ!失恋や!!」
桃「橙……ごめっ」
橙「謝らんといて!桃ちゃん!そこはありがとうがいいなぁ?」
桃「……クスッ。橙、好きになってくれてありがとう」
橙「こんないい男振ったんやで!」
青「僕の方がいい男だし」
橙「どの口が言うねん」
青「はぁ!?」
橙「絶対に桃ちゃんの事幸せにするんよ?しなかったら、俺奪い取るで?」
青「絶対幸せにするし、奪われないから」
橙「桃ちゃん、幸せになるんよ」
桃「橙達と家族になれて、もう充分幸せだよ」
橙「そか、良かった」
青「桃くん、それ以上に幸せにしてあげるからね、覚悟しておきなよ?」
桃「あははっ!わかった!」
こんなに幸せになれるとは思ってなかった。
俺は幸せ者だ!
ーーーーEND
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメントも、沢山のハートもありがとうございます。コメントの返事が無くてすみません。初心者なのでどう返事していいか分からず、イイネボタンだけ押させて頂きました。
多分これからもそうなるかも……です。
次も何か書こうかなと思ってます。
お暇な時にお読みください。多分これも桃くんが主人公になるかと…………
(桃くん主人公大好きなので)
最後までお読み頂き本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします!
コメント
13件
最高すぎる
ふぉろしつです! 物語好きすぎます! 何回も泣きました
フォロー失礼しますm(_ _)m 物語最高でした!!