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アサガオワンコ
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ルルちゃ
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ちょこぬ
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コメント
1件
うわ、第6話読んだよ!冒頭の赤子のシーン、あの絶望感と孤独が生々しくて一気に引き込まれた……。で、アイリーンが不機嫌なゾーイに置いてかれても「は?」ってなってるの、アイリーンの価値観のズレがキャラ立ってて面白い。新キャラの迷子の声デカ女もインパクトありすぎ(笑)。次どうなるか気になるわ!
ママ、どこにいっちゃったの?
赤子は理解出来ない
まだ立つ事も出来ない赤子、ただただ泣き叫び母の温もりを求めていた、そして高く宙に吊るされた揺籠の中で小さく小さくギシッ……ギシッ、と音を鳴らしながら蠢く
慌ただしい声、悲鳴、そして静寂、赤子は腹が減り、そしてかつて無い程の恐怖を感じていた
泣き叫び、泣き叫び、連動する様に周囲の赤子も甲高い泣き声を発する、 そして、しばらくしてただ1人の赤子は悟った
周りの赤子は衰弱し、虚な眼をしている、下の赤子は何故か木の様な色をして固まっている
また下を見る、そして手を伸ばし、高い高い鞄を乗り換え落ちる、ゴツンと音がする、痛い、痛い、地面はとても硬い、ギャンギャンと泣く、だがそれもまたすぐに収まる
その赤子は目は濃い青色、少量の髪は緑であった
『あっついなぁ』
地図を広げて今、自分が居るであろう場所を凝視する
これ以上滞在するのは危険だと思ったから出国したが……
出国前の様子を思い出す
エブリンの泣き叫び具合が凄まじかったな
っと、イカンイカン……変に考えているとついつい歩いている方向が変わってしまう。
うーん……丸3日くらい寝ず食わずで歩いた筈だけど今だに目的地に着かない
にしても地図って便利だな、文字を読まずに絵で見れるんだから
『……』
腹減った
流石に腹減った
周囲を見回すが生き物どころか植物もあまり無い
地面の土を軽く手の平に乗せ食感を確かめる
『……枯れてるな』
少しだけ灰の様にパラパラしている、色も薄い
すんっ、と嗅いでみる
殆ど無臭、やはり枯れてる
クソッ、どっかの馬鹿共が無理矢理光を奪い取ったから……
『……ん?此処も枯れてるな』
まさか、他も?
少し焦りの混じった足取りで周囲を調べる
『……ウッソだろ』
パラパラと灰のように手の平から零れ落ちて行く土を見つめながら言った
私が思っている以上に魔力が枯渇しているようだ
『…………』
ミスったッッッ!!!!
マジでさっさと北の国に突撃すれば良かったッ!
あのクソ野郎は多分ギリ勝てるし
うわぁぁあーー!!と悶絶していると風の流れが変わった
すぐに背を低くし短剣を構える
……遠くから来るソレを見て気付いた
『ゾーイ』
「……」
まだ不機嫌、何となく着いて来てる気がして時々魔物を狩ったら自分の分だけ取って後は残したが……
「……」
こいつ
『何で不機嫌なんだ?何故言わないんだ』
「……どうせ言ったって無駄だろう。アイリーン、お前はそういう人間なのだから」
『…………?』
「生まれた環境が悪いのは分かっている、だが……お前の相棒として私はもう、分かってしまった、ずっと言いたかった、中々言い出せなかった、でも……お前は分かってない、私は森に引き返す、生存者が居るかもしれん、アイリーン、お前は……好きにしろ」
『……』
走り去って行くゾーイを呆然と見つめて、小さくなり見えなくなって、ようやく、理解した
『はっ!?』
待て待て待て待て待て、アイツ……え?……嘘だろ?
てか本当に分からない、なんであんなにゾーイは不機嫌なんだ?
そうやって何故ゾーイが不機嫌な理由を必死に考えていると周りに百足の様な魔物が何匹か寄っている事に気付かずアイリーンはその場に座り何か気に触る事を言ったのか分からない為記憶を探る
魔物が鋭い歯だアイリーンを噛もうとする
「あぶなーーーーい!!」
高い声を張り上げ地面を強く蹴りその人間はアイリーンに襲い掛かる魔物に向かって剣を向ける
『……?』
魔物の歯はアイリーンの首に噛み付いたがアイリーンの首は無傷で魔物の歯にヒビが入る
「うぇっ!?」
そんな腑抜けた声、アイリーンはやっと魔物の存在に気付きヒビの入った魔物の歯をその細い腕で軽々と抜き取る
オレンジ色の鮮血がアイリーンへ降り掛かる、それを見た他の魔物達はいそいそと後退した
「なっ……なっ!」
『だr「何アレ!!??!ーー」』
うるさっ
アイリーンより年上だろう、大体17歳くらいと見られる
「凄い!凄い!凄いよ!あの魔物ってとっても歯が硬くて鋭いのに!何で傷一つ無いの!?」
『……』
此方に勢い良く近付きゼロ距離で聞く女性を見ながら鞄の中の短剣に手を伸ばす
何この人怖い
言動や行動が年齢不相応なのはそうだが初対面なのに……
『……悪いな、今それを答える程時間を持て余して居ないんだ』
今!私は急いでいるんだ、決して面倒だから逃げるとかではないぞ
グッと、足に力を入れ思いっきり飛ぶ
「わぁ!!凄いジャンプ力!……て……え?……待ってよ!まだ聞きたいことがあるの!それに!……
『ッッッ』
超音波!?
っと、危ない、体制を崩す所だった、あの女……危ないじゃないか
無責任な女性の行動にイライラしつつ無視をする
「……んーーもうっ!、無視するなら半殺しにしちゃうぞ!……あーー!!!待って待って!冗談!職場ジョーク!ねぇ!ねぇえええ!!!!!!!」
うるせぇ!!!
と、アイリーンは心の底から思った