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※rimzです
※プリ小説にて「どうにもこうにもなんないや!!」を観たほうがより一層面白いです!
それでは、本編どうぞ〜!
「レイラーちゃん!レイラーちゃん!」
無邪気に笑う大好きな人。
……今日もかわいいな……
「れ、レイラーちゃん?」
「……あ!ごめん……なぁに?」
私ー紫縁麗蘭は今日も今日とてみぞれが大好きである。 まる!
するとみぞれは口をモゴモゴとさせて人差し指をつんつんしている。
「えっとね、実は……」
「……へ、…ヘアーコーディネート?」
あまり興味のない単語に少し驚く。
「うん!!前から興味はあったんだけれど、自分の髪の毛じゃうまくできなくって……」
そう言ってみぞれは端から見てもしょんぼり顔。
そんなみぞれもかわいいが……
「……わ、私の髪の毛?」
「うん!!サラサラで、綺麗だし……だ、だめかな、…」
……う、そんなうるうるとした瞳で見つめられたら……
「……全然大丈夫だよ!」
「……やったぁ……!!」
……許しちゃうじゃぁん……
「では失礼します……」
私ーみぞれはレイラーちゃんの髪をほどき、少し跡がついた長いサラサラの白髪を優しく撫でる。
「ん……くすぐったい……」
「わ!ごめんね……」
ブラシでとかして、丁寧に丁寧に編み込んでいく。
「……ん、ぅ…///」
「…………」
あれ、少し耳が赤い…?
ブラシ当たっちゃったかな……
「……はい!!できました!!」
「……わ……!」
カチューシャのようになった細めの三つ編みに、くるりと巻かれた長い髪。
髪型だけで雪国の王女様みたいに大変身。
「……かわいっ……!」
「ふふ、すごい似合ってます!!」
「…………」
すると、急にレイラーちゃんは私を膝の上に乗せて、横から頭を出した。
「ちょっ、レイラーちゃん!?」
「…………こうして並んでみると、みぞれと双子みたいじゃない?」
そういって、レイラーちゃんは私の白い髪にそっとキスを落とした。
「……は、はえっ!?」
「あははっ、どう?惚れた?」
「も!もう!!びっくりしたよ!!」
……多分、私の恋は一生叶わないんだろうな……
そう思って肩を落とす、一人の不憫な少女。みぞれであった
はい!どうだったでしょうか!!
ぷりしょと少し書きづらいですがこれはこれで……
また不定期投稿になると思います!!
では〜!!