テラーノベル
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前回の話を見てない方は、前の話である「小さくなっていた君」 を見ることを推奨します。
そろそろ起きようとして、日本はベッドの端に足を下ろした。
けれど、床に触れた瞬間、足元がふらつく。
「あッ…」
体勢を崩した日本の体を、
ドイツが反射的に前から抱え込んだ。
日本の足が空中に上がった。
その拍子にドサッと鈍い音が下から音がした。
「えっ……」
そこに落ちてあったのは日本のズボンだった
二人とも、その音の正体を見るまで動けなかった。
「……体の大きさとズボンの大きさが合っていなかったのか…」
ドイツは一瞬だけ視線を逸らし、考え込むように口を閉じた。
それから日本を慎重に床に下ろす。
「…少し待っていろ」
そういって、部屋の奥に向かった…
戻ってきたドイツは手に二、三着の同じ大きさぐらいのシャツを持ち、
屈んで、日本の肩にそっとシャツを当てる。
袖の位置を目で追って、少し息をつく。
一着はドイツのいつもの会社で着ているシャツ
「少し大きいですかね…?」
日本の体の大きさに、ドイツのシャツはあまりに大きく、
裾は太ももの辺りまで垂れていた。
困ったようにドイツは顎に手を当てる。
「……昔、俺が着ていた服ならあるが」
そう言って奥の部屋へ向かい、
しばらくして戻ってくる。
白いシャツに、サスペンダー付きの半ズボン。
ドイツが、まだ今の日本と同じくらいの大きさだった頃の服だ。
日本は目を輝かせて、それを見つめた。
「その服、着てみたいです…!」
「どうでしょうか!」
着替え終えた日本は、ドイツの前でくるりと一回転し、
嬉しそうに腕を広げた。
サスペンダーが少しだけずれている。
ドイツはそれを直しながら、思わず口元を緩めた。
「……確かに、可愛いな」
「……えへへ」
日本は照れたように笑い、
そのまま屈んでいたドイツに抱きつく。
小さな体重が、胸に当たる。
一度時計を見て、
「……そろそろ朝ご飯にするか」
ドイツがそう言うと、
日本はまだ離れないまま、こくりと頷いた。
そのままをそっと日本を抱き上げ
リビングに連れて行き、いつもの席に座らせる。
椅子は日本にっとてあまりにも大きく、机の高さも合っていなかった。
ドイツは日本の足元と机の高さを見比べて、
小さく息をついた。
「……このままじゃ食べにくいな」
そう言って椅子を引き、
日本を抱き上げる。
「ここで食べろ」
自分の膝の上に座らせると、
日本の体はすっぽり収まった。
テーブルの上には、温かいパンとスープ。
湯気がゆっくり立っている。
「…暑いから、気をつけろ」
そう言われて、日本は小さく頷いた。
「いただきます」
その一言で朝の時間が動き出した。
ドイツはスープの入った器を一度持ち上げ、
中を覗き込んだ。
「……まだ熱いな」
そう呟いて、スプーンですくう。
口元に近づける前に、静かに息を吹きかけた。
ふー、ふー
湯気が少しずつ薄れていく。
「……よし」
スプーンを日本の口元へ運ぶ。
「……あーん」
一瞬だけ戸惑ったあと、
日本は小さく口を開いた。
「あ……」
スープが口に入る。
小さい口で、もぐもぐと頬張る
「……あったかいです」
そう言って、ほっとしたように目を細めた。
日本がスープを一口飲み、
ドイツは、その表情から目を離せなかった。
「……甘いものでも飲むか」
ドイツは一旦立ち、
日本をひょいと持ち上げ、 元いた椅子に座らせる。
キッチンへと歩いていき、食器棚の奥から白いコップを取り出した。
ドイツは片手に湯気の出ているコップを持って、戻ってきた。
日本は両手で慎重にコップを引き寄せる。
指先に、じんわりと温かさが伝わった。
「…あったかいですね…!」
ニコニコしながらドイツの方を向く。
「……よかった」
日本は一度コップの中を見て、
少しずつココアを冷ましてから飲み始めた。
日本はいつもの体の大きさではないからか、
慣れていない様子でココアを飲んでいた。
口を近づける位置が、少しだけずれる。
日本の頬に、
ココアの上に浮いていた泡がつく。
それを、ドイツは黙って見ていた。
ドイツはテーブルの端に掛けてあったタオルを手に取る。
一瞬だけ手を止めてから、
日本の頬にそっと触れた。
「……」
泡をなぞるように、軽く拭う。
「……?」
何が起きたのか分からず、
日本は瞬きをした。
「……ついてた」
机の端にタオルを置く。
事をだんだん理解した日本の顔は
少し照れたのか赤くなっていた。
「……ゆっくり飲め」
「はい」
日本は満足したように笑ってから、 コップに目線を戻し
何事もなかったようにココアを飲み始めた。
ドイツの指先は少し赤くなっていた。
それに気づかれないように、
ドイツは視線をコップから逸らした。
……はい!
どっちも照れてる系の話っていいですよね!
今回長い割には気力がま湧かなかったのでいつか書き直したいですね、
これからの話何ですがこれからも健全よりでいくか、
ほんのちょっっっとだけなのでえっち寄り(キス程度)なってもいいですか…?
一線は越えないと約束するので…
では!また今度!!
コメント
1件
想像したら尊すぎて死にそうになりましたよッえっちなのみたi((