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カイ潔


※バレンタインパロ


※本誌関係×





「こんな感じか……?!」



今日はバレンタイン



俺は密かに想いを寄せているカイザーへとガトーショコラを作った



練習で忙しかったけど合間を縫って頑張って練習したから大成功を本番で作ることが出来た



「あとはラッピングして……!!」



カイザーとは夕方の練習で会うからその時に渡そう



「(喜んでくれるかな~…♬)」




「(カイザー、カイザー、)」



「(あっ!いた!)」



「カイz…」




「カイザー全てのチョコ断ったとはほんとですか?」



「断ったっていうか…俺は愛してるやつからのチョコしか貰うつもりはないからな」



ロッカー室のカイザーへ声をかけようとするとカイザーとネスの会話が聞こえてしまった



「(は、、、?愛してるやつ、、?)」



彼女いたのか、、?



そんなこと、俺には一言も、………



考えだせばだすほどこれ以上カイザーの会話を聞きたくなくてロッカー室には入らずに逃げ出してしまった





「はぁ、はぁっ、」



裏まで走ってくると、途端に涙が零れた



小さくうずくまると手に抱えていたラッピングに小さなしみができていく



勝手に作って、勝手に後悔して、笑



そりゃそーだよなぁ、カイザーかっこいいもん



「ばかみたい、笑」



涙を拭った俺はラッピングの紐をほどく



透明な袋にガトーショコラが2切れ



「あぁーあ、うまくできたのに、」



「渡すことも出来ないとか、何してんの俺、笑」



手に取って口に運ぼうとした瞬間、腕をぐっと誰かに掴まれた



「うわっ!?」



「……ここにいたのか、」



「……え、カイザー!?」



「なーに食おうとしてんだクソ世一」



「…へっ?いや、これは、……」



「いっただきー♬」



そう言って俺の手からガトーショコラを口にいれるカイザー



「…うめぇじゃん」



「クソ世一にしては笑」



ニヤニヤしながら食べるカイザーに俺は思考が追いつかない



「…いやっ、カイザーは、」



「愛してるやつからのチョコしか貰わないって……」



「??世一の事だが?」



「………は!!!???え、!?」



「俺は朝から世一からのチョコを楽しみにしてたっていうのにお前は1人で食おうとしてるし」




「もしかしてこれ他のやつに……??」



「いやそれはない!!!!カイザーに!!カイザーに作ったの!!!」



「そのっ、ちょうどあげようとした時に会話聞こえちゃって、、」



「俺のなんかいらないだろうな、って思って、、」



「なーに言ってんだ世一」



「俺が愛してるのは世一だけだぞ♡」



そう言い次は俺の唇を奪うカイザー


「んんっ、、!!」



カイザーの唇はほんのりチョコの味がした



「……ちょっ、カイザー!!、」



「今日は最高のバレンタインだな♡」



お、まだあるじゃん



と言いながらガトーショコラを頬張るカイザー



「んも~~!!!」



俺はいてもたってもいられなくなりカイザーに抱きつく



「ほんとに、ばか、あほ、カイザーの頭でっかち、」




「………そんなとこも、好き、」





「…!!」



「素直で可愛いな~クソ世一♡」




こうして俺らはバレンタインにはれて想いが通じあったのでした




END









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コメント

2

ユーザー

初コメ失礼します!!ガチでまぢ最高です😭ストーリーも全部どタイプです!!!なんて言うんだろう気づいてない両思い?日本語おかしいと思うんですけどこれが本当ガチ好きなんですこの作品作っていただきありがとうございます😭

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