⚠︎ attention ⚠︎
・ dzl社
・ orqn / ☃️ 🍌
・ nmmn
・ 男性向け 🔞
・ 学パロ
ドサッ。
誰もいない教室で、大嫌いな先輩と2人きり。今すぐにでも立ち去りたいのに、先輩に押し倒されてしまっているから、逃れようがない。
おれより少しばかり背が高く、体格がいいだけ。それなのに、起き上がろうと体を動かしても、先輩が退いてくれる気配は少しもなかった。
「先輩、退いてくださ_っ」
そろそろ不快になり、先輩の青く澄んだ海のような瞳を睨み、文句をつけようと口を開けば、その唇ごと先輩に塞がれた。
先輩の、唇で。
「ん゙ッ!?」
嫌だ、気持ち悪い。
離れようと先輩の胸を力いっぱい押すが、押した分また唇を重ねられ、最悪なことに舌まで捩じ込まれてしまった。
大嫌いな先輩とのディープキス。これほど嫌なことはないのに、先輩のキスが上手いせいか、その海のような瞳の波に呑まれてしまったせいか。段々おれから力が抜け、抵抗して先輩の胸を押していた手は、いつの間にか教室の床に落ちていた。
ぢゅっ…ちゅう…ちゅく、くちゅっ…♡
水っぽいいやらしい音が、教室中に、おれの鼓膜に響き、その音が聞こえる度、全身が痺れるようにびくびく痙攣している。
嫌。というより、おれは完全に感じていた。この状況に、明らかに興奮を覚えていた。
暫く唇を重ね、舌を添えあってを繰り返していたが、飽きたのか知らないが、いつの間にか銀の糸を張り、唇を離していた。
「ふふ。可愛ええなぁ、おんりー。顔、とろーんってしとるで?」
いつもより低く、それでいてどこから甘い先輩の声が、おれの脳に直接響き、どくん。と重たく心臓が揺れる。
なにこれ、こんなの…知らない。
先輩のこと、嫌いなはずなのに、どうしてかこの先を求めてしまう。もっともっと、先輩をこの肌で感じていたいと思ってしまう。今でも、先輩のことは好きでは無い、けど…でも。
「せん…ぱぃ……っ」
先輩に向かって、両腕を広げる。素直に言葉で表せないおれは、普段もこうして行動にして、遠回しに想いを伝えている。すると、先輩は静かにくすっ。と微笑むと、おれの腕に入り、先輩もおれを抱き締めてくれた。
「どーしたん、おんりー?」
あぁ、もう。
甘やかしてくれる、この先もしてくれると思ったのに、ここというばかり意地悪な先輩。こういうところは、やっぱり嫌いだと思ってしまう。
不貞腐れて頬を膨らませていると、先輩はそんなおれを見て、揶揄うように微笑んだ。
「ごめんって」
可愛いから、つい意地悪したくなっただけや。
先輩はそう言うと、またおれに顔を近づける。この先を求めて、おれは再び目を閉じた_。
「……うわ。」
最悪な夢を見た。どういう心境でこんな夢を見たかなんて、おれにも分からない。
夢に出てきたのは、昔馴染みの先輩であるおらふくん。おらふくんは、とにかく人懐っこくて、素直で誰からでも好かれるようなタイプの人間だが、おれはそんなおらふくんが大嫌いだった。ヘラヘラしている態度が、おれてきにはどうしても気に入らないのだ。
「ほんと最悪……」
夢の中の出来事とはいえ、興奮を覚えていたのは確かで、その証拠に、パンツの中がどろっ。と気持ち悪い感覚に包まれていた。
「洗わないとなぁ……」
今日はろくな日にならなそうだ。と、まだ今日が始まって間もないのに、早くもぐったりしていた。
–
「おんりー、おはよっ!」
「なぁなぁ。あそこのコンビニ、取り壊してコンビニになるんやって。僕、あそこ愛用してたんに〜…!」
「あ。今日教室行ってええ?久々に一緒にかえろーや!」
あぁ、もう。うるさい、鬱陶しい。
家を出てすぐ、たまたまおらふくんと家を出るタイミングが被ってしまい、玄関前で鉢合わせてしまった。ただでさえ、あんな夢を見て、目が合わせずらいというのに。
朝感じていたことは当たっていたらしく、今日は本当にろくな日にならなさそうだ。
「…なぁ、おんりー」
さっきまで人懐っこい犬のように、しつこく話しかけてたおらふくんがいきなり立ち止まり、低い声でおれの名前を読んだ。声質的に、無視され続けたから、怒っているのだろう。
流石に可哀想になってきたので、そろそろ返事してやるか。と、おらふくんの方を向くと、ぐいっ。と、腕を引かれ、強制的に急接近させられた。
不意に、夢の出来事を思い出す。おらふくんと深い口付けを交わしあい、お互いに求めあった夢を。
無駄に意識してしまい、なにもされていないのに、意味がわからないほど、顔が一気に暑くなった。
ちょっ。近い……
なんて、女々しいことを言おうとしたとき、重ねておらふくんが、そんなおれを見て微笑み
「ふふっ、やっとこっち向いてくれた」
なんて、悪戯が成功して喜んでいる無邪気な子供のように笑うから、その表情が、また夢の彼と重なってしまい、どくん。と、心臓が揺れ動いた。まるで、夢の中で感じたときと同じくらい。
「っ…ばっかじゃないの、」
照れ隠しにそう言い捨て、おらふくんの手を振りほどき、おれは逃げるようにその場を走り去った。
おらふくんと離れてもなお、あの表情と夢の中のおらふくんの顔が離れず、今度は一定に心臓がバクバクと、激しく波を打っていた。
–
教室に飛び込むと、おれの焦り具合を表情から読み取った、クラスメイトのめんが、不思議そうにおれを見つめているのが横目に見えたが、今更いつもの表情を取り繕う余裕もないおれは、その場で乱れた息を整えていると、いつもと様子が違うおれに、めんが一歩ずつ近づいてきた。
「どうした、おんりー。いつになく焦って?」
本当は、こんなこと話したくないし、相談にしても話しづらい。だから、黙っていたいのに、「なんでもない」と、誤魔化して笑いたいのに、おらふくんの顔を思い出してドギマギするのが、なんだかストレスに感じてきて、抱え込むのも嫌になってしまい、思わず口に出してしまった。
「ねぇ、めん。ちょっと聞いてほしいんだけどさ」
めんは静かにおれを見つめ、聞く耳を立ててくれた。そんなめんに甘えて、クラスメイトが数人いる教室ということを考えた上で、めんにだけ届くように、朝の出来事と、夢の内容を少しばかり話した。
「んー…なんでおらふさんとそーゆーことする夢を見たかはわからんけど、ワンチャン何かの前兆じゃね?夢の出来事って、現実になることもあるらしいし」
馬鹿にされて、大笑いされるかと思いきや、案外真面目に相談に乗ってくれためんに目を丸くしつつも、おれはめんの意見を聞き入れた。
夢の中での出来事が現実になること_つまり、正夢になることは、可能性としてはゼロではない。考えたくもないけれど、これがおらふくんと“何か”の前兆になるのであれば、なるべくそれを回避しなければならない。おらふくんとディープキスをするなんて、夢の中での出来事だけで十分だ。現実に起こったら、たまったものでは無い。
「やだなぁ〜…おらふくんのこと避けたいけど、家隣だから、嫌でも関わっちゃうんだよなぁ……」
頬杖をつきながら、他人事のようにそう吐き捨てると、めんはふと窓の外を眺めた。気になって、おれも窓の外を見れば、そこには可愛らしい女の子と会話をしているおらふくんがいた。
「ま。ただの夢だ、そんな気にすることもないっしょ」
キーンコーンカーンコーン。
チャイムが鳴り、HRが始まった。いつもは真面目に先生の方を見ているのに、今日は何故か、尚おらふくんの姿を目で追いかけていた。普段なら、目にも止めない。見慣れた光景なのに。
「…あんな可愛い女の人、おらふくんの知り合いにいたっけ……?」
どうしてか、その二人の光景から目が離せず、付き合ってるのかな?なんて、勝手に妄想したりもしてしまった。
ずきん、ずきん。
そのときに感じた、胸の痛みがなんなのか。どうして、こんなにも泣きたくなっているのか。なんで、今になってこんなにも辛くなってるのか。その原因はなんなのか。 色々な感情はあったけれど、おれには何一つ分からず、ただその答えを見つけるために、おらふくんと女の人がここから見えなくなるまで、おれは後を追い続けた。
いつもなら、どうでもい光景を。
「はぁ〜……っ」
放課後。もうあれから何時間も経っているのに、未だにあの光景と、あの時に感じたモヤモヤが忘れられず、机に平伏せ、おれはため息をついた。
なんでなんだろう。どうしてこうなってしまったんだろう。
その理由は分かる。十中八九、あの変な夢のせいだ。おらふくんとおれが、2人きりの教室でえっちなことをしていた、思い出したくもないあの夢。けど、それにしても考えすぎな気がする。
こんなにも洗脳されたかのように、おらふくんのことを考えてしまうだろうか?
そういものだ。と、言われても、なんだか違う気がして、思わず頭を抱えた。めんの言ってた通り、こんなに悩む必要もないだろうに。
「おかしい…」
一体、おれはどうしてしまったのだろう。
「あ。いたいた、おんりー!!」
そんなことを考える暇もなく、バットタイミングで、おれを悩ませている張本人–おらふくんが、教室の前でおれを呼んでいる声が聞こえた。
嫌だ、今会いたくない。
声を聞くのすら嫌になってしまい、おれは思わず耳を塞いだ。今会ったら、おかしくなってしまいそう。正気を保っていられなくなりそうで、怖かった。一日中考えていた相手ではあったが、その理由を知りたくなくて、知ったらおれがおれでいられなくなってしまいそうで、おれが壊れてしまいそうで。
とにかく、おらふくんを視界に入れないように、必死に下を見続けた。
「……りー。お…りー!」
心無しか、おらふくんがおれの名前を呼ぶ声が近い気がする。これは、現実か幻聴か。耳を塞いで下を俯いているおれには分からなかった。
「おんりーっっ!!」
怒ったような声が鼓膜に響いて聞こえ た…と、いうのは、幻聴ではなく現実。だって、耳を塞いでいた手を取られ、無理やりおらふくんの方へ向かされてしまったから。
怒ったような声。そう思ったのだが、おれが見たおらふくんの表情はまるで真逆なもので、おれを見るなり、どこか愛おしげに微笑んでいた。
「おんりー、帰ろ?」
どくん。
「っ……!!」
下半身に違和感を感じ、これはマズい。と思い、おれは自分の腕を掴まれているおらふくんの手を振りほどき、荷物も持たず、教室から出ていった。
–
「なんで…っ?」
急いで空き教室に入り込み、扉を閉める。違和感を感じた下半身に目を移せば、予想通り、おれのモノは勃起していた。
おかしい。今日一日中、おれの情緒は狂ったように、いつもとは真逆な感情をおらふくんに抱いていた。分かってる、けど、分かったところでどうすればいつもの感情に戻るのかは分からなくて、その場で座り込んで泣いてしまった。
情けない、意味が分からない。でも、それ以上に、どこか苦しくて。
「はぁ…っ。やっと見つけた、おんりー」
だから、会いたくなかったのに。顔を合わせたくなかったのに。
「なっ……やだっ、こないで…っ!!」
どうして、君は来てしまうのだろう。なぜ、居場所が分かってしまうのだろう。
これは、偶然か必然か。
「え、なんで_……
なぁ、おんりー」
おらふくんが、一歩一歩。おれに歩み寄ってくる。髪の毛が影になっているから、おらふくんの表情がまるで見えない。
引いている?…否、ならおれにまず近づいてこない。
おらふくんがおれに一歩近寄る度、おれもそれに合わせて後ろに下がる。けれど、教室という範囲が限られている箱の中じゃ、限界コードは必ずくるもので、きがつけば、とん。と、壁が背中に当たっていた。
「おらふく……っ」
怖い、嫌だ。
言葉で言えやしないけれど、首を横に振って、必死に嫌だ。と、伝えたつもりだったが、おらふくんにはまるでそれが伝わっていないかのように、おれを無視して近づいてくる。そして、とうとう捕まってしまった。
おらふくんは、おれを逃がさぬよう、おれの手首を両手で掴み、そのまま壁に押し込んだ。 すると
_ちゅっ
どこかで聞いたことのある音が、おれの鼓膜に、脳に響き。それと同時に、唇に暖かくて柔らかいものが当たっているのを感じた。
『ふふっ。可愛ええな、おんりー。顔、とろーんってしてるで?』
あぁ、これ。
夢ではあったが、感覚を思い出し、おれは薄く唇を開く。すると、おらふくんがその間に舌を捩じ込み、その舌でおれの舌を絡めた。
くちゅっ…ちゅ……ちゅく…っ。♡
「んは……ふ…ん、♡♡」
きもちい、とけちゃいそう。
涎で溺れていったおれは、とうとう立つのも辛くなり、がくん。と、膝を落とした。が、すぐさまおれの右手を離し、おれを地面に落とさぬように、右手を話した手でおれの腰を支えた。
普通に足を踏み外したときには、それは有り難い行為だったが、今ではありがた迷惑に過ぎなくて、今すぐ地面に膝をつけたかった。
たつのつらい、はなしてほしい。はなれないでほしい。
さっきよりも分からない想いで思考がぐちゃぐちゃになって、苦しくて。
おれより少し高いおらふくんの背中を、ばしばし。と、少し強めに叩くと、さっきまで深く重なっていた唇が、あっけなく離された。
つー…。と、静かに切れてゆく銀色の糸を垂らさぬよう、おらふくんはそれを親指ですくい上げると、ぺろっ。と舐めとった。
なんで、そんな見せつけてくるの。
見てるこっちが恥ずかしくなって、視線を逸らすと、おらふくんはぽそっ。と、おれの耳元で囁いた。
「ふふっ。おんりー、このキス好きなん? 」
その瞬間、おれの中の体温が一気に上昇した感覚が、全身を駆け巡った。図星を突かれたことが恥ずかしかったのだ。
「なっ…!おらふくんのいじわる………」
本当は「違う」と否定したかったけれど、元々嘘をつくのが苦手な性質だったから、どことなく曖昧な返事をしてしまった。
だって、今更この瞳から逃れよう。だなんて、無謀なこと出来ない。
「…あんまそーゆーこと言わん方がええで」
すると、おらふくんはおれの首を舐めたかと思いきや、次に思いっきり首を噛んできた。
「ぃ゙…っっ!」
ぢゅっ…がり……がぶっ…
一回首を噛んで終わりかと思いきや、まるで獣になったかのように全身を喰らってくる。
鎖骨、肩、腕。
そこまでいけば、流れるように制服のボタンを外され、今から夢の続きをするんだ。と、思うと、期待から胸の鼓動が早く、大きくなる。これだけ大きいと、おらふくんにも聞こえてしまうのではないか。 なんて、ありえないと分かっていても、考えてしまう。
それは、おらふくんを一人の人間として意識してしまっているから。
「おらふ…くん……っ」
生理的な涙が瞳に溜まってきて、おらふくんの顔がよく見えないから、おらふくんが今何を思っているのか。ということが、表情で読み取れない。それが怖くなって、彼の名前を呼べば、青く呑み込まれそうな瞳がこちらを覗いてきたのが分かった。
その瞳から放たれる光が、おれを射貫いてしまうんじゃないか。と、思うくらい、鋭かったから。
「は……おんりー…」
顔を近づけられた。これは夢じゃないと分かっているから、彼の行為に期待して、夢の続きが見たい。と願い、ゆっくり瞳を閉じた。
当然、夢ではないから、予想通り彼の唇は、再びおれに重ねられた。
それと同時に、手早くおれの制服を脱がしていくおらふくん。いつもなら、あんなに不器用で、先輩としても男としても情けない無様さを全校生徒の前で披露しているのに。どうして今日はこんなに器用なんだろう。
「ん……ふ、ちゅ…ちゅっ……」
「はぁ、ん…ぅ……ちゅぷ…♡♡」
どうして今日は、こんなにもカッコよく見えるのだろう。
「ふー……おんりー、可愛ええな」
どきっ。
あぁ、やめてよ。そんな事言わないで。
そんなこと言われてしまったら、嫌でも認めてしまう、もう二度と、『大嫌いな幼なじみの先輩』だなんて、思えなくなってしまう。
…多分、とっくに思えてないのだろうけど。
「おらふ_ぁうっ……♡♡♡」
シャツの上から乳首を弄られ、思わず声を上げてしまったが、自分でも聞いた事のない声に驚き、瞳に溜まっていた涙が溢れる。こんなみっともない声をおらふくんに聞かれてしまったのだ。恥ずかしくて仕方ない。
「なに、おんりー?」
かりかりっ……くりっ…こり……♡♡
けれど、全く気にしていないのか。それとも、おれを虐めたいからかは分からないが、まだ乳首を弄ることをやめないおらふくん。
でも、おれだって学んでいない訳では無い。
溢れてしまいそうならば、何かで塞げば問題ないのだから。
おれは、おらふくんの手から逃れた方の手を口元に抑え、声を漏らさないように頑張った。身体は正直で、触られる度にびくびくっ♡♡と、反応してしまうけれど、せめて声は出したくなくて、必死に指を咥えながら耐えた。
「ふ……っ、ーー…♡♡♡♡」
「へぇ…耐えるんや? ほんなら
_耐えれんほど気持ちよくしたるわ」
舌なめずりをし、そんな宣言を言うと、今度は絝をパンツごとずり下ろされ、みっともなく勃っているおれのちんちんが露になった。 さっきしていた焦らしのせいで、より大きくなってしまった、みっともない自分のちんちんを見るのが嫌で、逸らしたくなった。
「おんりー?」
でも、それは阻止された。
おらふくんのが、絝越しにおしりの穴に当たって、彼の大きさを感じた。
あぁ、これがおらふくんのなんだ…♡♡
そう思うと、自然と穴がきゅぅん…♡と絞まり、無いはずの子宮が疼いてるような感覚がした。さっきまでの興奮とは少し違う、これは、まるで女の子がえっちの時になるもののようではないか。
「逸らしちゃ駄目やで、ちゃんと俺のがおんりーの子宮に挿入するとこ見てやえ」
あぁ、本当。今日は変だ。
なんで昨日まで大嫌いだったはずの相手を好きになってしまってるのだろう。なんでこんなにも期待しているのだろう。
いつも優しい彼が意地悪だ。いつも手先から身体的にも不器用な彼が器用だ。
いつも可愛い。なんて言ってイジられてる彼に、可愛い。と言われ、意地悪をされている。
今日は全てが変で、おかしい。
あの夢に洗脳されすぎたおれが悪いのは分かっている、でも、この夢にいつまでも溺れていたいと願っているのも事実だ。
ぐ……ぐり…っ♡ぐちゅ…ぐりゅぐりゅっ……♡♡
「っ…♡♡ふ……は…………♡♡♡♡」
おれのおしりの穴に指を入れ、穴を馴染ませるように指を回す。普段感じたことの無い感覚で、違和感があるのは確かだが、それが気持ちよくて、また変な声を出してしまった。
「んー…ここかな?」
ぐりゅっっ♡♡♡
「ン゙ぁイぃ゙〜〜〜〜〜っ!?!?♡♡」
目の前に電気がある訳でもないのに、目に星が飛んでいるような、チカチカッ♡♡とした感覚がした。その感覚を感じたと同時に、おれは軽くイってしまった。
今までの軽い気持ちよさとは違う、強い刺激がおれの全身をかけ巡ったのだ。
「そんなヨかった?ここ、前立腺っていう、アナル特有の性感帯なんよ」
そう言えば、また前立腺を指でぐりぐりっ、♡♡とイジめてくる。おらふくんって、こんなに意地悪だっただろうか、それとも…
「ぉら、ふく……っ」
さっきイったばかりだし、行為が気持ちよすぎて全く出ない力を振り絞り、ゆっくり彼の頬へと手を伸ばす。やっとの思いで届いたおらふくんの肌は、とても熱く感じた。
「ね。もぅ…ゆび、いい……から…っ…♡」
その調子じゃあ、おらふくんだって。もう限界でしょう?
おらふくんは、自分の頬にあるおれの手を握り、おれを見つめる。その瞳は、まるで餌が目の前にあるというのに、捕食するのを躊躇っている肉食動物のように見えてきた。
案外、こういうところはヘタレなんだな。と、思うと。やっぱり少し可愛いかもしれない。
おれは、頬に当てていた手を、おらふくんの首の後ろに回し、おらふくんをこっちに引き寄せ、おでこと鼻の頭がくっつくほど近くになった。
今更だけど、こう見ると、 本当に綺麗な顔をしているんだな。おらふくんって。
「_早くキてよ、今更躊躇ってんの?♡」
少し煽り気味に、おらふくんの耳元で囁くと、おれの膝の裏に手を入れ、思いっきり脚をあげた。完全にM字開脚の状態になっているのが、凄く恥ずかしくなってきて、煽ったおれが馬鹿だった。と後悔した。
「そこまで言っといて、逃げんのはナシやからな?」
こく。と、小さく頷けば「良い子」と褒められ、鼻の頭をキスされた。 口にしてくれなかったことが、少し寂しく感じたが、多分。今はそんなこと考えている暇はない。
ずちゅ……ずん…ずんっ……ぱちゅっ♡
「ふぁ゙っ、あぅ゙…っ〜〜♡」
「うぉ。イくの早っ…おんりー、今。油断してたやろ?」
またまた図星を突かれた。でも、さすがに否定することも出来なければ、肯定することも出来ず、ただ頭の回ってない頭で、ぼー。っと、おらふくんを見つめることしか出来なかった。
「…おんりー。真面目に答えや」
「っ……♡♡」
低くて威圧感のある、大好きなおらふくんの声。それにすら興奮してしまい、自然にもきゅぅん…♡♡とナカを締めつけてしまった。
「…はっ、♡まさかおんりーがチン媚するマセ狐やとは思わんかったなぁ?」
当然それはおらふくんには伝わっているようで、普段は使わないような淫語でおれを罵倒してくる。それに興奮しているのは確かだけれど
「ちがっ…ちがぅ、もん……♡♡」
マセ狐じゃない。チン媚なんてしてない。
さっきの淫語で罵倒されたのは、少し気に食わなくて、今回は事実だったけれど否定をしてしまった。あまり嘘はつきたくないけど、そうやってからかわれる方が嫌だった。
「へー。なら、おんりーが『チン媚マセ狐』やないってとこ、見してや」
「み、見せるって…? 」
この回答を待っていたらしく、おらふくんは明らかに悪巧みをしているような、にやり。とした顔をしている。
「んじゃ。こーゆうの、どうや?」
何を企んでいるか。は、分からないが。明らかに彼は、ろくでもないことを思っているのは、いうまでもないだろう。
「ん゙ほ、ぉ゙オ゙……っ♡♡」
「あは、また自分で腰振ってるやん。もういい加減自分のこと淫乱マゾメスって認めた方がええんやないの?」
さっきまで「チン媚マセ狐」とか言ってたくせに。なんて、もうどうでもいい。とにかく今は、気持ちよすぎて頭がおかしくなってしまいそうだ。
それはそうだ。何せ、今のおれの状態は、おらふくんのネクタイで手を拘束され、いつの間にか強盗されてたおれのネクタイで足を拘束されて、完全に逃げれないようにされている。体位は、 壁にもたれているおらふくんの膝の上に乗っている…バック。というやつだろうか。
が、意地の悪いことに、おらふくんは一回も腰を振ってくれない。だからもどかしくなって、つい自分で腰を振ってしまうのだ。決してマゾとか淫乱とかではない。
「ちが、ぁ゙う…ッッ♡♡めすじゃなァ゙…お゙、ぉ゙ッ…♡♡♡♡」
「こんだけおほおほ♡喘いどって何が違うん?マゾ狐は黙ってメス堕ちせぇや♡チン媚しろクソ淫乱ッッ♡♡」
ずんずん………どちゅんッッッ♡♡
「ぉ゙ォ゙お゙お゙〜〜ッッ♡♡♡♡♡」
はぁ…♡キたキたぁ…っ♡♡
おらふくんのおすちんぽ…♡ずっと、ほしかったの…、♡♡♡
「あは、♡そーそー。おんりーはずぅっと、俺のちんこ媚びてりゃええの、俺だけを求めてたらええの…♡♡」
ごちゅんっ♡ぱんぱんっ…ずちゅっ♡♡
おらふくんのちんぽ、きもちい。♡もっと、もっともっと。おらふくんがほしい、おらふくんからのあいじょうがほしい。
おらふくんに、もっと、もっと。
「ぉ゙りゃふく…ぅ゙♡♡♡」
「んー、どうしたん。もっと奥ほしい?」
“せんのう”されていたい、しはいされていたい。ずっとずっと、じゅばくのように、つよくしばりつけられていたい。
きもちよすぎるせいか、めのまえでこうかがゆれているようなきもした。
でも、おれにはそんなことすらどうでもよくて。
「ちゅー、して、ぇ゙…♡♡♡♡」
まうえにある、おらふくんのかおにてをのばし、おらふくんをもとめた。
おらふくんは、うれしそうにわらうと、おれのてに、そのほおをよせてくれた。
「_やっと堕ちてくれた、♡」
しかいがおらふくんでいっぱいになり、おれはあいされている。と、わかると、うれしくてたまらなくなった。でも、そのぶん、もっとあいじょうがほしくなって。またもとめてしまう。
でも、おらふくんだって、おれのことすきなんだから、いいでしょ?
夕暮れ、放課後のチャイムなんてとっくになり終わっている頃。二人はまだ、空き教室にいた。
「…よし、おんりーも堕ちたことやし。もうこれ、いらんな」
おんりーの後処理を済ませたおらふくんが、おんりーの足元にあった、鈍く光る物を、足で踏み潰して壊した。
それが、おんりーが“錯覚”だと思い込み、クラクラする視界に映り込んでいた洗脳道具_硬貨だったことは、おらふくん以外、この先もずっと知られることはない。
「ようやく俺のモンになってくれたな_♡」
すやすや気持ちよさそうに眠っている、オーロラ姫のように美しく、狂わせてでも手に入れたかった、愛おしいおんりーの首に、そっ。とキスを落とした。
後書き(読まなくて🆗)
まず謝罪します、一昨日の夜終わらせるつもりが、思いっきり遅れてごめんなさい。季節の変わり目、そして夏によく体調を崩しやすい体質なもので、ずっと書けずに寝込んでました。楽しみにしてた方、遅れて本当にごめんなさい🙏🙏
最近メズマライザーに狂わされすぎてて洗脳モノしか思い浮かばないこの頃。
どうしても受けに好きになってほしい情緒狂ってる攻め×何も知らない純粋純情受けはいいゾ👍👍
コメント
14件
ぁぁぁぁ、気づいていなかった… コメ遅れましたすいません自首します(?) 今回も神作…えちちぃ、 毎回繰り返し見れちゃう…(^q^) これからも楽しみにしてます! 体調管理気をつけてください!
コメ遅れました! …えっと、うん神☆ほんと安定の神でしたね… あと、体調の方は大丈夫でしょうか? 無理のない範囲でこれからも頑張ってください!次の作品も楽しみにしています!
ほんっっっっっっっっとにもう… 最高すぎます😭 嫌だったのに夢のせいで忘れられなくて その夢が正夢になって その先も求めてしまって最終的に堕ちる♡ だがそれは⛄️クンの作戦… ストーリー性が最高すぎます😭