テラーノベル
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るいくんの傷を見て昔の事がフラッシュバックする。るいくんの家の前に救急車が来ていた事。運ばれていくのは小さなるいくんだった事。
夢に出てきたのは、あの日の光景だったのかな。
苦しいなら、忘れたいのなら、 全部受け止めるから。
R「入れる」
K「ッは…?…ぁ…ッ」
るいくんが何か言ったなと、頭が遅れて反応するけど全然聞き取れていない。
身体を返されて、仰向けになった次の瞬間、
ズプッ…
K「ッ…?!」
急に下から重いものが突き上げてきて、反射的に身体が強張った。
R「ッあ、きっつ…ッ…力抜いて…」
目の前でるいくんが苦しそうに眉を寄せている。
ズ…ッ…ズプッ…
身体が少し揺れる。
K「ぅ…ぁ…ッ痛い…ッ…」
思うように、力が抜けない。
R「はぁ…」
るいくんが小さく息を吐いて、手錠を外す。
ジャラッ…
R「掴まって」
促されるまま背中に手を回す。
抱きしめる形になると、触れ合った胸と体温が少しだけ安心をくれた。
ジュプ…ッ…グチュッ…ズッ…
K「ッフゥ…んぅ…あッ…ッ」
R「ッう…ッハァ…ハァ…ッ」
さっきより少し力が抜ける。
その途端、身体の奥の熱いものがはっきり感じられた。
るいくんに応えられてるのか、正解が分からない。何も分からないから、身を預ける事しか方法が無い。
耳元で聞こえる息遣いがどんどん余裕を失っていく。
グチュッ…ヂュッ…ジュプッ…
それと共に、強く、早くなってきて、
K「ッう”…ぁッ…ゆっくり…がいい…ッ」
痛い感覚がまた戻ってきてしまう。
R「…言うこと聞くと思う?」
低く笑う声と同時に、抉るように突き上げられた。
K「ッ待っ…ッ…あ”ぁッ!!!!」
お願いしたのが間違いだった…。
でも、”ちゃんと受け止めなきゃ”。 痛いと熱いを彷徨いながら、そう思う。
涙が出ている。泣き声をあげそうになって、必死に息を殺した。
R「かのんの中ッ…吸い付いて…ッッ…」
K「…ッ気持ち…いい?」
るいくんが気持ち良いなら、何でもいい。
苦しかったるいくんを思うと、自分の事はどうでもよくなっていく。
K「…ッあ、もっとッ……ッ」
本当は違う。
もうこれ以上は苦しいのに。
壊れてしまうくらい求められた方が、安心できる気がしてしまった。
るいくんの腰が強く打ち付けられる。同時に前も刺激されて、感覚が混乱する。
ジュブッ…グチュッ…グチュッ…ッ!
K「ッッあん”んんん…!!!」
R「ッかのん…うッ…イく…ッあ…ッ!!!」
るいくんの身体が痙攣したあと、動きが止まる。
俺もどこでイったのか分からない。
急に脱力感を覚え、目の前が白くぼやけていく。
ベッドに身体が沈んで、 動けない。
R「かのーん、俺これからバイトなんだわ」
K「…ん…?」
肩を軽く揺らされる。
あれ?なんでここにいるんだっけ?
バイト?
てか、身体が重いし痛い…。
K「っ!!!」
R「あ、思い出した」
るいくんは、顔を熱くする俺を見てニヤリとしたあと、鍵を目の前に差し出す。
R「うちの鍵。俺もう行くから…鍵、締めたらポストに入れといて」
K「ぇ…っ」
R「別に、慌てて帰らなくても大丈夫だから」
るいくんが気遣うように言う。
バタン…
頭の中を整理できていない内に出て行ってしまう。
戸惑いながら、服を着ようと視線を身体に落とす。
…もう着てる…。
涙と汗と色々で汚れていたはずの身体も綺麗になっている。
るいくんがしてくれたんだ…。
るいくんらしくない行動に戸惑いながら、 ベッドから下りる。
K「痛っ…い…」
下半身に鈍痛が走って上手く歩けない。
階段をゆっくり下っていくと、玄関のドアが開く。
K「っあ……」
帰ってきたるいくんのお母さんと目が合う。
昔と変わらない、綺麗な人だ。
母「っあれ?!かのんくん?!」
K「…っあ、お邪魔してます…」
母「るいと遊んでたの?」
表情をパァっと明るくさせる。
るいくんとの時間を思い出して顔が熱くなる。
遊んでたというか、遊ばれてたというか。
K「すいません、おばちゃんの留守中に…あ、るいくんはもうバイト行きました…」
母「そう……あの子、時間があったらバイトバイトって…今日も早朝まで帰って来なかったし…」
るいくんから連絡が来た時間を思い出す。
だから4:00…てっきり悪友と遊んでたのかと思った。
ごめん……。
るいくん、ちゃんと頑張ってたんだ…。
母「そうそう、かのんくんと同じ高校でしょう?るい喜んでて…」
K「え?」
喜ぶという言葉が今のるいくんと繋がらない。
母「あの子が笑った顔、何年も見てなかったから、かのんくん、 ありがとうね」
おばちゃんの目が少し潤む。
K「いえ、全然…っ」
これからもよろしくねと、おやつをたくさん持たせられ、俺はペンギンみたいにひょこひょこ歩いて帰宅した。
もらったお菓子を頬張りながら、おばちゃんとの会話を思い出す。 るいくんが、喜んでた、笑ってた…全然想像がつかなくて混乱する。
るいくんが同じ高校と言ってくれた日、俺は逃げてしまった。あの時逃げなければ、昔のような仲に戻れてたのかな。
後悔しても、あの瞬間には戻れない。
コメント
4件
ほんとにさちこさんのお話全部中身詰まりまくっててまじで飽きないです笑 さちこさんのペースでこれからも頑張ってください!また更新待ってます🎶
コメントありがとうございます🩷ニヤニヤしていただけて光栄です😆✨はい😌少々お待ちください💕
もうやばいです(^з^) -☆ なんかもう最高すぎてにやにやしちゃってますWWWWWWWWW また投稿待ってます🤞🏻♡
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#BMSGトレーニー