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アイ視点
嗚呼困ったな
此処は一体何処なのだろう
僕は周りを見渡し,一つの看板を見た
中華街とあるから此処は横浜なのだろうか
他にも中華街があったらどうしよう
みさき「周りを探索して行こう」
みぃちゃんは僕にそう云った
僕は肯定の意を込めて首を縦に振った
僕達は暫く探索をして,此処がヨコハマという場所なのが分かった
ただし漢字の横浜ではなく,カタカナのヨコハマだったのが少し違和感だった
けれど英語慣れしている僕からすれば漢字よりもカタカナの方が楽だ
でもきっと此処は異世界なのだろう
小説とかではよくある話だ
暫くキョロキョロしながら歩いていると人とぶつかった
和服を着た女の子だ
女の子はよろけて尻餅をついていた
『Wow!?? I’m sorry, are you hurt?
(わぁ!?御免ね,怪我は無い?)』
僕は少し屈んで手を伸ばした
?「ありがとう…えっと…」
美咲「英語のまんまだよ」
あ,やらかしちゃった
『ゴメンね,英語のまま話してた!
怪我は無い?』
?「怪我は無い…」
『そっか!良かった!』
僕は微笑み(営業スマイル)を浮かべながら云った
?「私,泉鏡花
貴女は?」
女の子…イズミちゃんに名前を訊かれた
『僕はアイ・ミルキー・ウェイ!
こっちは時夢・ミーティア・みさき! 』
鏡花「アイさん…さっきからキョロキョロしてた気がした」
この子は観察力が良いみたいだね!
『うーん,そうなの
気付いたら此処に居て,訳が分からないの』
鏡花「気付いたら此処に…?
なら,探偵社に来ると良い」
探偵社?日本にはそんな場所があるんだね
鏡花「こっち」
イズミちゃんに手を引かれて探偵社という場所に向かう
後ろ見るとみぃちゃんはついて来ていた
暫くするとイズミちゃんはあるビルの前で止まった
『此処が探偵社かい?』
イズミちゃんは何も答えずに中に入って行ってしまった
僕達は顔を見合わせた後,イズミちゃんについて行った