注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・体調不良表現があります。
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rb「氷枕持ってきたでー!!」
zm「ふーん!!タオルもあるぜ!」
朝っぱらから、何故こんなにも騒がしい。
それもそのはず。
軍の中でも上層の書記長tnが、徹夜のし過ぎで
ぶっ倒れてしまったからだ。
そして、発熱もしているらしい。
sn「皆協力ありがとう、でも一旦落ち着こうか」
kn「そーやな…とりあえず寝かせるか!」
tnを安静に寝かせたあと、食堂に戻った。
zm「…気分上がらんな」
rb「まあ…tnが倒れたからな」
暗い雰囲気の中、朝食を食べる。
ut「んなときに、ciはなにしてんねん」
kn「お前もいつもは寝とるからな?」
ut「うぐっ…」
ciは、珍しく寝坊している。
ただ、起こしに行く体力を、tnに預けたので
起こしに行こうとも思わなく、
ciは放置になった。
そして、朝食を食べ終わった。
rb「俺、tn見てくるわ」
zm「俺もー!」
ぞろぞろとtnへと向かう。
でも、俺はciを起こそうと思った。
流石に寝すぎだ。
shp「ワイ、ci起こしてきますわ」
ut「りょーかい」
(( コンコンっ
ドアをノックして、部屋に入る。
ciは布団を顔まで被って寝ていた。
shp「ciー…起きろー、」
ci「ん……、」
shp「何時やと思ってんねん、」
カーテンを開けて、日を入れる。
それでもciは起き上がらない。
shp「tnさんが体調不良なんや、お前も手伝いに行くぞ」
無理矢理にciの腕を引っ張る。
ci「わかった…いく、、いくから、」
ciはメガネをかけて、俺を服を掴んだ。
ciを連れて、皆の元へと向かった。
shp「ci起きましたよー」
kn「おう、起きたか」
皆は椅子に腰をかけていた。
視線の先には、ぐったりと寝ているtnが居た。
shp「どうっすか?」
em「ダメやね…結構寝不足らしいですよ」
shp「そうっすか…」
皆、tnを心配している中、ciは壁にもたれかかって、今にも寝そうだった。
ut「お前なにまた寝ようとしてんねん」
ut先生が乱暴だが、頬を叩いた。
ciは目を開いて驚いた。
ci「ん…っ、!」
kn「お前寝すぎやで」
ci「…すみません、」
ciは、顔を洗ってくると、洗面所に行った。
皆は呆れてきた。
tnがこんなにも具合悪いのに、
あんなに興味を持たない後輩が居てもいいのだろうか。
rb「あいつ、マジでダメやな」
zm「いつものut先生よりもやばいわ (( 笑」
あれから、30分。
tnは目を覚まして、皆と話をしている。
だいぶ、体調も良くなったようだ。
だが、おかしいのがciだ。
洗面所から帰ってこない。
もしくは、部屋に戻ったか。
shp「…ci探してきます」
ut「おう、もし寝てたらシバいたって!」
shp「まさか (( 笑」
洗面所に向かうと、人影があった。
shp「ciー?」
shp「ci、?」
ci「shp……、」
そこには、うずくまって、顔を真っ青にした
ciがいた。
shp「どうした…、何があった、?」
ci「…さむい、さむいよ……、」
ciはゆっくりと俺の腕にしがみついた。
ciはとんでもなく暑かった。
shp「あっつ…お前熱あるやろ!?」
ci「tn…は、?」
shp「ええから、ほらこれ着ぃ!」
羽織っていたジャージをciに着させて、
そのままciを背負った。
背中からはとても暑い体温と、息苦しそうな呼吸音が聞こえてくる。
shp「よし…寝てもええぞ」
ci「……、shp、」
そのまま、ciが揺れないように、ゆっくりと
歩きながら、皆の元へと向かった。
shp「…ベッドって、空きありますか?」
sn「あるよー…って、ciくん、!?」
ut「お前顔真っ青やぞ!?」
kn「ど、どどどうした!」
shp「黙ってください」
静かに、ciを下ろす。
ciはすぐさま布団を被った。
ci「はーっ…はーっ…」
tn「どうした…お前熱あるんちゃう?」
em「tnさんは寝ましょう!」
sn「おでこ触るよ……」
shp「暑いですよね、」
sn「うん…やばいね」
shp「ci、手ぇ貸してみ」
ci「…?」
ciの手を握る。
とても暑いのに、震えている。
ci「shp…、あんしん、する、」
shp「そうか、よかった」
ut「…大丈夫か?おかゆとか…」
shp「多分この感じ食欲ないっすよ」
「洗面所で、何回か吐いてそうです」
ut「そうか…、ごめんなci」
ut先生は、申し訳なさそうにciを撫でた。
ciは、もう寝ていた。
先程、握っていた手も、もう力なく
ベッドの上に落ちている。
shp「早く気づけばよかった…」
rb「…まあ、気にすんな、」
「俺が言うことじゃないけど、」
そして、各自仕事に戻った。
夜になったので、俺は仕事も終わり、
見舞いに来た。
shp「どうっすか」
sn「tnは、元気そうやけど…、ciくんがね、」
tnは、落ち着いた様子で本を読んでいた。
こちらに気づくと、笑顔で挨拶してくれた。
tn「朝はすまんかったな」
shp「いえ…とんでもない、」
ci「……、」
ciは、ずっと俺のジャージを羽織って、
布団を頭まで被って寝ている。
まだ、治って無さそうだ。
shp「ci、大丈夫か、」
ciの手を握って尋ねる。
ciはゆっくりとこちらを向いた。
ci「ぁ…shp、、」
ciはすかさず俺の手を握り返した。
体温は暑いままだ。
shp「大丈夫や…、大丈夫、」
ci「shp…はなれんといて、」
shp「勿論や、ここにおる」
ciは布団でよく見えないが、泣いているようだ。
頭を撫でて、落ち着かせた。
kn「tnー!ciー!!見舞いやでー!」
「って…shpくん!おったんか!」
shp「うるさ…」
knが来て、隣に座った。
kn「大丈夫か!ci!」
ci「ん……ん…、」
頷いて反応した。
knは、満足そうに頭を撫でて、tnの方へと
向かった。
ci「……shpが、いちばん、あんしんする、」
握っている手を見ながら、笑いかけてくれた。
少しづつだが、体調は良くなっているようだ。
shp「そうか、じゃあずっとこーするわ、」
俺は手を握ったまま、ciのベッドに寝転がった。
ci「へへっ…」
snが一瞬、俺を止めようとしたが、
ciが嬉しそうに笑っていたため、許してくれた。
shp「俺を抱き枕とかでも思っとけ」
ci「んふふ…あったかい、」
俺はciにくっつかれて、正直有り得ないくらいに暑かった。
でも、ciはちょうど良いのか、すやすやと
寝始めたので我慢することにしよう。
俺の腕の中で、寝息を立てて寝るciは
子猫のように見えた。
いつもは当然可愛くもないけど、今日は
少し可愛い。
いつもこのくらいがいいのに。
そんなことを考えていたら、いつの間にか
俺も寝てしまっていた。
shp「ん……あつ、」
布団から這い出て、外に出る。
背伸びをして周りを見渡すと、先輩らが
俺らを囲むように見ていた。
shp「…うん?」
ut「起こすつもりはなかってん…!」
kn「ちょっと癒しみたいな…?」
俺とciが寝ているところを見ていたらしい。
気持ちの悪いクソ先輩だ。
shp「ci、起きれるか」
優しめに揺さぶる。
目をこすって身体を起こした。
ci「うん………、、」
sn「おはよう、調子は?」
ci「んー…」
ベッドにこてんと倒れた。
まだ眠たそうだ。
だが、体調は良くなっている。
zm「可愛ええやつやな (( 笑」
tn「小動物感が (( 笑」
ci「んん……」
ciは、何かを探すかのように手を動かした。
その手は、emさんにたどり着いた。
em「どうしました??」
emさんは嬉しそうにciの手を取った。
ci「ん……?ちがう…、」
ciはemさんの顔を見て、手を払った。
そして、もう一度周りを見渡し、
俺を見つけると、笑顔で手を伸ばした。
ci「shpぃ〜っ…!」
shp「なんや?emさんは嫌なん?」
ci「shpがい〜…!」
近寄ると、俺の腰に手を回して抱きついてきた。
まるで子供だ。
いや、こいつは子供だ。
em「ずるいです…何がダメだったんですか」
zm「全てやろ」
sho「いいすぎちゃうか (( 笑」
ut「やっぱ、shpくんなんよな…」
kn「んなぁ…」
もし、こいつが猫ならば、
俺が飼いたい。
絶対に駄々を捏ねて、頼むくらいに。
起承転結を成り立たせましょう私。
コメント
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体調不良最高でふ
最初の体調不良の文字でもうダメだった、しかも内容まで尊いし可愛いしもう最高
尊すぎて声が出なくてその分一生いいねしてました…😭💓毎回作品が最高すぎる😭🙌すきぃぃいぃい!!!!!!!!